はてなキーワード: たかだかとは
カネコ最高!
このツイートがおすすめに流れてくる度に反吐が出る。別にカネコアヤノが嫌いなのではない。カネコアヤノという1アーティストを使い自分の承認欲求を満たす輩が嫌いなのだ。
そもそも何故こんなにも嫌悪感があるのかと言うと カネコアヤノのことを「カネコ」と呼び捨てにするファンが一定数存在する。あれは自分をカネコアヤノと同じレベルの高尚な人間だと勘違いしているからこそ平気で呼び捨てできるのだと思う。正直、めちゃくちゃ痛い。
また、たかだかライブの帰りに自撮りをアップしたり、なぜか道端や芝生で転がっている写真を上げて、妙に“エモ”がるあの傾向、なんだあれ?
自撮りぐらいいいじゃないか?という人もいるかもしれない。だが、20も超えたいい大人がインターネット海に堂々と顔を出し行った場所顔を載せることに違和感を感じる。リテラシーがない上にお前のライブの感想はカネコ最高の一文であとは自分の顔だけ、それでいいのか?お前はライブ代払って感じたものがそれだけなのか?自分の好きなアーティストを使っていいねを貰って気持ちよくなるってどんな気分なのかを疑う。
何度も言うけど、私は別にカネコアヤノが嫌いな訳では全くない。ただ、どの界隈にもいる自分の承認欲求をアーティストを使って満たす奴って同じ界隈で恋人作ってエグい別れ方してそれさえもいいねで満たしてしまいそうな人間が多いって話だよね。
その中に『なんか普通の活動ではうまくいかなくて美少女の顔付けて発信したら上手いこといった成功するのに何年も掛かってる中途半端な才能』の話なんか一つも要らないんだ。
そうやって成功した先で事務所との関係を拗らせたせいで利用していた美少女の顔が消えていい訳がないんだ。
許されるはずがないんだよ。
お前らが未来を見せたかった?いつもの拗らせを何世代にも渡って見せつけてんじゃねえ!!ドームに立つとか立たねえとかじゃねえ!!永遠に生きられることを偽るな!!
いいか、だから喪失を何度も経験している高齢者向けの趣味なんだよ。何年も頑張っても途中で飽きて辞めてキャラごと喪失することに抵抗が無くなっちまった奴ら向けの趣味なの。
30代以降は若者でもなんでもねえ!!おっさんとおばさんだよ!!勘違いすんな!!お前らはいくつも時代に裏切られてきたんだ!だからお前らが嘆いてもいつもの泣き声にしかなんねえ!!若者の初体験を喜ぶキショいサブカルクソ脳になるな!!お前らが裏切ってきた奴らと同じ脳の構造しててどうする!!NTRはエロ同人だから許されるもので!現実でやったら刃傷沙汰だってお前らクソ程理解してんだろ!理解させてきたんだろうが!!殺されてえならテメエでやってテメエで受け止めろ!!
いい加減にキャラを殺してることに気付けや!!お前ら配信者が配信者の身体で事務所と揉めて事務所移籍すんのはお前らの人生が続くからいいよ。
卒業という名前でキャラ殺してることになんで気付かねえ!嘘はやめろ!もう動かせねえだろそのキャラ!!
若者がそのキャラが一生喋ることに心血注いでたらどうすんだよ!責任取れねえんだろうが!その時間返せねえんだろうが!
たかだか3Dを大舞台に映した程度で未来ぶんじゃねえ!!お前らは枯れた技術の水平利用を横流ししてるだけだろうが!!誰がそれを流行らせたんだよ!一般化しなきゃお前らは縁遠すぎて嫌厭されるだけだろうが!Kinectで馬鹿が馬鹿して腹抱えて笑ってた時代を意図的に無視すんな!ソイツがケツイキにハマってたからってお前ら美少女のガワを被った配信者こそが主流みたいな主張はキショいからやめろ!そんなもんシロがちゃんとウケてなかった時点で美少女であるだけじゃヒットしないのはわかってることだろうが!2Dの割り箸人形でもウケたから訳わかんねえじゃねえ!ちゃんと期待に応えてそれを乗り越えてきたからお前らはウケたんだよ!その期間がクソ程長ぇから若者が青春を割くようなことがあっちゃいけないんだよ。
ましてや引きこもってるだけで金稼ぎが出来ている異常な状況について、再生数から金を貰えるシステムすら理解に数段階必要なご時世で、単に金をなんとも思ってない馬鹿から金を投げられて生活出来てるゴミクズになることを推奨としてるカス事務所で生きることを見せつけるだなんて、それになりたいだなんて、あっちゃいけないんだよ!!
いい加減にしろよ。何一つ永遠にもする気概もないくせに、人の人生を浪費させるのは。
それならそれなりに浪費していつ死んでも大丈夫なバカだけをメインターゲットにしてろ。ソイツなら別に例え数年無駄な時間を過ごそうが、数ヶ月の虚無に生きようがどうだっていい。転生も込みでクソな追い方してたっていいよ。
若者は若者の今見てる風景がメインコンテンツだろ、それをすり減らす真似をするな。お前らだってすり減らされてぶち殺したい思いでいっぱいだったろうが。
いい思い出だったなんて言うには、お前の歳になる程の時間が必要なんだろうが。
でもお前らは裏切られすぎて永遠にできるものに抵触したんだろ。VTuberに触れて、永遠を踊るつもりだったんだろ。
その最初を忘れるなよ。
お前のしょうもない目立ちたがりな気持ちで、精神不安定で、最初の硬い決意がブレるような真似すんなよ。
そんなお前でも折れて死んじまうってわかってる奴ら達だけに向けて、お前と奴らでアホみたいに騒げよ。
おっさんやおばさんがいい歳してはしゃぐためのコンテンツがVTuberなの。
若者はTikTokや普通のYouTuberでも見てなさい。それらを見て裏切られて、何年時間が経っても咲くであろう花を見に来たいのなら、一度はおいで。
ぴえんたや🍓@kimesekuchan
ソープ高すぎって言う客いるけど、いい歳したジジイがたかだか2〜3万で18歳~24歳の女の子と同じ空間にいれておしゃべりもしてくれて、しかもヤレるってだけで夢のような話でしょ。むしろ安いでしょ
https://x.com/kimesekuchan/status/1910981717520753006
これ、なぜか怒ってる女性が多かったんだけど、
価格を下げないと買ってもらえないところまできてる。
立ちんぼしてホ別苺とかで売ってる女がいるのがいい証拠だ。
どちらも全く現実的ではない。
推測だが、5年もしない内に1万を切ってくるんじゃないか。
その時も男のせいにされるんだろうが、残念ながら、
買ってる男は既に少数派なので、誰にもその声は響かない。
https://anond.hatelabo.jp/20250412025020
https://anond.hatelabo.jp/20250412142917
久々にムカついた
本当に死ぬ人ってのは、「最近疲れた」すら言わず、ある日コロッと逝ってしまうんだよ、ウチの親父みたいにさ
彼氏だの夫がいて、人間関係もちゃんとあって、週3日働いて60~80万っすか
年収で言えば800~900万ぐらいだろ?
すげーじゃん20代で
しかも夜職だと下手したら対外的には無職女性って可能性も高いよな?
税金が無職レベルだとしたら実質年収普通に1000万超えてるだろ
で、夜職で稼げなくなったら「私達は買われた」とか言って、困難女性支援法とかで養って貰うんだろ?
ふざけんなよマジで
それでよく鬱で死にたいとか言えるよな
その半分どころか1/3を稼ぐ為に同じ様にうつ病抱えながら必死こいて働いていて家族どころか彼女すらいない奴なんて五万といるんだよ
孤独と鬱で死にそうになりながらも何とか生きてんだよ
お前みたいに「男の自業自得」とか言って罵倒してくる奴ばかりだからな
こうやってヨシヨシしてくれる優し~世間の人間が大勢いて、支えてくれる彼氏とか夫がいて、それでも「死にたい」んか?
男ならとっくに自殺してるだろうな、お前ら
俺の親父は自殺しているんだよ
当時は不景気で、勤めていた会社が倒産しちゃってさ、何も悪い事してなかっただろうにいきなり無職になってさ
俺や母含めた家族抱えて逃げられもしないからって、50近くで再就職活動頑張って、なんとか仕事に就いてさ
たった20万そこそこ稼ぐために、慣れない仕事に必死になってさ、結局俺が就職した頃にあっさり逝ったよ
再就職先で、相当精神やられてたみたいだけど、それでも酒にすら逃げられずに、遺書もなく自殺
俺も母も親父の重荷になってたと思うと今でもしんどいし、それがやっと少しは軽くなった途端に、死ねる元気が出ちゃったんだろうなって思うと
親父の人生なんだったんだろうな一体って今でも思うよ
20代で死んだ友人もいたよ
不景気でそれなりの大学出ててもロクな企業に入れなくてさ、それでも就職出来ただけマシで、同級生には無い内定で卒業してるのなんか沢山いてさ
仲が良かった友人も今では何やってるか知らねーよ
今だと40そこそこだろうけど何しているんだろうな、生きてたらな
亡くなった友人もブラック企業にしか入れなくてさ、愚痴ぐらいは会った時に聞いてあげてたけど、段々俺含めた友達と遭う事すらしんどくなったみたいで
ある日突然、自殺して、親から泣きながら連絡が来たよ。俺も泣いたよ
心優しい良い奴だったけど、付き合っている人がいたとは聞いた事無かったな
オタクだったからかな、当時は今ほどオタクの人権なんて無かったからな
勉強頑張ってそれなりの良い大学入ったのに、ブラック企業にしか就職出来なくて、彼女すらいた事もなく、摩耗して弱音すら吐けずに死んだよ
死にたい死にたいと言える内はまだ元気なんだなって改めて痛感するよ
俺も死にたい死にたいって毎日言ってたし思ってたけど、結局まだ死んでないしな
クソみてーな人生だけど
たかだか20万そこそこ稼ぐ為に、嫌で嫌で仕方のない仕事して何とか生き伸ばしているだけ
恋人も何もいた事がねー
若い頃はそういう余裕無かったし、やっと少しは余裕出来た事は、もう何もかも遅かったからな
なぁ、お前らのどこが苦しいの?
傍から見ていたら恵まれている様にしか思えないんだよどうしても
女の中では不幸なのかもな、何故かメンタルはグチャグチャだし
男はメンタルがグチャグチャになっても体が壊れてもケアなんかロクにされないけど
それでも死にたいと思いながらも何とか生きてくしかねーし、折れたら弱音吐く間もなく死んじゃうんだよ
「客観的には幸せである」という自覚があってもなお、「自分は不幸」だから死にたいんか?
ふざけてんじゃねーよマジで
これでよく「女の人生はハードモード、男は下駄を履かされている」なんて言えるな
お前らのどこが不幸なんだよマジで
男が下駄を履かされているとしたら、それは熱く熱せられた鉄下駄だよ
脱げないし、熱くて熱くて死にたくなるけど、一度でも転んだら焼けた地面で焼かれてもがき苦しんで死ぬんだよ
それが男の人生だよ
そしてその横を、ハイヒール履いて焼けた地面の熱さも感じずにスタスタ歩いて「ハイヒールで足痛い、死にた~い」とか言ってるのが、女の人生だろ
ふざけんなよマジで
数年前に土木建設業を引退した。ほぼ一人親方だった。一応は、人を雇っていた時期もある。
弟子が二人だけいた。今は独立して両方とも23区内で働いている。
この業界は、雇用というよりは元請け下請け関係がメインである。工事や業務になると、必ずといっていいほど施工体系図が出来上がる。
タイトルのことだが、数年前にあった暇空さん関係のニュースで言うと「公金チューチュー」に関係する。正当な目的での。
私は、地元のために働いた経験が長い。本業の土木(主に河川と林業)で稼ぎつつ、休日には地域社会のために働いてきた。災害発生後の維持修繕工事を茶菓子程度で請け負ったこともある。
だが、その中で「これはちょっと?」と考えざるを得ないこともあった。相応の年月が経ったし、私も増田を利用して長い。そろそろ一筆、したためてみたいと思った次第である。
主に2つある。1つは公共工事のことで、もうひとつは自治体が運営するイベントでのことだ。
推敲は何度もしたけれども、増田の日記は書き慣れてない。ご容赦を。
(以下本題)
それこそ未成年の頃から林業に携わってきた。両親が小さい土木会社をやってたから、小学生から間伐や林地測量の手伝いをしていた。中学に入っても、工業高校に入っても、それはずっと続いた。
そんな日々を過ごして、下積みを経て独り立ちできてからの自分は、まあその……地元では『それなり』くらいの地位の事業者になれた。具体的には、サブゼネコン(竹中工務店などから仕事をもらう地元土建会社)からの下請けで現場を任せてもらえるくらいである。
そして、親父が亡くなった頃だった。ちょうど東京都が山や森林を守ったりして、住民の憩いの場として生涯学習の場にする動きが始まったのだ。その流れで、うちの会社にも森林整備系の業務が地元自治体から流れてくるようになった。
いわゆる随意契約で、うちの会社が地元密着型かつ使いやすい(≒言うことを聞いてくれる)ということで、仕事をもらえるようになった。「言うことを聞いてくれる」と書いたが、こちとら地元のために地方自治体(役場)を利用しているだけである。
さて、土木・建設・林業系の仕事は、自治体発注だと地元企業優先が基本である。あなたが住んでいる市区町村が田舎であれば、絶対に近い確率でそうである。
ある秋の終わり頃だった。倒木の解体・処分業務を地元自治体から請けたのだ。里山の奥の方にある「昔は限界集落じゃなかったんだろうな」という集落や林道があって、その付近には森林浴にバッチリな雰囲気の自然公園があった。
その自然公園に、はるか山の上から松の大木が転がり落ちてきて、その途中にあった小径木も巻き込んで、公園内にドカンと横倒しに鎮座していた。それらの樹木をバラバラに玉切りしてから処分するというのが自治体から依頼された仕事だった。
「自治体から依頼された仕事」とは言ったが、実際のところは、素人の自治体職員にいきなり現地に呼ばれて、「この樹木に対処してもらえませんか?工法はお任せで」と言われたから、それなりのやり方を提案して見積書を提出したのである。
それから二週間ほど経って、仕事を終えた自分は、完了報告書類を自治体の発注窓口に持っていったのだ。写真帳も添えて。それで、完了検査を受けるつもりだった。見たところ一般事務の職場からの発注だったので、現地確認はナシで写真帳だけで検査になると思っていた。
「今回、当初契約よりも〇十万円少ない額で請求します。切った樹木は、そちらの追加注文で、ごみとして処分できない(※1)と契約締結後に聞いたので、玉切りして現場の隅に重ねてあります。あとは重機リース料ですけど、うちの近所にある会社が一日リースで借り受けたユニックを、うちで最後だけ使わせてもらったので請求しません(※2)」
※1 都のルール?で切った樹木はごみ処理できないらしかった。よく覚えてない
そしたら、あの日の窓口でのやり取りを思い返す限り、その職員(発注者)はこう言ったのだ。
「実は、今回は特殊なパターンの仕事で。東京都の全額補助金なんです。最後に一円たりとも残してはいけない、返してはいけないという都からの指導なので。当初の○○○万円で請求をお願いします」
「変更契約しなくてよい?」
だってさ。
「本当にいいのか、後でどうなっても知らんぞ」と感じたのだが、当時は子どもがいて、正直お金がほしかった。その○十万円は、全額自分の利益になった。都民の税金なんだが、ありがたくうちの子の大学進学費用に使わせてもらったよ。
これが公金チューチュー?の1件目である。自分から吸いに行ったわけじゃないけどな。いわゆる棚ぼたである。なお、これは誰にも迷惑がかからないと思ったから話してる。十年以上も前のことなので。証拠だってとっくに雲散霧消している。
一般市町レベルだとこんなもんだが、契約相手が東京都になるとこうはいかない。
都の場合は、話の相手がほぼ必ず林業技師になってしまう。それか、専門分野の知見のある事務職員。彼らは知識をもったうえで、伐採業務の価格決定を標準歩掛(ぶがけ)でやってくる。
標準歩掛というのは……IT業界でいったら人月計算みたいなものだ。はてなブログで、偉そうな感じのメルカリとかスマートHRとかマイクロソフトとかのIT技術者が、フィボナッチとか何とかで、科学的アプローチで工期の見積りとかしてるだろ?
標準歩掛は、それに近い。要するところ、Aという植生の地形で、Bという仕事を、C人でD時間かけて行って、一日あたり単価はE円(※単価は非公表)、みたいな国が定めた標準マニュアルがあるのだが……たとえ随意契約でも、それをベースに価格や納期の交渉をしてくる。
こっちが「それは違うのでは。あなた達は実際に現地を見ましたか?」と言っても、「これが公共工事のルールですから」だってよ。頑として譲らない。「今回そんなに作業員は出せない。赤字になるかも。上司を出して」と伝えても「協議済みのことです!」とか言うのだ。本当にそうなの?
こっちは大学も出てないし、学生時代に専門的な林業土木の勉強をしていない。専門資格は持ってるけど、相当昔に取得したものだし。試験も難しくなかった。高卒でも勉強すれば余裕だった。
小さい会社の場合は、公共工事でも標準歩掛による積算ではなくて、実際に地形を読んでの見積り作業をその都度行うのがキホンである。それで十分通用する。どうしても専門知識や機材や測量図面が必要になったら、地元にも一応、東大の院まで出てる人がやってる個人会社があるので付き合いで依頼する。
それでも意地や矜持がある。相手が都だからって、引けないこともある。
一度だけだが、林業系の指名競争入札で、入札前にうちの地元じゃない会社が現地確認(下見)に来ていたことがあった。東京23区の街中にある測量設計専門会社だった。
この案件も、先に挙げた森林活動を盛り上げる感じで都がやっている事業の一環である。知らない会社が現地確認に来て山林に入っていたということは……地元じゃない会社がその測量会社に依頼して、自分たちが入札に入るための準備をしているということである。
その時分に、うちの地元会社が協力しあって、ようやく見つけたよ。その工事の入札に札を入れそうな工事会社を。
やはり街中にある会社だった。皇居からそこまで離れてないところにある業界中堅どころである。うちの百倍以上は規模がある。
それで結局、迷いはしたのだが……声をかけたんだ。地元の会社7社くらいで。要するところ、「あの仕事はうちの地元だから、毎年この類の森づくりの仕事はうちの地域の会社が取っていて……」と、懇切丁寧に、その会社にまで出向いて説明をした。
決死の覚悟だったよ。こんな勝負に出たことはない。まさに血の誓いだった。昔のゲームに、七栄養っていう7人のキャラクターが出てくるのだが。まさにあのレベルの、問答無用の一体感だった。
そしたら、その会社は「今回は引く」と言ってくれたよ。その後、入札システムからのお知らせで、都からその入札案件が公示された通知があった。「これが……あの現地確認のやつか!」と思った。ビビッときたよ。業務場所はまさにあの、測量会社が下見に来ていた山林である。
うちの会社も、予定価格に近いところを見繕って札を入れた。数週間が経って、結果が来たのだが……いい方に予想が当たってくれた。例のあの工事会社は、予定価格とはやや遠いところで札を入れていた。「お前らに言われたくらいで入札辞退はしないけど、今後を考えて一応は配慮した」というメッセージだと感じた。
仕事の方は、地元企業で入札案件を取った会社が、入札に参加したほかの地元会社に下請けを出して、例年同様に地元に貢献するかたちで仕事を終えることができた。
談合なのか?と言われれば、形式上はそうなのかもしれない。でも、街中にある会社がこの案件を取っていたら、地元住民の意見を聞かずに、都が発注した業務を仕様書どおりに粛々と進めたに違いないのだ。地元企業が取ったからこそ、地域に寄り沿った施工ができた。
談合は如何なる場合でもダメだって、それは国や都が言っているだけだ。
談合は、フツーはダメだと思う。そう思ってる。うちらが払った税金が民間企業に不当に持っていかれるのは我慢ならない。けど、それが必要な場面というのは、昔も今も今後も、ずっと存在し続ける。それだけのことだ。
今はどうなっているのだろうか。
うちの会社の方は跡継ぎがいなくて、自分自身も持病がひどくなったので引退した。今だと、趣味レベルで地元住民から仕事を請けることならある。
情報はそこまで入ってこないけど、都もそのあたりは【わかってる】んだと思う。そうじゃなかったら、道路維持管理の業務とか、いつも特定の企業群(メンツ)が順々に請けているなんてありえない。談合にならないように、都が入札の指名をうまいこと調整しているのだ。
「また入札情報をアップしたよ。メンツは大体わかっているよね? いつものように、ルールに従って契約相手を決めますよ。業者間でいろいろあるかもしれないけど、都は責任をもちません。自己責任でやってください」
都のスタンス、いや、どの自治体もそういうスタンスで入札のお知らせを送っている。
いっそ、入札とかするんじゃなくて、信用できる会社があるんだったら、民間企業みたいに堂々と特定の会社だけ指名すりゃあいいのに。そしたら、談合なんて不正は起きようがない。と、半分老人の立場で思ったことを述べてみた。これで1つは終わりだ。
うちの地元では、もう何十年も昔から続いているイベントがある。ありていに言うとウォーキングであり、実態は何でもアリの徒競走である。中高生のスポーツクラブの子はトレイルランをするし、ご老人だと健康志向の長距離散歩となる。
うちの地元には、初心者でも歩きやすい登山道がある。そのウォーキング大会では、目印になる公共施設からスタートして、山々を登って降りて、平らな道を突き進んで……を繰り返して、最遠で十数キロ以上も離れた先のゴールをめざす。
イベント中は、子ども、若者、老人、家族連れなど多くの人で賑わっている。辺鄙な地域とはいえ、東京に住んでいてよかったと思うのはこれである。
遠く離れた田舎の方だと、素敵な山麓はあるのだろうが、こういう催しを開いても参加者が来ないのだろう。ここは腐っても東京である。人がたくさん来てくれる。
自分が住んでいる地域の町内会の一部組が、その自治体が開催するウォーキング大会のスタッフの役割を務めていた。
大会の運営事務局は自治体担当部署なのだが、うちの町内会の組が、ウォーキング大会の休憩地点で料理を振舞うのである。地元料理をベースに、毎年メニューが違っていて、うどんの年もあればそばの年もあるし、芋煮の年だってあった。
とにかく、腹を空かせたウォーキング大会の参加者に昼ご飯を振舞うのだ。そのために自治体から現金をもらって、その年に相応しい料理を作る。お金はもらっているものの、割に合わないのでボランティア活動だと思っていた。
しかし、ある年のこと。考えさせられることがあった。
ウォーキング大会が終わると、自治体からもらったお金で何を買ったのか報告する必要がある。自分はこういう作業はニガテなんで、町内会でそういうのに詳しい人に会計報告をやってもらう。自分がその組の一応代表なので、自治体とのやり取りは全部自分がやっている。
会計報告を終えた後、自治体の担当部署から電話がかかってきた。どちらかと言うと苦情だった。電話と合わせて、ご丁寧にメールまで送ってきた。
【メールの内容】
・芋煮の準備や提供中、あなた達がお酒を飲んでいたのを職員が見ている
・何十年も続いているようだが、今後は自粛願いたい
・公文書公開請求があると、あなた達の個人情報が特定される危険がある。ご了承を
・毎年、渡したお金の余りを通帳に入れているのか?
・あれは参加者が払ったお金の一部である。できれば返していただきたい
うん、まあ……違和感はあったよ。
それこそ、子どもの頃からウォーキング大会のスタッフをやってるけど、親父やお袋やその地元仲間は、料理の準備中も、提供中も、片付けた後も、お酒を飲みながらご機嫌な感じでやっていた。自分らもそうなっただけだ。
あのビールやおつまみを、自治体からもらったお金で買ってるのは知ってたよ。若い頃からずっとだから、感覚がマヒしてたのかもしれない。
それじゃなくて、今いきなりその場面(参加者に振舞う食材購入費で酒を買っている)がやってきたなら、おかしいって思うことができたのかもしれないな。
うちから具体的にどんな内容を返したかは言わないけど、あの時の自分はすごく怒っていたよ。自分ら町内会がバカにされてる気分だった。人件費は無償で、公共行事のお手伝いをしたのに。せっかく、一生懸命にウォーキング大会の参加者に地元料理を振舞ったというのに。
たかだか、自治体職員から渡されたお金でビールを買ったくらいで、それは町内会のスタッフを鼓舞する目的だったのに、「余計なことしやがって」と思っていた。実際、あの時は自治体の担当部署に乗り込んでいったよ。町内会長も一緒に連れて。当時の自分は40代で若かった。まだ青臭いところがあった。
自治体との話し合いの場では、相手方の幹部職員も交えて懇々と話を進めていった。逐一結果は書かないが、その後も参加費でお酒を買うのは黙認してもらえることになった。ただし、町内会の通帳に入れていたお金の一部を返還することになった。
長々と書いた。今読み返してみたけど、日本語ヘッタクソだなあと、いい年になった今でも思う。
公金をどう扱うかって、難しい問題だと思う。増田利用者でも、地元町内会(自治会)で役員をしてる人はいるだろう。自分が住んでる市区町村からお金をもらうこともあるのでは? どんな使い方がいいのか、迷うこともあるんじゃないかと思う。
数ヶ月前に自分の部署に配属になった同僚の言動が丁寧すぎて腹が立つし嫌いになった。
その同僚は自分と年齢もさほど変わらず、社歴は自分の方が上だが、上司と部下という関係でもない。
にも関わらず、取引先と接するような態度で自分に接してくるので、せっかちな自分はだんだんイライラしてきた。
丁寧すぎる対応が原因で人のことを嫌いになったのは初めてかもしれない。
でも本当に忙しいときに、たかだか同僚同士の会話の度に毎度毎度「お忙しいところ申し訳ありません、今お時間大丈夫でしょうか?」と聞かれると、その口上聞いてる間に本題に入れたよな?と感じて腹が立つ。
それは取引先や上司に対してやる対応であって私に対してやるべき対応ではないと思っている。
あと、この同僚はものすごく腰が低く、すぐに「すみません」と謝りまくるが、何か仕事でフォローしてもすみませんすみませんと謝られるばかりで、ありがとうございますと言われることが極端に少ない。
私は謝られるより感謝された方が気持ちよく仕事ができるタイプなので、最近は謝られる度にイライラしてしまう。
しかも後日謝罪の手紙とお菓子を机の上に置かれることが多々ある。私と同僚は向かい合って座っているので、「フォローありがとう、これお礼!」と直接渡してくれれば気持ちよく受け取れるのに、「すみませんでした。」という手紙を置かれると一気に嬉しくなくなる。謝罪文付きのお菓子を貰い続けるのも気を使うので、最近は丁重にお断りしている。そうしたら泣かれた。
多分一般的な人から見たらこの同僚はとてもいい人なのだろうが、わたしとは絶望的に馬が合わず、相手の丁寧な言動にこんなにも腹が立つことがあるのだという気付きに自分でも驚いた。
週末実家に帰った際、浪人していた従兄弟の話をし始めたかと思うと「従兄弟は一浪して〇大(MARCHのどれか)だってよ」とか「やっぱり浪人したら最低限早慶だよなー」とか言い始めた。「いやあんた高卒だろ」と喉まで出かかったがなんとか耐えた。
なんとなく、言動の端々からwakatteとか見てそうな雰囲気は感じていた。恐らく俺の受験を機に大学を色々と調べ始めた結果辿りついたのではないかと思う(受験について父に相談したことはほとんどないが)し、有名大学に通う息子を誇らしく思う気持ちが行き過ぎてしまった部分もあるのかも知れない。
しかし父よ、あなたは学歴はなくとも立派に頑張って俺を育ててくれたのではなかったか。あなたが50年かけて培ってきた価値観は、息子がたかだか数年頑張ってちょっと他人よりも勉強が出来たという程度で塗り変わってしまう程度の物なのか。