「新刊」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 新刊とは

2025-04-15

小林恭二の「磔」という30年前の短編小説があまりにもSNS社会すぎ

追記】04/15 16:30

こういうプロ驚き屋な記事をかくと、反応が入れ食いになるのがブクマのよいところですね。

ただ、コメントを読んだ感じ、どうにも僕が作品の中の起こってる事象のもの以上に、そこで起こる人間心理価値観欲望の表出に驚いてることがいまいち伝わっていなくて、自分の筆力の無さを感じている。

そもそも価値観人間心理って、線形の延長線上にあるテック未来と比べると、イレギュラーに変化するゆえに想像つかないと僕は思っているが、どうにもブクマカは人間心理一定で変わることはないと思ってるようで、その辺が齟齬の原因かなと思ってる。

 

とはいえ、僕は小林恭二が忘れられた作家になるのはもったいないと思ってるので、もっとこの本を含めて読んでほしいなと思います

この「短篇集」以外をおすすめするなら

1.ゼウスガーデン衰亡

2.モンスターフルーツの熟れる時

3.浴室の窓から彼女

あたりがおすすめです。

僕にとって、この人と薄井ゆうじの二人は、森見登美彦万城目学のようなコンビイメージなんですよ。

追記終わり】

 

小林恭二という作家がいる。いやいたと言ったほうが近いかもしれない。今は専修大作家育成をしていて自作は15年くらい発表していないと思われる。

僕は30年近く前の大学時代、この作家世界で一番好きな作家だった。今もベスト5くらいには入る。あの頃読んだ現代作家の多くは、だんだん思想の方向がどうにも自分と合わなくなってしま作品を読むこともなくなった(すべては不用意な発言を垂れ流すTwitterが悪い)のだが、そういうのをやってなかったこともあって小林は今も好きなままだ。あと、もう一人薄井ゆうじという作家も好きだったがこの人も作品を書かなくなった。

きっかけは高校時代書評欄に数行紹介されていた「ゼウスガーデン衰亡史」だった。のちに福武文庫で買ったその小説は、主人公がいない群像劇で今までに見たこともないとてつもなく魅力的な小説だった。のちの書評なんかを読むと「 『虚構船団』 の影響が大きすぎる」と言われたが、僕には「虚構船団」よりも「ゼウスガーデン衰亡史」のほうがはるかに好きだし、いまでも面白い小説基準はこの小説になっている。この小説よりおもしろいことは小林の他作を含めてもなかなかないのだが。まあ、この作家を読んでたことで僕は今も奇想の強い小説奇書が好きである。レムの「完全な真空」なんかも好きだ。

 

年末書庫を整理したところ、小林恭二の「短篇小説」という単行本が出てきた。奥付を見ると1994年だが多分貧乏大学生自分が買ったのは1,2年程度たった後の古本だったと思う。小林先生申し訳ない、たぶん自分新刊で買ったのは数冊しかない。

何とはなしに読み直すことにした。けっこう好きな短編集だったが、特に好きなのは冒頭からの3作「光秀謀反」(戦国時代戦国大名は、ハプスブルク家とつながっていた信長など、ヨーロッパ諸侯とつながっていたという話。めちゃくちゃ面白い)、 「豪胆問答」(生まれてこの方驚いたことない侍が化け物に遭遇する話、面白い)、「バービシャードの49の冒険 序章」(英雄バービシャードが冒険に出るまでの話。続きが読みたい)だったので、それ以外はあまりちゃんと読んでなかった。たぶん全部を丁寧に読むのは21世紀に入ってから初めてだろう。

 

なんかかなりグッとくるエロイ話とかあって、あれ、こんなにセクシーなのを書く作家だっけかと思ったりしたのだが「磔」という短編を読んでとんでもなくびっくりした。これ、現代の話じゃね??とちょっと動揺してしまったけど、共有するところが見つからなかったので増田で書き散らそうと思い書き始めている。いちおうKindle版もあるようだが、バッキバキにネタバレ引用をするので、ネタバレ回避したい人は読むのやめましょう。とはいえ10編ある短編の一つなので1編程度のネタバレがあっても十分面白く読めると思うが。

 

主人公男性はN区(都会の幹線道路沿いだというから中野区あたりかね)にあるビルの27階にある住居兼仕事場暮らしている。主人公仕事についての描写

わたしは、現在とある不動産会社アナリストとして勤務している。仕事は、電話線を通してコンピュータに送られてくる膨大な情報検索及び処理で、パソコン電話機があればどこにいても可能仕事のため、専ら自宅で仕事をしている

えっ、これリモートワーカーじゃね?? さらに続く文章に驚かされた

会社に行くのは一か月にせいぜい一度か二度くらい。近頃は外に出るのも億劫になり、買い物も通信販売宅配サーヴィスにたよっているから、部屋を出ることも稀だ。

十年位前まではよく、そんな生活をしていて社会とのつながりが希薄にならないかと問われた。

私は答えたものだ。

「もともと会社社会とのつながりを希薄にしたいために、こういう職を選んだのだ。わたしとしては月に一度程度会社にいくことすら面倒くさい」

さらにはこんな文章もある

はいながらにして、ありとあらゆる情報を、獲得することができるのだ。

何を好き好んで、不愉快な生身の人間と接することがあろう。

今の時代リモートワーカーにありそうな心情である

  

これが2020年ごろに書かれた作品なら普通だろうけど、さっきも述べたように奥付は1994年。この作品の初出は1992年である。30年以上前作品である

小林はけして、現代SF作家などにあるような科学的な考証などを積み重ねて世界を描き出す作家ではない。 

実際、この後、主人公仕事を終えて、自分用のパソコンスイッチを入れるのだが

パソコン通信でクラシック音楽情報を専門に扱うネットアクセスする。

そしてそこの話題から明日BGMとなる音楽を選ぶ。

ちなみに現在かかっているモーツアルト歌曲は、昨日ネット内で教わったもので、近くのビデオ屋CDも貸し出している)にファクスして取り寄せたもの

と、ネット通販どころかインターネットすら登場しない。パソコン通信の会議室だ。(このニュアンスの違い、増田を読む人ならわかるだろうから説明は省く)

作者は自分想像力の範疇だけで書いているのだ。おそらく小林氏は当時パソコン通信をやっていたと思われるのでそういう描写なのだろう。

 

どうやら、このクラシック会議室には太陽暦氏というモデレーターがいて、今日おすすめを教えてくれるらしい。(この辺、僕はパソコン通信詳しくないんだが、パソコン通信でこういうことをやってる人はいたんだろうか。誰か詳しいネットの古老の方は教えてほしい。)

ここでちょっと興味深い話題になる。

ちなみに太陽暦氏はハンドルネーム、つまりパソコン通信ネット上のペンネームで、無論、ちゃんとした本名もあるのだが、ネット上ではハンドルネームで呼び合うのが礼儀となっている

いいねえ、古きネット感覚だ。続けて

太陽暦氏は私のほか何人かのクラシック初心者のために、三か月の間毎日推奨のレコードを挙げてくれることになっている。

それでもって翌日に曲の聴き所などレクチャーしてくれる。

年をとった人に言うと、それでいくらとられるのだと聞かれる。

無料だと答えると大概驚く。

こちらのほうが驚く。

いまだに情報商品か何かと勘違いしているのだ。

情報空気に等しいのだ。

この辺は、ちょっと時代が2周くらいした感じはある。現代社会、やはり情報商品になっている。むしろこの時代よりはるか商品度は高い。2000年代前半くらいまでのネット価値観ではあるが、まあ、今も一部の分野、特に趣味の分野では無料になってる面はある。この後、情報についてのT.ストウニアの「情報物理学の探求」という本から言及がある。ストウニアとこの著作実在するようだが、現代社会でどういう評価なのかはちょっとからなかった。忘れられた学者みたいな感じなんですかね。

 

テレビへの言及もあり、興味深い。

テレビの発信する情報はおおざっぱでクオリファイが不十分で、加えておおむね退屈である

(中略)ことに若い世代には、テレビ情報の古さ、質の悪さを嫌ってこれを見ない人が圧倒的らしい

まじで今の話じゃないの?

 

この後、主人公ネット徘徊する

哲学会議室で「かなり痛烈な罵倒用語を駆使」してメッセージを書き込んで去り、夜中に反論の嵐が巻き起こるのを期待している。荒らしかw

いくつかの部屋を見て回ったのち、バー会議室に入る。

バーといっても本当のバーではなくネット上におけるバーである

ここはバーカウンターにいるような気持ちで人のメッセージを読み、あるいはメッセージを書き込むという、いわば言葉の上でのバー形成している

2ちゃんバーボンハウスみたいなもんか。いや、あれは釣られて受動的に行く場所から違うか。これもパソコン通信で実際にあったやつなんでしょうか。

まあ2ちゃん雑談スレッドやXなどでなれ合いをしてるような感じだろう。

ここで主人公は、その日の夕方自分けが得たとっておきの情報披露する。その情報が何なのかはまあ表題ネタバレしているが割愛しておく。

主人公の心情を引用しよう

書きながら私はぞくぞくしていた。それは渇望していた情報を得たとき快感と対をなすものだった。それはパーフェクトな情報を発信する快感である

この気持ちに心当たりのある人、手を挙げて! はーい! だからこのエントリーを書いてるんだよ!!

これってつまりバズる感覚ですよね。ネットバズることの気持ちのよさをこの作者は30年前に理解していたのだ。いくら小説家という職業とはいえ、この感覚90年代初頭に持っていたのは相当に新しいのではないだろうか。ほんとに深く驚かされた。

主人公情報は狙い通りにバズり、彼はその日のその酒場での「英雄」となった。

そして翌日、彼は新聞自分のバズらせた話題の件について読む。ここで新聞というメディアへの評価も非常に今の時代っぽいので引用しよう

わたし新聞類型的な見出しのひなびた味わいを普段から愛しているが、このときもほほえましく思った。

それは流行終焉した後、ようやく流行存在に気付いて、頓珍漢な批評を加える初老学校教師を思わせた

こんな感じの印象を新聞(だけでなくオールドメディア全般)に持ってる人多いでしょうなあ。

 

以上のような20ページほどの短編なのだが、どうだろうか。

 

最初リモートワーカーの意味を言い切った時点で、うわっすげえと思ったのだが全部読んで、とにかく小林恭二の凄みを感じさせられた。

乱暴な話だが、資料をある程度収集して咀嚼すれば、未来社会がどんな風になってどんなものがあるかは書くことができる。それが30年後の現在と適合していても、ああ、資料くそろえたね頑張った頑張ったくらいの感想まりであるしかし、その未来社会で、人がどういう価値観を持ち、どういう欲望をどのように満たそうとして行動するかまで描いたら、そして、それが後世の人間からして違和感のないものであれば、まったく意味合いが違ってくる。

 

もし、僕が今時の書評系TikTokerのように「30年後のSNS社会を予見したとんでもない短編!!」とか宣伝したら、バズってこの主人公のような「パーフェクトな快感」を得られるだろうか?

参考文献(アフィはないのでご興味あればどうぞ)

短篇小説

書籍

https://www.amazon.co.jp/%E7%9F%AD%E7%AF%87%E5%B0%8F%E8%AA%AC-%E5%B0%8F%E6%9E%97-%E6%81%AD%E4%BA%8C/dp/4087740668

Kindle

https://www.amazon.co.jp/%E7%9F%AD%E7%AF%87%E5%B0%8F%E8%AA%AC-%E5%B0%8F%E6%9E%97%E6%81%AD%E4%BA%8C-ebook/dp/B09THZB8J5/ref=tmm_kin_swatch_0

2025-04-08

anond:20250408113613

よく知らん世界だけどアマチュアでもイベントごとにちゃん新刊出してるやつらってスゲーんだな

2025-04-07

anond:20250407103816

今回はイベント申し込んでしまったのでそこに間に合わせないといけなくて。ブランクあって既刊もないので新刊さないと頒布物が何もない状態になる…これは私の見通しが甘かったという反省

2025-03-31

最近漫画、キッツい。

最近本屋さんで漫画新刊を眺めてると、他人オナニーを目撃してしまったようないたたまれなさを感じておえ~ってなっちゃう。

女子高生セックスしたいとかさ、強くなって仲間から一目置かれたいとかさ、嫌いな奴をぎゃふんと言わせたいとかさ、わかるよ。全部わかる。俺もそう思う。

わかるけど絵もタイトルもそのまますぎてキモいんよ。

そういう欲求とか欲望スパイスとして混ぜ込むから夢中になるんであって、スパイスだけ皿に盛って出されても食えたもんじゃないって。

そんでもう一部じゃなくて大半がそんな感じなんだよな。

最近漫画、キッツい。

2025-03-29

よくある、好きな作品の作者のSNSフォローしたら不愉快投稿が多い方でしたって話、基本的には見るのやめたり初めから見に行かなきゃいいと思うんだけど、今一番好きな漫画新刊出るごとのサイン入り本プレゼントキャンペーン、作者のTwitterで告知されるんだよな〜 欲しいからチェックしちゃう

そして微妙気持ちに…

いい人なんだが、作品からは信じられんくらいデリカシーなくて、ちょっとウケる

ゲットし次第リムる

2025-03-24

[]

さて、本日超弦理論研究進捗について記録しておこう。

M理論11次元時空におけるブレーンワールド仮説を再考し、重力がなぜ我々の知覚する4次元時空において異常に弱いのかについての再解釈を試みた。

レーダーマップを用いた視覚化は有効だったが、愚かなラージN展開が数学的に破綻する瞬間を目の当たりにし、僕のIQに見合う解決策が必要となった。

幸運にも、その瞬間、ルームメイトゲームの話で割り込んできたため、一時的研究を中断せざるを得なかった。実に迷惑だ。

日曜日は「新しいコミックブックの日」だ。従って、僕は今日カウンターの最も視認性の高い位置に立ち、店員新刊を並べる様子を監視した。

しかし、何たることか、彼は僕が予約していた『フラッシュ: スピードフォース起源』を間違えて友人に渡してしまったのだ。

友人に説明して返却させるまで15分も浪費した。これは「バットマンジョーカーを追い詰めたのに、警察が彼を解放する」くらい愚かな行為である

今日ゲームタイムは「スーパーマリオ64」のプレイスルーに費やした。

もちろん、単に遊ぶだけではない。僕はこのゲーム物理エンジンに関して考察し、マリオジャンプ軌道現実世界重力定数(9.81 m/s²)に対して異常に高いことを再確認した。

理論上、マリオの脚力は人間の約25倍であり、骨密度が低ければ着地時に砕け散るはずである

まり任天堂物理エンジン根本的に誤っている。僕が設計すれば、より正確なジャンプ挙動再現されるだろう。

僕の生活完璧規律によって成り立っている。

夕食は当然タイ料理だ(チキンサテー、ピーナッツソース付き)。この習慣が乱れることは許されない。

なぜなら、人間の脳はパターン認識を好むからだ(Kahneman, 2011)。従って、変化を嫌う僕の行動は理にかなっている。

ルームメイトはこれを「強迫観念」だと言うが、それは彼の低いIQによる誤解である

さて、これを書き終えたので、次は寝る前の「スター・トレック」鑑賞タイムだ。

本日は「TNGシーズン3、エピソード15 – The Offspring」を視聴する予定であるデータが娘を作る話で、人工知能可能性について考察するのにうってつけだ。

おやすみ、愚かな凡人たちよ。

2025-03-21

anond:20250321172055

ふつう原作の終盤がシナリオ破綻するわ設定矛盾するわでクオリティ的にもたなかったのがいちばんデカいよ。

しばらく新刊出るたびにKindleの1位取るくらいには流行ってた。でも評価は右肩下がりだった。まあ赤坂先生の悪癖…

自分お金を落としていない作家ファンレターを送っていいのか

なんだか家に沢山レターセットがあって手紙なんか普段全然書かないけど、ファンレターを書くことにした

Web感想を送ることもできるけど、手書き感想きたらそれはそれで嬉しいんじゃないかなと思った

↓今までファンレターを出した相手

漫画家

新刊が出たら電子書籍で真っ先に買ってる

ファンレターを送っておよそ1ヶ月後、SNSで触れてくれた

内容から間違いなく自分が出したファンレターのことだ。相手から反応がもらえたのは予想外で嬉しかった

漫画家

10年以上前に出た漫画を買い、その人のWeb漫画をちょくちょく無料で読んでいたことがある

昔に1冊しか買ってないのもなーと思って、紙の本・電子書籍で今出ている漫画をいくつか買ってからファンレターを出した

特に反応はないけどSNSで「いつも感想ファンレターありがとうございます」って言ってたから届いたと信じたい

芸人

最近テレビYouTubeで見てハマった芸人

ちょうどグッズが出ていたので買って、ファンレターを出した

Webライター

無料記事で紹介していた商品を試しに買ってみたら使い心地がよかったのでお礼の手紙を書いた

PR記事ではない

この人にはそもそも課金する場がなかった


他にもまだまだ好きな漫画家芸人有名人いるから送りたいんだけど、もうお金を落としている人はいない

課金はしておらず、無料期間になったら読んでますテレビで見れたら嬉しいです、YouTubeネタ見てます、程度なんだけど、嬉しいのかな

好きな作家活動継続するためには作品やグッズを買ったりライブに行ったりして

本人の懐を潤し、ちゃんと人気があるということを出版社事務所に示さないといけない

「好きって言うくらいなら金払えよ」ってことだよね

上記漫画家②に対してはファンレターを出す自分に後ろめたさがないように躊躇なく漫画を買えたけど

今送ろうとしている人たちへの課金を躊躇してるってことは買うほど好きじゃないってことなんだな

その程度の熱量だと割り切って、その程度だけどあなたファンですって伝えてもいいのか、伝えないほうがいいのか

Web漫画サイトYouTubeコメント欄の人たちは無料で見たうえでの感想を言っている人がほとんどだろうけど、それと何か違うだろうか

わざわざ切手代のコスト手書きという労力を費やしてまで伝えたいことがあるのに

Webコメント達と同じ課金レベルっていうのはいけないことだろうか

2025-03-12

Amazon新刊技術情報収集がきつくなってきた

AIで書いたであろう書籍が多くなってきて、新刊で並べると延々と次をクリックすることになっている。

AI使っても内容が充実していたり、あっていたりすればいいが、色んなジャンルに何百と登録しているので専門的な目次だけで内容チェックしてない気がする

Webもそうだが、AIがこう出力しているってのを真偽チェックしないで他人に投げて、他人判断させるどうなのか

2025-03-09

無印良品本屋はクソ

無印良品本屋(ブックコーナー?)は明らかな古本を新品の本に混ぜて定価で販売しててクソ

背ヤケ、折れ、シミは普通だし、除籍印か所蔵印をシールみたいなので消してる

古本も扱ってるならそうわかりやすく書けばいいのに

ムカついてさっき調べたら、

最後理由として、「本の価値って、なんなんでしょうか?」ということを世に問いたい思いがありまして。

同じタイトルの本が、新刊古本、どちらでも流通していることは多いですよね。新刊書店では1000円で売られているものが、古本屋に行くと300円だったりする。どちらが正しい価値なのかは、手に取る人によって異なります

新刊古本のこうした違いを、ひとつ空間のなかで比較しながら提示たかったんです。新刊だけ、古本だけ、と売る側がお客様選択肢を狭めないようにしたくて。

古本を並べたい」ではなく、「新刊古本の両方を並べたい」ということですね。

そうです。どの値段で本を買うのか、それを小売側が決めるのではなく、お客様が決められるようにする。新刊も並べるし、古本も扱うし、出版だってする。既存書店出版社の枠組みを超えて、お客様への本の提案をしたかったんです。


かいネット記事が出てきた。

なら古本を定価で売ってその利益無印良品が得るのはおかしいじゃん

古本であることを明示して値付けを客がしてもいいじゃん

苦情は来てないとも書いてあったけど、とても信じられん

TSUTAYA書店以上のキラキラ害悪本屋

2025-03-07

4年ぶりのSAOアインクラッド攻略編の新刊嬉しい。もう続き出ないのかと思った

2025-03-02

anond:20250302144432

面倒でもメモするんだよ、小説だけじゃなくて色んなことを。

それしないと馬鹿になる一方だよ。

記憶力とか筋力は加齢によって衰えることだけは確実なんだから、それを鍛えるなり補助する方法自分なりに発明していかないと。

俺はもうバカにみたいに愚直にメモしてる。

なろう系の漫画とかすら。

登場人物、おおまかなあらすじ、とか新刊が出る前にぱっと読むようにしてる。

というか、逆に言うとメモとかこまめにしてると記憶に残るんだよ。

から逆にメモ必要でなくなったりする。

んだけどメモしないと記憶しないかメモを書くということ自体必要ではなくなるわけではない。

まとめると歳を取るというのはそれまで当たり前にできていたことが出来なくなる、

ということだからそれにたいしてどうやって備えていくか?

というのは生きてる以上常に命題になる。

それをしなかったら?

そういうサンプルは今までの人生でなんぼでも見てきただろ?

FSS、2年ぶりの新刊10日に発売予定ですよ

お買い忘れ無きよう

2025-02-28

anond:20250228155557

兄弟が気を利かせたつもりで各々新刊買ってきた上に親まで買ってきた9巻…。

よつばと新刊ヨドバシから2冊届いて草

注文履歴チェックしたらきっちり2回注文入れてるわ俺

老化、ってやつなのかな・・・

春コミ新刊脱稿した!!!!!!

やった〜!!!ちな2冊目

修羅場きついのに原稿するの楽しすぎる

マラソンきついのに楽しいみたいな状態と全く一緒な気がする

何らかの脳内物質が出てる、確実に

同人活動依存ありす

こんなにきついし肩と腰が死んだけど画力が上がった気がするし

漫画力が上がった気がするし描きたいもの描けたの最高


今回既刊再販もあるからもう印刷代がすごいことになってる

クレカの引き落とし怖い

もう一冊描きたいがさすがに印刷代がない

でも描きたい どうしよ

このあと美容院行って新しい服も買いたいのに

ネイルはやめとくか


今突然思い出したけど確定申告やってね〜〜〜

うぁ…嫌だ たすけて

春コミのことだけ考えていたい

同人活動楽しい

2025-02-24

「もう読まない」とか言う奴は元から読んでないみたいな話あるけど、実際のところどうなんだろうね。

例えば自分スケットダンスも彼方のアストラも好きだったしウィッチウォッチも好きで全部コミックスで集めてたけど、ウィッチウォッチの途中で作者の思想違和感が生じてコミックスを買うのはやめた。内容自体面白いから本誌は読んでるけど。サムライうさぎのころから応援してた福島鉄平放課後ひみつ倶楽部の途中で漏れ出てくる作者の思想に冷めて買うのをやめた(これは読むの自体もやめた)SPY×FAMILYも作者ではなくアシスタント応援してたけど問題のある発言を見かけた人がいて、コミックスを買うのをやめた。

自分はこういうのがわりとある。何年も大好きで新刊が出るたびに買っていた作家陰謀論にハマって名前を見るのも辛くなって買わなくなったというのもある。逆に、考え方に好感を持ってコミックスを集めた漫画家もいるし、何となく読まなくなっていたのを最近インタビューを見て「こんなことを言うようになったんだ」と再び読むようになった作家もいる。政治的スタンスが好ましいから高いけど頑張って優先して買ってるブランドとかもある。

作家側が気にするほどこういう人間が多いのかどうかはわからないけど、でもいるかいないかで言うといるよなとは思う。

2025-02-22

anond:20250222150907

キモオタとしてもキモオタ体臭は臭えしスタッフ調子こいてるお祭り感だけのクソ会場に年2で詰め込まれるのいい加減つらい、年だし時間取れんってやつや

DL販売新刊出すサークルしか追わんくなった

2025-02-20

俺が小学校の頃、週刊少年ジャンプが何よりの楽しみだった。毎週月曜、学校帰りに本屋ダッシュして、好きな漫画新刊を手に取るあのワクワク感。今でも忘れられないくらい、大切な思い出だ。特にゾロが大好きでさ。カッコいい技とか、友情とか、熱い展開に何度も心を揺さぶられた。純粋に憧れだったよ。

でもさ、ある日ググったんだよ。中学生の頃かな、ゾロ名前で何か情報いかなって。そしたら…出てきたのが、気持ち悪いBL二次創作しか猥褻なやつ。マジで目を疑った。原作じゃありえないような下品な状況で、サンジと絡んでる絵とか文章とか。吐き気がした。頭の中ぐちゃぐちゃになって、何が起きてるのか理解するのに時間かかったよ。

あの時のショック、今でも覚えてる。純粋に大好きだったキャラクターが、汚い欲望の道具みたいに扱われててさ。少年時代の思い出が一気に汚された気分だった。なんでこんなことするんだよ、って。調べたら「腐女子」ってのがこういうの作ってるらしいけど、正直、怒りしか湧かない。

腐女子って何?自分性的妄想を満たすために、他人の作ったキャラクター勝手に汚す連中か?俺が大事にしてたゾロを、そんな目で見てたのかと思うと気持ち悪くて仕方ない。原作者がどれだけ考えて作ったか、俺らファンがどれだけ愛情注いでたか、考えたことあるのかよ。勝手BLにして、猥褻ネタにして、ネット晒すとか、頭おかしいとしか思えない。

しかもさ、子供でも検索できるんだぞ?俺みたいに純粋漫画楽しんでる少年が、うっかりそういうの見つけたらどうなるか想像してみろよ。精神的に傷つくに決まってるだろ。実際、俺はそれからしばらくゾロを見れなかった。好きな漫画なのに、見るたびにその汚いイメージフラッシュバックしてきて。ほんと、トラウマだよ。

腐女子は「二次創作自由」とか言い訳するのかもしれないけど、自由ってのは他人気持ち権利踏みにじっていいって意味じゃないからな。原作へのリスペクトも、ファンへの配慮もない。ただ自分勝手欲望を垂れ流してるだけ。そんなのが許されるわけないだろ。俺の少年時代純粋気持ちを返せよ、マジで

今でもジャンプ漫画は好きだよ。でもSNSでの感想検索はしなくなった。腐女子のせいで、昔みたいに無邪気に楽しめなくなった。ほんと、最低だよ、お前ら。

2025-02-18

今のなろうコミカライズってレベル高いと思うよ

なろう初期のコミカライズってほぼ無名漫画家ばかりだから新刊が出て数年ぶりに読むと「なぜ俺はこんな底辺漫画家マンガに熱中してたんだ?」って我に返る。フレーメン反応出るからな。

2025-02-15

ラノベ最後まで辿り着いた経験がない

ラノベアニメも最終巻までたどり着かずに終わるか、ものすごい省略されて閉じるよね。

有名作品であればあるほど話が長くなるから結果として最後まで読むのがしんどくなる。

つうか原作文章が酷すぎて読めないかアニメで済ませがちなんだけど、アニメだと最後までやらない事が多いよね。

シャナー「愛」の力で倒したらしいことは知ってる

狼と香辛料ー続編のせいで子供が生まれることがネタバレされてる

ハルヒ新刊買ってないんだけど新刊で完結したのか?

キノー続いてるのかどうかさえ知らない

禁書ー最終決戦みたいなのは一度やってるんだっけ?

俺妹メガネ最後に暴れたシーンの切り抜き動画だけツイッターで見た気がする

はがないーどうせ普通に卒業式して終わりなんでしょ?

俺ガイルーどうせこっちも普通に卒業式なんでしょ?でしょ?

住めば都のコスモス荘アニメ最終話って原作だとどの辺りなんだ?

がをられーラストバトルまでアニメ化してたでいいのかな?超圧縮

フルメタ最後までやってないはずだよね。劇場版とかでやったのかな?

2025-02-12

人間AIに優る領域 anond:20250212102648

最近AI実装されたDeepThink機能話題だ。ロジカル領域なら無料版でも相当リッチな回答が返ってくる。

試しに、増田記事本文を丸ごとChatGPT-4o (Deep Think) に投げてみた。

見ての通り、ピントのズレたお間抜け回答である。ここからどう軌道修正しようにも、ブコメ群のような芯を食ったアイデア考察は出力されそうにないように思う。

以下は、ユニークで具体性のある3つの提案です。どれも、待ち時間中の体験を充実させることで、若者だけでなく従来の常連も引き止め、売上の安定化を狙うアイデアです。

---

マンガマラソンロイヤルティプログラム

概要:

・待ち時間マンガを「完読」するごとにポイントスタンプ付与し、一定数貯まるとコーヒー軽食の割引、または無料提供クーポンと交換できる仕組みを導入します。

具体例:
狙い:

・単発の新刊リリースでの来店だけでなく、常連マンガをじっくり読み、毎日の来店動機として楽しめる仕組みになる。

お客様同士で「誰が一番早く完読できるか」「どの作品が読まれいるか」など、コミュニティ感も醸成できる。

---

インタラクティブマンガラウンジ

概要:

・店内にタブレットや大型タッチパネルを設置し、マンガの裏話、アニメ予告、読者投票SNS連動企画など、デジタルマンガに関する情報リアルタイムで楽しめる環境を整えます

具体例:
狙い:

・単なるマンガの貸し出しに留まらず、デジタル体験を通じてお客様同士の交流話題提供

若い層にとっては、スマホタブレット活用した新しい体験が魅力となり、待ち時間が苦にならない環境を作れる。

---

マンガクリエイティブミニイベント

概要:

・定期的(例:毎週または月1回)に、店内でマンガに関連したミニイベントを開催します。内容はマンガクイズキャラクターコスプレコンテスト、または短いマンガ制作ワークショップなど、多様な企画を組み合わせます

具体例:
狙い:

・待ち時間や昼食時に来店客がただマンガを読むだけでなく、参加型のイベントを通じて一体感を感じられる仕組みを作る。

・「イベントの日には特別メニューサービス」があると、リピーターの来店頻度が安定する効果が期待できる。

---

これらの提案は、ただマンガを置くだけでなく、お客様の「体験」を豊かにし、店舗自体コミュニティハブとなるような仕組みを目指しています。各アイデアは、既存純喫茶としての魅力を損なわず、むしろ新たな付加価値提供するための独特な工夫となるでしょう。

喫茶店を継ぐことになって早3年、意外なところに躓いた、知恵を貸してほしい

脱サラして親父がやっていた喫茶店を継いだ

そこそこの常連がいる、片田舎沿岸部工業地帯のため大手チェーンは参入してこないだろう、その割に工場関係の客も多い、というのが決め手になった

幸い継いでからは嫁子供不自由させることな生活しているが最近、思わぬ落とし穴で躓いた

親父がやっていたのは所謂純喫茶新聞週刊誌を少し置いてご自由にどうぞ、というようなスタイル

タバコを吸いながらスポーツ紙を読み、飯を食う職人常連もいる

だがこのじいさん、十年後も通っているのか?という懸念から若者向けに漫画も置くようになった

最初ワンピースから、次に鬼滅の刃呪術廻戦、進撃の巨人など話題作を置いていった

意外と手に取る客も多く、腰が曲がったじいちゃん進撃の巨人を読んでいた時にはびっくりした

これが功を奏しじわじわ若い客も増えてきたのだが、店にある漫画を完読する客も増えてきたのだ

するとパタッと来なくなったり、ワンピース新刊が出たタイミングだけ来店するようになる

漫画を読むついでに昼飯を食いに毎日来ていたため、多少売り上げのあてにしていたため困る

そこで新たな漫画食事を待つ際の暇つぶしを導入しようと思うのだが何かいい案はないだろうか

知恵を貸してほしい

   

以下追記

なんか思った以上に盛り上がってしまった

週刊、月刊漫画雑誌の導入

競馬中継(ラジオorテレビ)の導入

コーヒー軽食などの喫茶店雰囲気を生かしたメニューの追加

はやってみようと思う

ブコメの方で出てきていたWiFiはもうすでに導入している

スポーツ年鑑は盲点だった、これも検討してみる

稼ぎたいだけなのか同好の士を集めたいのか、そこ次第というコメントがあったが、現状維持出来れば良い、売り上げが上がるなら万々歳といったところ

あの客見なくなったな、そういや進撃コンプし終わってから見なくなったな、というのが始まり

   

収集つかなくなってきたのでこの辺でコメント返すのは終わるわ、ありがとう

定期的に見に来るのでお勧め漫画経営策などがあるなら教えてくれ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん