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はてなキーワード: 優生とは

2025-04-10

療育手帳を成人後に取得する困難

証明できない過去

山田優生(仮名)は、20代精神科の診察室に座っていた。これまで自分他人と同じように生きていないこと、周囲とどこか違うと感じ続けてきたことは、もう誰にも説明できないほどの負担となっていた。やっとの思いで精神科を訪れ、知能検査を受け、軽度知的障害の診断を受けた瞬間、優生は一瞬の静けさを感じた。診断結果を受け入れるまでに少しの時間必要だったが、次第に納得が湧いてきた。「なるほど、私はずっとこうだったんだ」と、自分の中で何かがつながったような感覚に包まれた。その瞬間、ふとした希望も感じた。「これで療育手帳が取れたら、障害者雇用やいろんな福祉支援サービスが受けられるかもしれない」と、わずかながらの期待が胸に湧き上がった。自分が今まで経験してきた苦しみや不安が、少しでも軽くなるかもしれない、そんな思いが彼を包んだ。

しかし、その期待はすぐに打ち砕かれることになる。

優生療育手帳申請を行い、知的障害者更生所で再度知能検査を受けた。その結果、精神科での診断と同様に軽度知的障害とされる数値が出た。しかし、それでも結果は「非該当」となった。理由は「18歳以下で知的障害状態だったことを証明する資料が不足している」というものだった。優生はその理由愕然とし、困惑した。過去自分証明する手段ほとんどなく、結果的にそれが障害者としての支援を受けるための唯一の鍵だと思っていたのに、最初申請却下されてしまった。

それでも優生は諦めきれず、資料集めに月日を費やした。

過去の知能検査結果について、病院に行ったことはないため学校に問い合わせると知能検査は行われていたが5年で廃棄処分していると言われ、入手することはできなかった。他には、テストの結果や成績表、担任証言書を集め、再度申請することを決意した。これでなんとかなる、そう信じていた。

申請受理され、知的障害者更生所で再度話し合いが開かれた。支援者も同行し、優生自分過去証明するために、何度も何度も訴えた。

「私は、子供の頃に診断を受けなかっただけで、今でも支援必要だと感じているんです。過去の成績や担任証言で、私がどれほど苦しんでいたか分かってほしいんです」

優生は何度も言葉にしようとしたが、結局うまく伝えることができなかった。コミュニケーションが苦手で、他人自分気持ちをどう伝えるべきかが分からない。彼が言葉を選び、伝えようとするその過程は、いつも思うようにいかない。判定職員には、彼の苦しみがどれだけ深いものであるか、どれだけ長い間その苦しみに耐えてきたのかは、うまく伝わらなかった。それが悔しく、情けなくて、彼は言葉を詰まらせてしまう。そして、周囲が優生気持ち理解できない現実が、ますます心に深く刺さる。

支援者は、優生がこれまでどれだけ真剣証拠を集め、過去の困難に立ち向かってきたのかを理解し、判定職員にそれを伝えようと尽力した。しかし、何度も話し合いをしても、その答えは変わらなかった。

証明が足りません」「18歳以下の証明がありません」「過去の成績や担任証言だけでは、認定することはできません」

その言葉が、再び優生の心を冷たく締め付けた。必死に集めた証拠証言が、すべて無駄に終わった。再申請しても、結果は同じだった。優生はその現実愕然とし、次第に、自分がどれだけ過去証明しようとしても、全てが無駄なことだと感じ始めた。証拠が足りないという一言で、過去のすべてが無視され、再び壁にぶつかっているような気がした。

優生は、この世界において自分の声が何も届かないと感じていた。過去証明する手段が限られていて、いくら努力しても結果に繋がらない現実、どんなに訴えても理解されないという事実に直面し、深い絶望に陥った。自分気持ち他人にうまく伝えることができない。これまでの人生でずっとそうだった。学校でも、職場でも、自分の思いをうまく言葉にできず、苦しんできた。支援者にさえ、心の奥底にある本当の苦しみや切実な願いを伝えることができなかった。たとえうまく伝わったとしても、その後何も変わらなければ意味がない。優生の中で、無力感が膨れ上がっていった。

「どうして、こんなにも分かってもらえないんだろう…」

過去証明する手段が限られていて、結局それが自分を助けるための唯一の鍵だと思っていたのに、それすらも認めてもらえない現実に、優生は深く絶望していた。自分子供の頃、助けを求めても、誰も相手にしてくれなかった。その時の自分の苦しみが、今もなお無視され続けることに、耐えられなくなった。

話し合いが終わり、再び優生支援者は帰路についた。途中、優生は無言で歩いていた。支援者が少し間を置いて、静かに口を開いた。

優生さん、もうこれ以上頑張っても、無駄だってこと、分かってるでしょ?」

優生うつむきながら歩き続けた。支援者は少し間を置いて、さらに言った。

いくら証拠集めて頑張ったって、あっち側の決まりがあるんだから、どうにもならないんだよ。この現実を受け入れるしかない。あなたがどうしたって、この社会理不尽だらけでできている。このことを受け入れなきゃ、あなたはこれから働くことも、生きていくこともできない。」

優生はその言葉を耳にしながら、心の中で反発していた。どうしても受け入れたくなかった。けれど、支援者の言葉が、どこか冷たく現実を突きつけてくるのを感じていた。

納得するしかない。唯一の味方だと信じるしかなかった支援から何度も繰り返される説得に、次第に身体が重くなっていくのを感じる。

「受け入れるしかない…」

その言葉が、優生の頭の中で何度も響く。これまでの人生を振り返ると、どれだけ努力してきても、結局は何も変わらなかった。学校職場も、適応できなかった。自分が他の人と同じように生活することなんて、どうしてもできなかった。

療育手帳があれば…」

福祉支援を受けられれば、少しでも楽になれると思っていた。けれど、その希望も絶たれた。自分がどれだけ証拠を集め、努力しても、結局は非該当のままだ。どうしてこんなに頑張ったのに、何も変わらないのだろう。

歩きながら、優生は心の中で叫んでいた。自分の声がどこかに届いてほしい。誰かに理解してほしい。でも、どんなに叫んでも、届くはずもないということを、もう彼は知っていた。

やがて自分の家が見えてくる。家に帰るたびに感じる、親の無理解が、彼の心に重くのしかかる。

実家に着くと、家の中からは両親の話し声が聞こえてくる。けれど、その声は優生にはまるで届かないようだった。

優生が部屋に入った瞬間、静寂が広がる。その瞬間の空気の重さ。

障害があることを認めたくないような父親の態度、母親の冷たい視線。それらがいつも優生の心に突き刺さる。

優生自分の部屋に戻ると、ドアを静かに閉めた。

自分が何を言っても、何をしても、親は理解してくれない。障害のことを話すたびに、顔色を変えて避けるような態度をとる。どんなに傷ついても、親にはその気持ちを伝えることすらできなかった。自分の苦しみを、どこにもぶつけられない。

昔の担任教師は、当時の私の様子から親に特別支援を勧めたと言っていた。しかし、優生はそのことを親からいたことはなかった。長年隠されて、なかったことにされていたのだ。知的障害者更生所の職員は「特別支援を勧められた程度では療育手帳を取得できる根拠にはならない」と話していた。嘱託医は「子供の頃に検査してるか、養護学校に行ってないとダメだよ」と主張する。

「どうして…」

優生は床に座り込み、ただぼんやり天井を見つめていた。支援者が言っていた「受け入れるしかない」という言葉が、どんどん優生を圧しつける。受け入れることなんてできるはずがない。受け入れて生きることなんて、考えられない。

「このまま、ずっとこんな人生が続くんだろうか。」

心の中でその問いが繰り返される。周囲と適応できず、苦しみながら生きてきた自分を、誰も理解してくれなかった。過去は変わらない。障害があることも変わらない。療育手帳を取って、少しでも支援を受けることで、この人生が変わることを期待したけれど、その望みすら叶わない。もしこれがすべてだとしたら、今後の自分には一体何が待っているのだろう。

優生はその道のりを自分人生のものとして感じていた。どれだけ頑張っても報われることはない。過去の出せる資料は限られているし、結局は認められないという現実。彼はもう諦めていた。

そして、優生はその夜、自分の中でひとつ決断を下した。絶えることのない無力感療育手帳を手に入れることができなかった希望に対する苦しみが、彼を追い詰めていった。

その後、優生は静かに命を絶った。

誰にも告げず、何も言わず、ただひっそりと。彼女人生は、その静かな死によって終わりを迎えた。

2025-04-01

優生的に優れた人間優遇する事によってその何倍もの人間のやる気を削いで非協力的にさせるのはっきり言って生産的じゃないと思うんだよな

2025-03-31

優生的に優れた人間優遇する事によってその何倍もの人間のやる気を削いで非協力的にさせるのはっきり言って生産的じゃないと思うんだよな

2025-03-30

優生的に優れた人間優遇する事によってその何倍もの人間のやる気を削いで非協力的にさせるのはっきり言って生産的じゃないと思うんだよな

2025-02-24

anond:20250223235917

驚くほど的外れな、ご指摘ありがとうございます

これが、例のお気持ち表明というやつでしょうか?

文盲の方にも真意が伝わるように、一応反論しておきます一般の方々はお気になさらずに。

>女に加害するのはいつもお前みたいな男やで

さて、私の様な人間がどのような人間であって、どのように女性を加害するのでしょうか?

「お前みたいな」が何を指すのかが分かりませんが、もう少し具体的に定義をなされてから言及した方がよいかと思います

人間家畜扱いして憚らないクズ犯罪を起こし、性被害矮小化して、社会劣化させる

私が述べているのは、人間家畜扱いしているのは投稿であるという指摘でありますからあなた非難しているのは私ではなく、投稿であるということになりますね。

従いまして、後半の性被害矮小化や、社会劣化に関しては、枝元の投稿主に対するご指摘ということですね。擁護していただきありがとうございます

精子腐ったような男がいるか子供は減るし、社会は貧しくなっていく

人口ボーナスはどこの国でもそう長く続くわけではありません。フランスは割とうまくいっていると目されていますが、その他各国似たような状況です。

また、レイプ日本よりもはるかに多いと思われるインドなどでは、人口はるかに増えています

このことからも分かるように、男性能力価値観とは無関係人口は減少します。

社会の貧しさに関しては、格差について言及しているのか、国の経済力、或いは、精神的な充足、いずれについて話しているのか、明確にしなければ話しようがありません。

>お前みたいな産廃日本社会の癌なんですよ

私が産廃であるか否かは、私自身が判断するものではありませんので言及はしかますが、少なくとも、あなたがそこに当てはまっていないことを願うばかりです。

産廃日本社会の癌ということに関しましては、産廃定義がわかりませんが、仮に無能力な者に対する別称として用いるのであれば、

つの時代にもそのような者はおりますし、それを前提に社会は回っておりますので、産廃社会の癌とすることはできないと思います

見方によっては、産廃とは決して言えないであろうトップクラス富裕層が、一般市民にとって、経済的に癌のようになっているという見方もできるわけですし。

劣化遺伝子去勢されて然るべき

かに優生学的な考えの優位性が完全に死んだわけではないと思います

しかし、現状はそれとは逆の方向で社会は進んでいますし、多くの人々は、スパルタの様な極度に節制的で奴隷を有している優生的な社会よりも、劣った遺伝子も保存する現代のほうを選ぶでしょう。

おわりに

もう少し精神に余裕を持った方が、人生を楽しめますよ。

2025-02-23

ARIAにおける火星優生的な観点から足切り食らった人間が送られる場所なのかもしれない

2025-02-17

ARIAにおける火星優生的な観点から足切り食らった人間が送られる場所なのかもしれない

2024-11-16

中国男余りテクノロジー資本主義の結果らしい

現在中国男余りと言われている。

中国一人っ子政策を取ったため、男児選好が進んだ、なぜ男児選好かというと、儒教的価値観のもと、お家を継いでくれる男児がほしいから、と言われているが、なんとなくしっくりこなかった。

どうも真の原因は一人っ子政策というより、社会主義から資本主義を取り入れたことと、技術革新にあるらしい。

今、技術革新が進み、何かと淘汰が進む世の中に変わりつつあると感じている。

資本主義価値観のもと、優生主義が強くなりそうでお先暗いなぁという気持ちになってしまった

以下長々と語る

中国一人っ子政策1978年から2015年まで行われたのだが、時代地域により規制のばらつきがあったようである

1978年から1984年ごろの中国農村では、二人まで産んでよい、さらに三人でもそれほど厳しい罰則がなかったようで、その結果、産まれ子どもの数は二人から三人の間でほとんど変わらなかった。にもかかわらず、性比の上昇がみられたのである

※2

長く一人っ子政策を推進してきた中国の出生時性比が次第に不均衡化して男児選好傾向が顕著になったのは1978 年の改革開放以降のことであり、1980年代半ば以降に経済成長と相関して急上昇してきたことは印象的である(p.212:図 5-5)

※1

上記引用一人っ子政策があったものの、事実上産児抑制が緩かったため、ほとんど意味をなしてなかったにも関わらず、男児選好が進んでいた、経済成長とともに男児選好が激しくなっていったらしいことを示している。

そもそも改革開放ってなんやねん、ということなんだが、下記のことを指すらしい。

1980年代以降、改革開放が進むにつれて、農村部の基本的生産方式は、それまでの「人民公社から「家庭請負制」に変わった。「家庭請負制」の下では、農業用地権利が「集団」に属する「所有権」と農家に属する「使用権」に当たる「請負経営権」に分けられた(「二権分離」)

※5

改革開放に伴い、地方部では家族倫理が強化されたらしい。

本源的蓄積過程継続のため、儒教の「五服」、 「三従」のような父系中心の家族倫理の内容が新 たな形で改革開放以降の土地制度改革において明 文化制度化されたことを筆者は「農嫁女化」と

名付けた。

※3

実証の結果によれば、土地改革が始まった郡では、第一子が女の子であると、第二子の性比が有意に上昇した。このような効果は、一人っ子政策前後ではみられない。土地改革による出生率への影響はみられなかった。性比の上昇のうち、半分ほどは土地改革効果といえるという。また、母親教育水準が高いほど子どもの性比が高くなることも分かった。

※2

資本主義市場経済自体ジェンダー中立的システムである、という信念 はフェミニストも含めて意外に広く浸透しているが、本書が論じる中国の事 例はそうした信念に対する明確な反証と言えるだろう。

資本主義システムの 成立要件ひとつである土地商品化が夫を筆頭とする「戸」つまり家父長家族の強化によって女性の権利収奪しながら進行してきたことが示されているかである

生産手段を奪われた「農嫁女」がサービス労働者家事労働者として都会にでていくという現象もまた、あまりにも「古典的」な展開である

※1

土地改革がなぜ性比の上昇につながったのか、断言はできないが、いくつかの可能性を検証している。その結果、もっともらしいメカニズムは、農家所得の向上だという。この時代超音波技術の普及が農村では遅れており、中絶コストは決して低くなかったため、男の子のみを選択して産みたいとしてもそのすべがなかった。

ところが、所得の向上によって、比較的余裕がでてきた家計は、わざわざコスト負担して都市に出向き、男の子を選別して産むことが可能となった、というわけである

土地改革によって、男性労働力がより重宝されるようになったなど、直感的にもありえそうな他の理由は、検証の結果ことごとく否定されている。

※2

人民公社から土地開放に伴う家父長制の強化により、女性労働者としての価値が下がり、土地を守るシステムになった

かになった農村女性超音波技術を用いて不要女の子堕胎する

という話で、要は生存競争が激しくなったから足手纏いの女の子は捨てたい、それを可能にしたテクノロジーが出来たので、女の子間引きが進んだよ、という経済合理性に基づいて行動しましたよ、という話である

おまけに、中国女性労働参加率は教育の加熱化と市場化の影響を受け、1990→2018年の間で10%以上激減しており※4、正直言って、家族を守るという観点だけに立てば、個人選択は割と正解だったというのが残酷である

これなら人民公社があれば良かったんじゃないか?となるが、解体された理由は、「働いても働かなくても同じ」という悪平等主義による労働意欲の低下により国が荒れた部分であり、あれ、これって現代の高福祉国家にも通じる部分あるよね、となってしまった

なんというか時代って繰り返すのねと思う

でも、今後は北欧が失敗してるのを諸外国が見ているので、高福祉国家に戻しましょう、にはならないと思うんだよな

そうなると、資本主義出産の分野にも取り入れたような、技術を利用して生産性が高い人だけ残しましょう、胎児の間に生産性が低い人は取り除けますよ、という優勢主義が促進されるのが自然なのかなと思う

だって貧乏人や病弱なら子を残さない方がいいって価値観は強まってるしね

今後福祉制度脆弱化していくと思われるので、デザイナーベビークローン自分たちが働けなくなった時の保険として、優秀そうな子を育てるようになるのかなぁと思うが、なかなかお先は暗そうである

調べながら書いたので、間違ってる部分などあったら教えてほしい

引用文献

※1

新刊紹介●『現代中国の高度成長とジェンダー』123 ― 農嫁女問題分析を中心に』(東方書店 2022 年 7 月) 伊田久美子

https://www.jstage.jst.go.jp/article/wsj/30/0/30_123/_pdf/-char/ja

※2

第59回 いるはずの女性がいない――中国土地改革の影響 牧野百恵

https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Column/ISQ000002/ISQ000002_059.html

※3

歴史政治経済学視点からみる中国の「農嫁女問題」李 亜姣

https://researchmap.jp/yajiao-li/misc/46528819/attachment_file.pdf

※4

女性労働参加を更に促進、シニア労働参加は次なる課題中国

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=67335?pno=2&site=nli#anka1

※5

市場化に向けた中国における農村土地改革

― 「農村土地請負法」と「土地管理法」の改定を中心に ―

https://www.rieti.go.jp/users/china-tr/jp/200415kaikaku.html

2024-11-08

それでも正しさを下りないで

ジェンダー平等観点でも日本を牽引するアメリカが、大きな決断しました。

かに国民の大多数が止むに止まれず苦渋の選択を取ってしまった。

失言もロクに咎められないまま認められる構図は、グロテスクだったと思う。

巷では、フェミニズムウンザリしてたとか、ポリコレ三下り半を下されたとか言われてるけど。

それでも正しさを下りないでほしい。

まさに価値観アップデートと言われてたように、いまの人々の思想歴史の積み重ねがあったから。

様々な紆余曲折を経て、ブラッシュアップされた果てに、今がある。

日本でも差別的凄惨事件が何度もありました。

そのたび議論が巻き起こったけれど、はっきりした結論の出ないままにウヤムヤになって。

だけど、多様性人類生存戦略として優生主義に勝るという点は、より鮮明に像を結んでるとおもう。

じきに、選択夫婦別姓制度が動き出すでしょう。

母親たち、女性たちを生きやすくすることこそ、皆んなの未来に繋がっていくのだから

弱者男性増田さんも、「男らしくない自分が選ばれないのはおかしい」「世間が間違ってる」と思うなら、それを貫いて。

きっと誰かの生きやすさに繋がるはず。

海の向こうの一時的なウネリに合わせて、あなたなりの正しさを曲げないでほしい。

anond:20241108083330

2024-09-23

anond:20240922151539

ワラワラ優生主義者わいてきて面白い

弱者じゃ子供を育てられないって言う決めつけ

おもろいな

うちの両親は弱者という程ではないけど子供を育てる能力あんまりなかったと思う。それは色々な事情によって両親自身がその両親にちゃんと育てられるという経験をしてこれなかったから。

そんで俺はそこそこのエリートサラリーマンコースで有名企業に在籍して長いんだけど、周りの話を聞くとうちみたいな家庭の出身者はほぼいなくてもっとまともに育てられてきた人ばかりなんだよね。やっぱり子供を育てる能力ってあるんだなって思うよ(金の問題ではなく)。

なお俺の実家の中では俺だけ例外なので、同じ両親に同じように育てられた他の兄弟は全員Fラン大を出ることもできずエリートサラリーマン()とは似ても似つかない仕上がりになっている。別にそれが悪いわけじゃないけど、経済的キャリア的には相当厳しいので今後大変なことになっていくだろうと思う。

2024-09-22

弱者男性弱者女性マッチングさせれば少子化解決じゃん

から

統計的結婚したら子供出来るってのは明らかなんだよ

結婚して一緒に住めば結局やることやっちゃうわけ

から、昔は家とか親の都合で決めてた結婚を、AIとかマッチングによって決めちゃえばいいだけだよな

先進的でかっこいいじゃん

嫌なら別れてまたすぐ次の相手見つければいい

あいつら弱者なんだからそれで文句言わないだろ

簡単解決方法あるんだからやれよ

追記

ワラワラ優生主義者わいてきて面白い

弱者じゃ子供を育てられないって言う決めつけ

おもろいな

そして、子供が減ってもっと弱者海外底辺層輸入してきて、バンバン国内犯罪されてるんだから

子供を育てることの責任が国や社会地域そしてあらゆる大人にある事を無視して、弱者自己責任と嘯く優生主義者

強者からだってどうしょうもないやつなんていくらでも生まれてるし、お前らみたいな優生主義者もその一人だろうが

まれてくる権利がないって言うなら、まずお前らが死んでみせろよって話

頭が悪いから自分が自滅の理屈を話してること分からないんだろうな

おもろー

2024-09-13

anond:20240913150936

産めよ殖やせよ ハイ論破



産めよ殖やせよ(うめよふやせよ、産めよ増やせよ)とは、かつて厚生省予防局優生課が発表したナタリスト政策スローガン国策標語

2024-08-28

思うに郵政省には、保険不正利用による優生ステルス迫害虐殺があったと思う

郵政省時代かんぽ生命現金で満期保険金受取りができたので、ここ経由でまとまった現金をやりとりすることができた(子供生命保険を掛ければ割が良く、受取人本人確認などなかった時代

自民の敵は迫害虐殺しとけ!という状態なら米軍駐留安心というわけだ

土地バブル崩壊オウム麻原が現れたあたりで統一教会メディアから消え、内閣もころころ変わったように見えたが、郵政省現金払いをどうするの問題もあったからではないか規制案に当省や保険司法団体から妨害が入っていたのではないか

結局、保険郵政省司法団体は、郵政省尻尾切り、隠蔽係として金融庁設立することで合意し、橋本龍太郎が省庁改革小泉純一郎司法改革をやった

それで大蔵省財務省になり、金融担当大臣には竹中平蔵がつき(2002-2004)、その後の中川昭一(2008-2009)、仙谷由人(2010)、松下忠洋(2012)は早世し、安倍菅内閣ではずっと麻生太郎担当した(2012-2020)

というように、三淵震三郎以降、保険団体大手国債オーナーとして、未だに政治の中心であり、政治を仕切っているはずである

2024-08-10

清潔感とは何か

馬鹿どもが稚拙議論をごちゃごちゃと目障りだから終わらせてやるよ。

清潔感とはシグナリングである学歴同様当たり障りない範囲使用するのはいいが先鋭化すればブスは性格が悪いとかX人は優生種でY人は劣等種などの差別に容易に変化する。どいつもこいつも大昔にとっくに理論化されたことを素人が再発明しそこない続けてるだけである

はい終わり終わり。馬鹿が考えてもゴミを撒き散らして迷惑なだけだ。解散

2024-08-05

追記あり最近のお手軽優生思想が鬱陶しい(スポーツ活躍は選別じゃ

anond:20240731234612

増田めいろま優生思想肯定しているわけではないのはわかるが、

May_Roma めいろま 谷本真由美 @May_Roma

日本選手が強くなったり、最近の子達が美形でダンス勉強うまいというの、あれ日本80年代以後は見合いが激減したのが原因かもな。能力がない、金がない、不細工結婚できなくなって、優秀な人間けが自然選別で結婚して子供を産むようになった。多分これ結構あたってると思うんだよ

https://x.com/May_Roma/status/1818342205909524820

ある快挙を無理やり優生学的な原因で説明しようとするのはモロに優生思想でしょ。例えば日本スポーツ選手が強くなり、オリンピックで優れた成績を残せるようになったのにお見合いの激減など効いているはずもない。はてな民からしたらめいろまなんか真に受けるなよといいそうだが、最近こういうなんでもお手軽に優生学的な理由を求めようとする人間が増えている気がするので真面目に反論しておく。

理由1:お金のおかげ(スポーツ振興予算)

これはズバリ森喜朗のおかげ…もといtotoのおかげである森喜朗Jリーグも好きではないが、今日国際大会での日本勢の活躍の一因は間違いなくこのスポーツ予算にある。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14462004.html

totoの売上からは"毎年"200億くらいの予算スポーツ振興に安定的に投下されるようになっている。メジャースポーツからしたら大した額に見えないかもしれないが、これにより従来個人趣味の域を出ずスポンサーもつかなかったマイナースポーツへも強化予算が割り振られるようになった。パリオリンピックでの躍進目覚ましいフェンシング分析をしたものが以下のツイートである

Sato Josuke (Jose Sato)

@soccer_kozou013

つのからかは不明なのですが、味の素トレーニングセンターに作られた広い練習場で定期的に候補選手の強化合宿が開かれていたり、学生選手将来有望だとみなされた選手トレセンが頻繁に行われています太田雄貴さんの活躍によりそれにさら拍車がかかった印象です。

https://x.com/soccer_kozou013/status/1820274088906285060

一昔前なら、フェンシングのようなマイナースポーツ(失敬)の国立トレーニングセンターなど想像もできなかっただろう。ちなみにスケボー2017年からJOCに加盟しているのでそれなりの予算が出されていると思う(たぶん)。

理由2:女性活躍のおかげ

日本オリンピック金メダル数の推移をみると

https://honkawa2.sakura.ne.jp/images/3980a.gif

こんな感じになっており、言うまでもなく90年代からの増加は女性選手のおかげであることは明らか。日本男女平等は完全には程遠いが、宗教経済的理由により女性がまともにスポーツをできない国はまだまだ多く、それらの国々に比べればまだマシであるおかげと言える。

そもそも人間品種改良なんてそんな簡単ものじゃないからな

80年代からお見合いが減ったといえ、今のスポーツ選手はその世代の子供にあたり、たかだか1世代しか経過していない。そのような少ない世代での効果などたかがしれている。さらお見合いがなくなった80年代価値観で言えば、男性の魅力は経済力という時代なのでスポーツ能力とは全く関係がない。スポーツができてモテるのはせいぜい中学生までくらいのものだろう。

品種改良をしようとするのなら優れた形質を持つもの同士を交配し、さらにその子孫もその形質で選抜しつつ交配を繰り返さなければならない。たかだか世代経済力選抜したところでスポーツ能力など上がりようもないのだ。(「最近東大生選抜されているか美男美女が増えた」というのも同レベル寝言だろう)

追記

人の意見毀誉褒貶があるのは当然なので、反論したいわけではないですが、誤解は解いておきたいので追記します。

めいろまのは価値観を表明した意見であって優生思想ではないよね?

これはその通りで私の言葉足らずでした。ああいうのは優生思想のものではなく、優生信仰とか優生信者とか優生陰謀論とかそういうのが正しいですね。

遺伝環境が引き継がれる要素ってあるよね。

これもそのとおりです。増田別に遺伝要素や環境が引き継がれる要素まで否定するつもりはないです。優生学にも科学的な要素はあると思っています。ただそんなにね、1,2世代ゆるふわ身体能力と関連性の薄いセレクションしたくらいで身体能力上がるわけ無いだろ!安直優生思想説明するな!遺伝なめるな!と言いたかっただけです。

理論的には、特定集団隔離して交配と選択を繰り返せば一定の形質をもった新たな品種を生み出せる、というのは育種学的に見れば当然の話だし、あるいは大集団でゆるい選択を長いあいだ続けることによって平均値を緩やかに変えていく、みたいな可能性はあり得ます。例えば木村資生博士はこの後者可能性を提案しています

ただそれが実施可能であるかというと

という問題があって、具体的には2番めの点については木村先生はほぼ自明に賢いもの優遇しようと提案されていますが、目下の少子化消滅がほぼ確定しつつある日本を見ると賢い人間よりマイルドヤンキーみたいな方が優れた形質なのでは無いかという気もします。家畜場合「肉が多い方が良い」「産卵個数が多い」など具体的に目標を決めることができますが、人間場合望ましい形質というのはそんなに簡単には決められないでしょう。(ただ木村先生活躍された時代少子化ではなく人口爆発懸念されていた時代である、ということは背景にあります

3点目もこれに関連していて、例えば「外見が優れている」価値観の中身などはすぐに変わり得るということです。平安美人は今の美人とかけ離れている…などと持ち出さなくても、イケメン定義でも昭和と令和では全然違うという現実があります石原裕次郎高倉健は今の時代では顔の濃いおっさんフェイスだし、今風の顎が細く中性的K-POPアイドル容貌昭和時代では気持ち悪いカマホ野郎扱いでしょう。高々30年(=1.5世代)程度あれば人の価値観はあっさり変わってしまものなのです。

結局の所「優生学」にも科学的な部分はあるがその部分は「育種学」と呼ばれるものであり、このあたりの関係は「脳科学」と「脳神経学」みたいなものではないかと思っています

2024-07-17

anond:20240717184523

男尊主義だか優生主義を拗らせて、忌まわしい腐敗隠蔽神が降臨したときには

それは悪魔と呼ぶべきだよな

裁判所神道の過剰な慣習認容主義地獄を作りだすものから

2024-06-03

「人として接する」の意味深読みし過ぎだよ

どういう文脈で出てくるのか見れば、一言で片付く問題じゃん

例えば、ぬいペニ問題でも明らかなように、女と接する弱者男性に投げかけられる言葉なんだよ

ペニ出す前に人として接しないとねと

これって、シンプルに「弱者男性は私を女として見ないで」って話であって、よくある性淘汰圧しかないんよ

けど、これを言うと優生主義を露呈して現代社会ではアウトになるから弱者男性責任押し付けるような言い回しになる

これだけの話に、なんで面倒くさい説明をしようとしてるのか謎なんだよ

2024-05-21

anond:20240521195439

その方が優生遺伝子が残りやすい。

イジメられるような弱者なんて生きてても仕方ない。イジメる側の勝ち残った強い人間けが子孫を残せば日本は再び繁栄する。

イジメイジメられる側に原因がある。

いくら綺麗事を並べてもこの事実は変えられない。

2024-05-19

anond:20240519131611

子供の面倒見る暇はないくせに不倫する暇はある男か〜最低だね。

せっかくホワイトに勤められるくらいの能力がある人は、年収はどうあれ同じくらいホワイト会社に勤めてる人と結婚した方がいいんだろうね。

なんだろうね、こういう話を読んでるとどんどん自分優生主義者に傾いていくような気がしている。

能力のない人間大事にされず、逆に能力のない人間他人大事にしない社会なら、もう自分含めて能力のない人間は安楽屠殺してくれた方が良くね? 無能人間がいる意味ある?みたいなさ。

能力はないし年収も低い夫婦だけど子供もそれなりに育ってるし幸せにやってます! って希望のある話がたくさん読みたいし、そういう社会だったら良かったよ。

2024-04-02

anond:20240402105506

親はもちろん、きょうだい児もヤングケアラーも、被ケア者を差別せずしっかり介護して欲しい。

間違ってもどっかの准教授みたいな優生いたことを言い出さないように。

2024-03-17

反出生主義は「何ではない」か、について

反出生主義を名乗る人の中でも派閥があって、そのうち反出生主義のことをマトモに理解できてるのって本当にごく一部だと思ってる。

まずは優生主義を唱える人。Xとかみてると、反出生主義名乗ってる半分がこれ。

これは100%反出生主義を誤解している。「アタマが悪いやつがガキを生むな」「ブサイクがガキを生むな」など、不幸の再生であることは理解してても条件があれば出生を許容してる。出生を許容する時点で反出生主義ではなく、単なる優生主義優生主義と反出生主義は全く相容れない主義である。反出生主義は優生主義「ではない」。

次に子供嫌い、男・女嫌いの人。これも結構多い。

不幸の再生産、望まない生を与えられる結果を忌避しているのは共通しているが、「ガキを生むな」「オス・メスガキを生むな」「オス・メスと番になるな」という呪いばかりで、言動子供・男・女が嫌いという全く関係ない話。これに関しては反出生主義と併発しててもおかしくはないが、観測上、偏りはあっても人間全体が嫌いじゃないと不幸の再生産を忌み嫌う反出生主義まで行かない。子供嫌いなんてたまに「分別が付くまで公共の場に出すな」みたいなことを言ってて、出生とは何一つ関係がない。反出生主義は、既に生まれている生に対しては全く関係がない。これらも単に「子供・男・女嫌い」とくくられる人々。既に生まれている生に対してあれこれ言う主義「ではない」。

じゃあ反出生主義とはなんぞや、って話になると簡単で、望まない誕生を忌み嫌う主義ですよ。生まれることに関しては同意がとれないんだから人を生むのは人権侵害

優生主義やウンタラ嫌いと決定的に違うところは、「生を受けた人間権利」にフォーカスが行ってるか行ってないか簡単でしょ。

これに対して、「同意が取れないものに対してどう同意を取れというのか」みたいな、わたしはすっごくあたまがわるいです!!って自己紹介する人がたまに居るんだけど、まあ薬でも盛ってレイプしてるような人なんでしょうね。同意取れないなら同意はとれません。人産みor人産ませの顔をしろ

2024-01-28

anond:20240127234031

生理のつらくない女性けが子孫を残すようにすれば、

淘汰の原理によって、遠い将来、生理のつらくない女性だけの社会が実現するのではと思う。

優生遺伝学では、やたら多様性大事と言われるけど、生理痛なんて不便極まりないものは、

さっさと淘汰されて絶滅した方が良いと思う。

2024-01-27

巷の自治機関は、弱者障害者に対する犯罪人殺しを不起訴にするサービス利益を得ている

彼らの辞書には恥や犯罪福祉という言葉はありません

したがって司法は、日本ならではの優生殺人主義経済活動を促進する原動力

日本にはスターリンヒトラーも驚いた

個人同士で殺される前に殺さなければ勝ち目はない、本当にそういう国があるのかと

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