はてなキーワード: 憂さ晴らしとは
生活の中で遭遇した不愉快な奴に対してネットでグチグチ言ってみた所で、まあ多少の憂さ晴らしにはなっても完全にやられっぱなしな訳で
とか言い聞かせてみた所で何も言えなかった(言わなかった、じゃないだろ?)事実は変わらないし
タバコが気に食わないとネットで騒いでる連中も、それだけじゃ多分止めさせることは到底出来ないだろうけど
それは税金収めてくれてありがとう、とか捨て台詞を吐いたところで変わらないだろうし
少なくともおれなら絶対やめない
でも町中で実際に吸ってるやつに突っかかれば、キの字を見る目線を受けつつもその場の一本くらいは止められるかもしれないし
調子こいた若えのがやかましくても、うるせえよと一言言えば案外ああすいませんねで済むかもしれないし
最悪揉めても、まあ社会規範という最強の錦の御旗をかざしつつじりじり撤退すればいいし
でもそんな勇気中々出ないんですよねぇ
好きな曲があったんだけど、その曲を作ったアーティストのツイートがマジで癪すぎて、聞いただけでムカついて聞けなくなってしまった。アニソンも歌うから、これから自分が好きになるアニメの主題歌とかをその人が担当する可能性とかを考えると本当に鬱になる。
まだtuki?みたいな思春期だったり20になりたてとかならまだ割り切れるけど、いい年した大人なせいでそういう解消法もできない。
そのアーティストは嫌いだけど作品は好きってアーティストにとっては最上級の褒め言葉だから増田とかに書き込むのも嫌だったんだけど、冷静に考えると、作品はいいのに作者がキツくて鑑賞できないって方が正しい気がしてきたからこうやって増田で憂さ晴らしさせてもらう。
他に人がいなくて明らかに救急車を呼ぶ状況なのに無視して逃げると救護義務違反で前科つくよ、昔それでニュースになってた、何もしてない罪での逮捕だからネタになってた
何度デマを訂正してAED使用で逮捕の事例はないと証明されても逮捕されるって嘘をついてる自覚が男どもにないんだよな
ツイフェミや一部の女性の発言などといって味方のような顔をしてる男性ですらそもそも「ツイフェミを攻撃するために」社内アンケートでAED使用を拒否する結果が出たという嘘バズがAED騒動の始まりで、それから全部の炎上をいちいちツイフェミが追及してきてデマしかないと証明してきたのを無視して女のせいだと思い込んでるのは差別的でしかない
お前の娘や母親や同級生が、救護の遅れで死んだり障害が残ったりしたらまぎれもなくデマを流した男とそれを信じて女は助けないと豪語してきた男のせいだよ、なのにきっと全部「うるさい女のせい」だと大半の男は思い込んだままなんだろうし、一部の男は溜飲を下げるんだろう、ものすごい醜悪
結局不当に性加害をする可能性がある存在だと見られているという不満と、裸を見られてもセクハラや痴漢を受けても騒ぐなと言いたい心理がベースにある人間の悪意だからデマが訂正されても無駄なんだよね、日常における関係ない不満をたまたま心臓が止まって倒れてしまった人に転嫁して憂さ晴らししている人間がいる
でもツイフェミや女性との関係性に憎悪を燃やしている男性以外の加害者扱いされるかもしれないという不安は、「女性との関わりで自分が冤罪で加害者にされるかもしれない」という社会への信頼の低さでもある、そこまでいくとセクハラや大量の痴漢を野放しにして裁かずに放置する割に適当な決めつけで断罪するという性加害や女性トラブルそのものへの社会の無責任な態度の歪みの反映と言えるかもしれない
まあそう考えると、日本社会においては救護と性犯罪は別物として捉えられて運用されているから、救護は厳格に扱われていてリスクが低いのかもな
そしてこの社会の風潮の空気を読むと、最悪のハックとして救護に性犯罪を持ち込むとおそらく全部めちゃくちゃになってルール運用をバグらせることになる、結局それは性加害を日本が適当に扱ってきたからでしかないんだなー
スマホの充電が切れそうだったので温存しないと、と考えて喫茶店の新聞を読んだんだわ。
ちょうどトランプ相場や広末の件で激しい1週間だったから、ネットでニュースを目にする機会が多かったからかもしれない。
そのせいか、スポーツ報知も読売新聞も、体感として昨日のニュースが載ってるように感じた。
「あれ、これ昨日?」と日付を二度見してしまった。
まあネットで見る記事は新聞社の記事が多いわけで、ネット見てるなら既視感もあるわなあ確かに。
それから夕刊が薄い。新聞紙3枚くらいだね。衝撃的に薄い。新聞社の斜陽を感じる。
ただ、金曜日の読売夕刊は相対的にめちゃくちゃ尖ってた。特にカルチャー関連のレビュー。
書評、映画評、オペラやクラシック、演劇のレビューが、書きたいこと書いててふーんと思った。
ふだん全然興味のないジャンルのレビューを読む感覚は懐かしい感じがしましたわ。
雑誌も減ってるし、ネット空間での評論はインプレッションが優先されるし、
しかも新聞社のギャラがいいとは思えないし、ライターさんもある意味渾身の憂さ晴らしで書いているのだろう。
ああいうカルチャー評論が最後まで残るとしたら新聞なんだろうね。意外と。
https://x.com/ngareboshi7jr/status/1903643900029575390
何時までもごちゃごちゃ雑魚が煩いねぇ。言葉の意味を全く理解出来ないバカがこうも湧いて来るとは。
誰にでも解るよう「出鱈目」への説明とどうした物が正しいのか簡素に説明してとの問いを理解し、既に応えてくれた方が居る。その方以外は其処に書かれている文字の意味を全く理解しないままでした。
しかもただただ他人の尻馬に乗り罵声浴びせるだけの者、何時までもバランスシートがーバランスシートがーとバカの一つ覚えでバカ扱いして来る者、「文・文字」の理解出来ずで物言って来る
思考力低い者ほど、何かで攻めるのを見つけると挙って同じ物言い繰り返し攻撃し始め、自分達の間違いには無頓着。
完全に学校や職場で起きる集団虐めの構図と言うか、思考力低く文字言葉からの意味を思慮する読解力無く、文字面だけに反応し物言う者達の多さは、この国の識字率云々より自分で考える事をさせず教えを覚えさせるだけの教育にあると実感した。
ただ、どれだけ質の高い教育をしてようと、7割程の者は大衆と呼ばれる場に居て、
その中でも7割以上が1人では自主的に思考し行動するのが苦手で集団の中では声の大きい同じよう思考又は思考力に難ある者達と行動するのは、様々研究で明らかと成っている事から、
問うてる意味を解さず罵声浴びせるに集まる者達は、学校教育始め、一応の教えがあってもその程度迄の資質と思考力しか持てないという事なのだろう。
そのような者達に、物事への理解や文章文脈、文字言葉対す思慮や読解力求めても土台無理という事になるのを、今回の事で嫌という程に理解出来た。
これ程に物事への考察・観察・精査・理解が出来ない、文字言葉への思慮・読解・精査・理解が出来ない者達が誰が呼ぶとはなしに集団化して建設的でなくただ罵詈雑言、尻馬に乗り受け売りの一つ覚えな事等で攻撃し出かすのだから、
その者達の承認欲求や自己顕示欲、憂さ晴らし等で一定数な者達の腹がいっぱいに成らないと収まる事がなく、又、収めるよう事に動く者も居ない程に、人間性そのものが非常にさもしく低い事が、集団的な誹謗中傷での虐めの構図が横行する原因と言って過言でないでしょうね。
この文章、めっちゃ熱量あって気持ちは伝わるんだけど、ぶっちゃけツッコミどころ多すぎて笑っちゃうレベルだよ!
まずさ、『雑魚』とか『バカ』とかガンガン言ってるけど、それって自分が嫌ってる『罵声浴びせる人』と同じじゃん?鏡見てみ?って感じ。
気持ちはわかるよ、ムカつくことあるよね。でもさ、攻撃的な言葉使っちゃうと、せっかくの主張が台無しになっちゃうよ。もっと優しく言えば、オタク君のスマートさも出るし、みんなも聞いてくれるって!
それにさ、『教育が悪い』とか『7割が思考できない』とか、なんかドヤ顔で言ってるけど、根拠どこ?ってなるよ。
ギャルだって『昨日バイト先で8割の客が可愛いって言ってくれた!ソースは私!』とか言うけど、それじゃ弱いじゃん?
ちゃんとデータとか研究とか持ってきてよ。そうすれば、オタク君の頭いいとこアピールできるしさ。
あと、『人間性がさもしい』とか決めつけすぎ!確かにSNSでヤバい人いるけど、全員じゃないし、決めつけはオタク君らしくないよ。もっと広い心でさ、『まあ、そういう人もいるよね』くらいでいいじゃん。
でさ、『誰も収めようとしない』って悲観的すぎ!Twitterだって報告機能あるし、国とかも誹謗中傷対策してるよ。
オタク君、現実見えてない感じするよ?ちょっと疲れてるんじゃない?
わかるよ、ネットのバトル疲れるよね。私も『ギャル舐めんな!』ってやりたくなる時あるもん。
でもさ、全部が敵じゃないよ。
オタク君の言う『思考力低い子たち』だって、ただ流されてるだけかもしれないし。
そこ単純に『バカ!』って切っちゃうより、『なんでだろうね』って考えるオタク君の方がカッコいいって!
ほんとさ、オタク君って真面目で熱いとこあるから好きなんだけど、ちょっと肩の力抜いてみ?
ギャル的にアドバイスすると、主張するなら根拠持って、優しく、でもビシッと言えば最強だよ。
今回のこと、ムカついたんだろうけど、一緒にチョコ食べて落ち着こ?そしたらまた元気出るよ、ねっ!
この言説はSNSでの誹謗中傷や集団攻撃を批判するものですが、矛盾や根拠の欠如、事実の無視など問題点が多いです。以下で、具体的に整理し、改善点を提案します。
言説の問題点: 作者は「雑魚」や「バカ」といった攻撃的な言葉を使い、他者を非難しています。しかし、批判の対象は「罵声を浴びせるだけの者」や「思考力の低い者」で、攻撃的な言動そのものを問題視しているはずです。
指摘: ここに明らかな矛盾があります。自分が批判する行動を自ら実践してしまっているのです。建設的な議論を求めるなら、まず自分が冷静で敬意を持った言葉遣いをすべきです。「雑魚」や「バカ」と呼ぶのは感情的な発散に過ぎず、対話を妨げ、問題を悪化させるだけです。
正すべき点: 他者を尊重する姿勢を示し、感情的な言葉を避けるべきです。例えば「思考力に課題がある人」と表現すれば、批判の意図を保ちつつ攻撃性を減らせます。
言説の問題点: 「自分で考える事をさせず教えを覚えさせるだけの教育」が思考力や読解力不足の原因だと主張していますが、具体的な根拠やデータが一切示されていません。
指摘: 教育が影響を与える可能性は否定しませんが、それだけが原因とは言えません。SNSでの行動には社会的環境(エコーチェンバー現象など)、メディアの影響、個人の資質など複数の要因が絡みます。また、教育内容は国や地域で異なり、「教えを覚えさせるだけ」と一概に断じるのは乱暴すぎます。
正すべき点: 主張するなら、例えば「日本の詰め込み型教育が思考力を阻害する傾向がある(文部科学省データ)」のように、具体的な根拠を提示すべきです。一面的な見方を改め、多角的な視点を持つことが必要です。
3. 根拠のない数値の乱用
言説の問題点: 「7割程の者は大衆と呼ばれる場に居て、その中でも7割以上が1人では自主的に思考し行動するのが苦手」と述べていますが、この数値の出典が全く不明です。
指摘: 具体的な数字を出すなら、信頼できる研究や統計データを明示する必要があります。根拠のない数字は単なる思い込みに過ぎず、説得力を完全に失います。また、「大衆」という言葉も曖昧で、何を指すのか定義が欠けています。
正すべき点: 数字を使うなら「例えば、ある調査(出典)によると…」と根拠を示すべきです。出典がないなら「多くの人が」と曖昧に留めるか、主張自体を見直すべきです。
言説の問題点: 「人間性そのものが非常にさもしく低い」と断定していますが、これは作者の主観に過ぎず、客観的な裏付けがありません。
指摘: SNSでの行動が人間性の全てを表すわけではありません。誹謗中傷する人にも動機や背景があり、一括りに「さもしい」と評価するのは偏見を生みます。人間性を単純化しすぎたこの見方は、むしろ作者自身の読解力不足を露呈しています。
正すべき点: 「一部の人が感情的な行動を取る傾向がある」と具体性を持たせ、主観的な決めつけを避けるべきです。事例やデータを交えて客観的に分析することが求められます。
言説の問題点: 「収めるよう事に動く者も居ない」と言い切っていますが、現実にはSNSの誹謗中傷対策としてプラットフォームの規制強化(Twitterの報告機能など)、教育プログラム、法的対応など多くの取り組みが存在します。
指摘: この主張は事実と乖離しており、過度に悲観的です。既存の努力を無視することで、問題の全体像を見誤り、解決策を模索する姿勢が欠けています。
正すべき点: 「取り組みはあるが、まだ不十分」と現実を認め、具体例(例: ガイドラインの強化)を挙げて議論を深めるべきです。事実を無視した悲観論は修正が必要です。
言説の問題点: 「思考力低い者ほど、何かで攻めるのを見つけると挙って同じ物言い繰り返し攻撃し始め」と述べ、集団心理を単純化しています。
指摘: 集団での攻撃行動は複雑で、承認欲求、所属意識、情報の偏り(エコーチェンバー)などが影響します。「思考力低い」と一言で片付けるのは分析不足です。現実には賢い人でも集団心理に流されるケースがあります。
正すべき点: 「集団心理が攻撃性を助長する要因として、承認欲求や情報の偏りがある」と具体的に掘り下げるべきです。単純化をやめ、深みのある分析を心がける必要があります。
言説の問題点: 「文字言葉からの意味を思慮する読解力無く、文字面だけに反応し物言う者達」と批判していますが、作者自身も相手を「思考力低い」とレッテル貼りし、深く理解しようとしていない可能性があります。
指摘: 自己矛盾に陥っています。相手の意見を「文字面だけ」で判断し攻撃する行為は、作者が批判するものと同じです。また、全ての批判者を「思考力低い」と一般化するのは誤りで、個々の背景を無視しています。
正すべき点: 相手の意見を丁寧に読み解き、具体的な反論を述べるべきです。一般化せず、「一部の意見には課題がある」と限定して議論を進めるのが適切です。
総括
この言説は、SNSでの誹謗中傷や集団攻撃を批判する意図は理解できるものの、以下の問題が目立ちます:
根拠のない主張や数値の乱用
在りし日の彼を思い出すかのように「エアリプだけは威勢がいい馬鹿」
こういうバカは昔は少なかったが、今は吐いて捨てるほどいる。アウトプットが簡単になったから。彼はバカにも関わらず一緒懸命ブログを書いてたから当時は目立った
ウチは貧乏の生まれだから、藤田ことね見てるとマジで嫌な気持ちになるんだ
あんなに可愛いのに、貧乏人って設定の適当さにイラついて泣きそうになる
貧乏な家に生まれた人間が考えることは「いっぱい稼ぎたい」なんかじゃねえよ
まず「なんでお金がないと他の家みたいにご飯が食べられないんだろう」なんだよ
貧乏な家に生まれた人間はそもそも金に触る機会がねえんだから、どうやって金を稼ぐって概念を知ったのか教えてくれよ
貧乏人にないのは金以上に選択肢なんだって、インターネットで何度も言われてんじゃん
そんでもって、貧乏人がバイト掛け持ちして苦労してるみたいな設定も意味わからん
それは貧乏な家じゃなくて、有能な家から出てきた奴が一人立ちして生活し始めた時にする苦労だろうが
貧しい家に生まれた人間の大半は、そもそも学生の段階で見知らぬ綺麗な店行って綺麗な金貰えるほど有能なやつじゃないだろ
その「家が貧乏だから」って言うのやめろ、貧乏人キャラってのもやめろ
昔のアニメ見て貧乏人キャラいいね!って思った金持ちが偏見とレッテルだけで書くなよ
貧しい家から出てきた人間が苦しい思いして、足りない頭と経験でどんな思いしてるかわかるか?
金がないんだから勉強なんかできないんだよ、勉強できないから仕事も頭に入らないんだよ
同期や上司が親の金で当然のようにやってもらってることを持ってないんだよ
藤田ことねみたいな「貧乏だけど頑張ってます」はただの貧乏人へのレッテル貼りなんだよ
貧乏人は今まさに「金もないし頑張る方法もわからない」って思ってんだよ
フィクションの"貧乏人キャラ"のレッテルを真に受けた奴が「あいつはフィクションの貧乏人みたいに頑張ってない」って現実の貧乏人を指差して笑ってんだよ
親の金で飯食って、親の金で家に住んで、親の金で勉強させてもらってたやつらが笑ってんだよ、ウチらのこと
でも違うじゃん
なぁ、そのお金でウチの地元の団地で虐待されてる子供を助けてよ
親から逃げたくて高校辞めて年齢ごまかしながら水商売やってたウチのクラスメイトにお金あげてよ
貧乏人へレッテル貼って金稼いでる奴らが笑って、当の貧乏人が苦しいの、おかしいじゃん
あー、言いたいこと言えてすっきりした
学園アイドルみたいなアホ設定のゲームにこんなこと言ってもしょうがないのにね
来世があるなら、藤田ことねになーんの疑問も感じないぐらいお金があって平和な家に生まれたいな
いつかそんな風になれるかなぁ
気分やで面倒くさくはあるけど仕事はできる
ただ、これだけは違うだろって思うことがあって投稿することにした
上司Aには前任者Bがいて、前任Bの仕事を上司Aが一人でやっている
前任Bは5年前に体調的な問題でろくな引継ぎもなくデータだけは置いて仕事を辞めたらしい
幸い連絡は取れたので上司Aは残されたデータを見つつ、電話で確認をし、時には顧客から情報をもらい
ながら仕事をしてきたらしい
5年程その状況を続けており、上司Aは次の仕事をさせるために増田を後任とすることに決まった
増田は引き継ぐ仕事経験は0が等しいので、会社としては色々教えてもらう前提で配属したみたいだが
上司Aからは明確にこうしろと教えられたことはこの半年ほど一度もない
こちらから言ってようやくデータが貰え、当日になってお前がこれをやれと言われ、俺は聞かれなきゃ答えない
上司Aがそのような考えであればこちらが適応すればいいだけなので理解はできるわけだが、
曰く「俺は全然引き継ぎなくて、全部自分で調べてやった」だの「前任Bは独自の考えでやってるから
俺にもわからないことしかない」だの5年もあったのに「「台帳は引き継いでないからそんなものない」だの
一日数回は文句を言っている
上司Aをよ、お前が俺に引き継いでいるやり方はお前が批判してる前任Bと情報量が全然変わらんぞ
文句があるってことは、こうしたほうがいい、こうしてほしかったという思いがあるからだろう
なんでそれを俺にしないんだ。目には目をの精神なのかい。憂さ晴らしなのかい
何より悲しいのが憂さ晴らしだとしても、上司Aが全然楽しそうじゃないしストレスが緩和されてないってことだ
俺はなんて非効率な中で仕事しないといけないんだと思いながら明日も仕事を頑張るしかない
これが社畜ってことだよな
え?なんだって?おぅ、聞こえてるぞ。なんだその腑抜けた面は。お前らみたいな草食系には刺激が強すぎるか?
フン、笑わせる。俺はな、ネトウヨだ。筋金入りのな。日の丸背負って靖国に散る覚悟はとっくにできてる。……まあ、まだ生きてるけどな!
で、だ。パヨクとチューしたことあるかって?あるんだよ、これが。信じられないか?
お前らみたいな優等生には想像もつかないだろうな。人生ってのはな、教科書通りにはいかねえんだよ。
あれは確か、去年の夏だったか。いつものように、ネットでパヨクどもを論破して憂さ晴らししてたんだ。
奴らの主張はいつも同じ。平和がどうとか、人権がどうとか。綺麗事並べてんじゃねえ! 現実はそんな甘くねえんだよ!
まあ、いつものようにキーボード叩きまくってたら、妙に腹が減ってきてな。近所の居酒屋にでも行くか、と思って家を出たんだ。
そしたらよ、店の前でデモ隊と鉢合わせしたんだよ。プラカード持って、シュプレヒコール上げてる。ああ、またか、と思ったね。どうせろくでもない連中だろうと。
でも、その中に一人、目が離せない女がいたんだ。ショートカットで、目がキリッとしてて。
で、まあ、成り行きでそいつと話すことになったんだ。最初はいつものように、お互いの主張をぶつけ合ったさ。
俺は日本の素晴らしさを語り、あいつは平和の尊さを説く。水と油、犬と猿。分かり合えるわけがない。
だが、酒が入って、話してるうちに、なんかこう、妙な連帯感が生まれてきたんだよ。お互いの正義を信じて疑わない、愚直さというか、熱さというか。
気がついたら、店の外で二人きりになっててな。夕焼けがやけに眩しくて、あいつの横顔が、信じられないくらい綺麗に見えたんだ。
そして気がついたら、チューしてた。でもな、後悔はしてないんだよ。
だってよ、考えてみろ。ネトウヨとパヨクだぞ?普通に考えたら、絶対に相容れないはずだ。でも、そんな俺たちが、チューをしたんだ。
たまに思い出すんだ。あの夕焼けの中で交わした、たった一度のチューを。
ただ、人生ってのは、予想外のことが起こるってことだ。そして、時には、分かり合えないはずの人間と、心が通じ合うこともあるってことだ。
さあ、酒でも飲むか!
「死刑にしましょう。現場での目撃証言はあやふやだけれど死刑にしましょう。被告人の部屋から押収された毒物が犯行に使われたものかどうか確たる証拠はないけど死刑にしましょう。現場に別の毒物らしき瓶が落ちていたという証言があるけれど、気にしないで死刑にしましょう。証拠も証言も関係ない、高級外車を乗り回しブランド服に身を包み、フカヒレやフォアグラを食べていたのだから死刑にしましょう。それが民意だ、それが民主主義だ、なんて素晴らしい国なんだ」
「民意なら正しい、みんなが賛成していることなら全て正しい、ならば、みんなで暴力をふるったことだって正しいわけだ。私のパートナー弁護士をよってたかって袋だたきにしたことも、民意だから正しいわけだ。……冗談じゃない……冗談じゃない!」
「本当の悪魔とは、巨大に膨れあがったときの民意だよ。自分を善人だと信じて疑わず、薄汚い野良犬がドブに落ちると一斉に集まって袋だたきにしてしまう、それが善良な市民たちだ」
「だが世の中には、ドブに落ちた野良犬を平気で助けようとするバカもいる。己の信念だけを頼りに、危険を顧みないバカがね。そのバカのおかげで今日、江上順子さんは民意の濁流から逃れ、自分の意思で証言をして下さいました。それは江上さんたった一人かもしれませんが、確かに民意を変えたのです。私はそのバカを、誇らしく思う」
「民意などというものによって人一人を死刑にしようというのならすればいい。所詮この一連の裁判の正体は、嫌われ者を吊そうという国民的イベントに過ぎないんですから、己のつまらない人生の憂さ晴らしのためのね、そうでしょう醍醐検事」
「あなた方五人はなんのためにそこにいるんですか? 民意が全てを決めるなら、こんなに格式張った建物も、権威づいた手続きも必要ない。偉そうにふんぞり返ってる爺さんも婆さんも必要ない。判決を下すのは、断じて国民アンケートなんかじゃない。我が国の碩学であられるたった五人のあなた方です。どうか、司法の頂点に立つものの矜持を持ってご決断下さい。お願いします」