はてなキーワード: ニューヨーク・タイムズとは
要約
リンク先(https://anond.hatelabo.jp/20250419102316)は、はてな匿名ダイアリーに投稿された記事で、トランプ政権について以下のような主張が述べられています:
トランプ政権の無茶苦茶さ:トランプ政権は多くの日本人が想像する以上に「無茶苦茶」であり、法治を覆そうとしていると、Fox、News Max、ブライトバートを除く「まともなアメリカメディア」で認識されている。
日本人の誤解:日本人は「アメリカの大統領が単なる悪人であるはずがない」と考え、トランプの行動に裏の意図や戦略を見出そうとするが、実際は「自分ファースト」の単純な動機に基づいている。
アメリカの異常な状況:トランプ政権のスポークスマンの発言を見ると、精神を保つにはダブルシンク(矛盾する信念を同時に持つこと)が必要なほど異常な状況だと感じられる。日本の政治家や公務員にも同様の感覚を抱いたことがあるが、アメリカの現状はそれを超えるレベル。
プーチンへの言及:記事内で「プーチンたすけて」というコメントが登場し、トランプ政権への皮肉や絶望感を表現している。
全体として、トランプ政権の行動が法治や常識を逸脱しており、日本人の一般的な認識が実態を捉えきれていないという批判的な視点が強調されています。
以下のポイントについて、提供された情報や信頼できる公開情報に基づきファクトチェックを行います。
1. 「トランプ政権が法治を覆そうとしている」とアメリカメディアで認識されているか?
検証:トランプ政権(特に2025年時点での第2期政権)について、一部のアメリカの主要メディア(例:CNN、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストなど)が、トランプの政策や行動が民主主義や法治を脅かす可能性があると批判的に報じているのは事実です。例えば、トランプが2020年選挙後に選挙結果を覆そうとした行動や、2021年1月6日の議事堂襲撃事件に関連する報道では、法治への挑戦が指摘されています。また、2024年選挙後の第2期政権においても、トランプが司法省や連邦機関を政治的に利用する可能性や、移民政策の大規模な執行強化が法的手続きを無視する恐れがあるとして懸念が報じられています(例:ニューヨーク・タイムズ、2024年11月以降の記事)。
例外:記事が指摘する「Fox、News Max、ブライトバート」は保守派メディアであり、トランプを支持する傾向が強く、批判的な報道は少ない。これは事実と一致します。ただし、「まともなメディア」という表現は主観的であり、メディアの客観性は視聴者の政治的立場によって異なるため、この部分は意見として扱うべきです。
結論:トランプ政権が法治を脅かすとの認識は一部の主要メディアで共有されているが、メディアの選択や「まとも」という表現には投稿者のバイアスが含まれる。部分的に正確。
2. 「日本人はトランプを悪人と思わず、裏の意図を見出そうとする」か?
検証:日本人のトランプに対する認識は多様であり、記事の主張を検証するには世論調査や具体的なデータが必要ですが、一般論として、日本のメディアや国民の一部がトランプの行動を「戦略的」または「計算されたもの」と解釈する傾向は見られます。例えば、トランプの通商政策や対中姿勢は、日本の一部の保守派やビジネス界で「現実的」と評価されることがあります(例:産経新聞や一部の経済誌)。一方、リベラル派や若年層ではトランプを「予測不可能」や「危険」と見なす意見も多い(例:朝日新聞、毎日新聞の社説)。しかし、「日本人は皆そう思う」という一般化は誇張であり、実際には意見が分かれています。
結論:日本人の一部がトランプの行動に戦略性を見出すのは事実だが、全体を一般化するのは不正確。誇張あり。
検証:トランプの行動や発言が自己中心的であるとの批判は、国内外の多くの分析で指摘されています。例えば、トランプのビジネス出身の背景や、選挙キャンペーンでの「アメリカ・ファースト」スローガンが、個人的な利益やブランド構築に結びついているとの評価は一般的です(例:ポリティコ、BBCの分析記事)。また、2020年選挙後の訴訟や議事堂襲撃を扇動したとされる行動も、自身の権力維持を優先したと解釈されています。ただし、「単なる悪人」という表現は主観的であり、トランプ支持者(アメリカの約半数の有権者)は彼を「国益を優先する指導者」と見なしています。
結論:トランプの行動が自己中心的との指摘は多くの証拠に裏付けられているが、「単なる悪人」は意見であり、客観性に欠ける。部分的に正確。
4. 「スポークスマンの発言が異常でダブルシンクが必要」という主張
検証:トランプ政権のスポークスマン(例:2025年時点での報道官や閣僚の発言)が矛盾を含む、または極端な発言を行うケースは過去にも見られました。例えば、第1期政権でのショーン・スパイサー報道官やケリーアン・コンウェイ顧問の発言が「代替的事実(alternative facts)」として物議を醸したことは有名です(2017年、CNNなど)。第2期政権でも、トランプの政策(例:移民の強制送還や関税強化)を擁護する発言が、事実と矛盾したり、過激な表現を含む場合があります。ただし、「ダブルシンク」という表現はジョージ・オーウェルの『1984年』に由来する文学的比喩であり、客観的な検証は難しい。また、日本の政治家や公務員との比較も主観的で、具体例が示されていないため検証不能です。
結論:スポークスマンの発言が物議を醸すのは事実だが、「ダブルシンク」の必要性は主観的で検証困難。主観的意見。
検証:このコメントは記事への反応として記載されており、投稿者自身の発言ではない可能性があります。はてな匿名ダイアリーでは、コメント欄で皮肉やジョークが頻繁に投稿される文化があります()。この発言はトランプとプーチンの関係性(例:2016年や2020年選挙でのロシア干渉疑惑)を揶揄したジョークと考えられますが、具体的な事実を主張するものではないため、ファクトチェックの対象外です。
正確な点:トランプ政権が一部のアメリカメディアで法治を脅かすと批判されている点、保守派メディアがトランプを支持する傾向、トランプの行動が自己中心的との評価は、公開情報と一致。
不正確または誇張な点:「日本人は皆トランプを悪人と思わない」という一般化や、「まともなメディア」という主観的表現は誇張またはバイアスを含む。
検証困難な点:「ダブルシンク」の必要性や日本の政治家との比較は主観的で、具体例がないため評価不能。
記事はトランプ政権への強い批判的視点に基づいており、一部の主張は事実と一致するが、主観的表現や一般化が多く、全体として意見色の強い内容です。読者はメディアの多角的な報道(例:ニューヨーク・タイムズ、BBC、産経新聞など)を参照し、バランスの取れた視点を持つことが推奨されます。
って流れらしい。
2016年11月、ハリー・リードの退任を受け、民主党の連邦上院院内総務に選出された[5]。ニューヨーカーならびにユダヤ系アメリカ人が連邦院内総務に就任するのはこれが初めてである。
私はイスラエルとアメリカの二重国籍を持っています。イスラエルで生まれ育ち、1969年にアメリカに移住しました。私は誇りを持ってイスラエル軍に勤務しました。そして、私はユダヤ人です。
イスラエル軍にいたことが誇りなのかと言われていたが、これは良いんじゃないか。
(米国国内で反ユダヤの事件が増加しているという調査を受けて)ユダヤ人にとってこれが困難な時期であることは言うまでもありません。そして、あなたが行ったような発言は事態を悪化させるだけです。ハリウッドの監督が「現在、私たちはユダヤ性とホロコーストが、10月7日のイスラエルの犠牲者やガザでの継続的な攻撃など、多くの罪のない人々の紛争につながった占領によって乗っ取られたことを否定する男性として立っている」というような発言を聞くのは―それがいかに不快であっても―一つのことです。しかし、アメリカ政府で最も高位のユダヤ人選出公職者であり、世界で最も大きなユダヤ人集中地域の一つを選挙区とする米国上院議員からイスラエルに対する厳しい批判を聞くのは全く別のことです。さらに悪いことに、あなたの言うことに従わない限り、アメリカの支援を差し控えるべきだと示唆することでイスラエルの民主的プロセスに干渉しようとするのを聞くのは失望です。
一個人が言うのと特別な立場にいる政治家が言うのは重みが違うぜってのは分からんでもない。
そんなことが絶対に起きないことを願いますが、もしあなたの親族の一人が10月7日にハマスによってイスラエル人のように殺されたら、あなたは何を言うでしょうか―あるいは、決してあってはならないことですが、あなたの家族の一員が人質として捕らえられ、5か月以上も非人道的な状況で拘束されたり、拘束中に殺されたりしたら。もしあなたやあなたの家族がイスラエルに住み、これらのテロリストからの理不尽なミサイル攻撃や襲撃を受けていたら、あなたは最近とった立場と同じ立場をとるか、同じ言葉を発するでしょうか。
アメリカ生まれの奴に実際殺されてきた人間の気持ちは分かんねーよムーブ。
停戦に関するあなたの発言は、イスラエルを悪者に見せています。再び、あなたは事実を無視しています:ニューヨーク・タイムズや他のメディアは2月27日にハマスが停戦提案を拒否したと報じました。その記事のニューヨーク・タイムズの見出しは「ハマスが停戦提案を拒否、バイデンの近期合意への希望を打ち砕く」でした。
(中略)
ハマスに関する神話を終わらせるべきです。彼らはパレスチナ人の保護者ではありません。ハマスは何年もの間、ガザを残虐な全体主義的支配下に置いてきました。彼らは自分たちが代表すると主張する人々に、ガザの人々、ガザの家族、ガザの子供たちへの配慮なしにこの戦争を強いました。彼らは罪のないパレスチナの民間人の背後に隠れ、彼らを人間の盾として使用します。ハマスは燃料、水、食料を貯蔵し、ガザの民間人は苦しんでいます。彼らはこの戦争が引き起こすと知っていた苦痛を利用しています。この戦争で殺された人々、パレスチナ人もイスラエル人も、その血はハマスの手にあります。
ハマスは平和を望んでいません。ハマスはユダヤ人の死と民主的なイスラエル国家の死を望んでいます。彼らは根本的に二国家解決策に反対しており、私はこれこそがこの地域に平和をもたらす唯一の方法だと信じています。
イスラエルはハマスの死を望んでいるし、この辺は双方根絶やしにするしかないんちゃうか。
ユダヤ教徒が迫害されている時に何言うてんねん位は言う資格ある、と俺は思った。
しかし、ハマスが人間の盾を実行して停戦を拒んでいるとはいえ、実際に虐殺していることに関しては触れていない。
かなり気を使った文章なんだろうけどイスラエルサイドに寄り過ぎ。
監督降板の必要は無いがイスラエル人とパレスチナ人の間に平和が来ることは当分ないんだろうな~。
https://www.thewrap.com/avi-arad-denounces-chuck-schumer-netanyahu-speech/
https://note.com/takahashi_shiro1/n/n50d842e6a877
駒澤大学の森田成也氏(マルクス経済学)がトランスジェンダリズムに疑問を持つに至った理由の第一は、主として海外の情報から、とりわけラディカル・フェミニストに対してひどい攻撃や脅迫と暴力を振るっていることを知ったこと。第二は、熱心なトランスジェンダー派ほど、売買春肯定、ポルノ肯定であることを知ったこと。第三に、トランスジェンダーとは性同一性障害の人のことと思っていたが、実際には後者はトランスジェンダーのごく少数の一部に過ぎないことを知ったこと。第四に、2020年6月にJ.K、ローリングさんが、トランス当事者に対して非常に配慮しつつも女性の「身体的性別に基づく権利」の重要性を訴えた声明文(https://note.com/f_overseas_info/n/nb9dee80c5f82)に対して、全世界のトランス活動家と左派が信じたいほど暴力的で誹謗中傷的な攻撃をしているのを目の当たりにしたことである。
注目すべきはアメリカのリベラル新聞『ニューヨーク・タイムズ』やイギリスの左派系新聞『がーディアン』などが相次いで、子供の拙速な性別移行措置に対する強い懸念を示す記事を掲載したことである。ローリング攻撃に加担してきた両紙が全面的擁護に一変したのは画期的といえる。
トランスジェンダリズムには、「生物学的性別」を認めつつ、それとは異なる「心の性別」ないし何等かの生得的な「性自認」が存在するとみなし、後者を前者よりも優先させようとするソフトバージョン(自治体や国際機関などの公的機関など)とハードバージョン(ジェンダー学者、トランス活動家など)がある。
ハードバージョンは「身体の性別」すなわち「生物学的性別」の存在そのものを認めず、「性自認」「性表現」等の曖昧模糊としたものが唯一絶対の性別決定要因であるとみなす。トランス活動家たちはトランスジェンダリズムへの異論を「差別者」ないし「ヘイタ―」の誘惑として、読むな、見るな、議論するなと主張する。彼らはトランス当事者のために運動しているのではなく、トランスジェンダリズムというイデオロギーのために運動しているイデオロギー優先の「カルト集団」と見做すべきである。
クビー著『グローバル性革命』によれば、2007年にインドネシアのジョグジャカルタで29の「ジョグジャカルタ原則」が作成され、それを実行するためにJGBT活動家のための200頁の『ジョグジャカルタ原則の活動家のガイド』ハンドブックが作成され、「混乱を招く方法」「LGBT問題の目標を実現するための具体的な実行方法」等を明示した。
同序文には、「どのような類型の性的嗜好や行為も、小児性愛、近親相姦、一夫多妻、不特定多数との性的関係あるいは獣姦までも排除されない」と書かれている。
なんか増田で「キャンセルカルチャー怖っ」みたいなの書いてた人居たけど、またまた大敗北したね。
日本人が公式の動画に押し寄せて、コメントしまくって、各コメントの高評価500とか600とかあってさ
(YouTubeは動画のイイね、不評の他、コメント欄の各コメントにイイね、悪いね、がある)
どのコメントも数千イイね。
普通に1万イイねついてるのもある。
「UBI潰れろ!」ってコメントに1万イイね。
日本人が「UBI潰れろ」ってコメントしても500イイね程度だったのに。
安心して。
UBIがキャンセルされるとしても、それは何の影響力もない、bot扱いしかされてない日本人のチカラではないので。
ほんの数日前のニューヨーク・タイムズの記事にも「日本人から評価は概ね好評」って事で、あいからわずBoto扱いされてたから。
日本人の専門家も出てきて「多くは白人が翻訳アプリで書き込みしているようです」って記事になってる。
Elon Musk’s financial woes at X have Tesla bulls fearing he will liquidate more stock
https://finance.yahoo.com/news/elon-musk-financial-woes-x-125351398.html
ファーガソン氏は、ニューヨーク・タイムズが最近入手した第2四半期の社内データに基づいて評価した。
同レポートによると、Xはこれまでで最大の市場である米国で1億1,400万ドルの収益を計上した。これは、過去3か月間で25%の減少、前年同期比で53%の減少となった。
これだけでもひどい話に聞こえるが、さらに悪い。
マスク氏の買収前の2022年第2四半期の最新の 公表データ では、収益は6億6100万ドルだった。
インフレを考慮すると、収益は今日のドル換算で実に84%も減少している。
X社は財務諸表を公表していないため、同社があとどれくらい存続できるかは誰にも分からない。しかし11月、マスク氏自身が、広告主のボイコットによりX社が破産に直面する可能性があることを認めた。
https://anond.hatelabo.jp/20240326142917
発端となったのは2017年にpornhubに投稿された13歳女性が踊ってる動画だ。
この動画が40万回の再生とウケた末に同サイト内で転載され270万回再生されたそうな。
で、この件の精神的苦痛と被害を理由にpornhub運営元が告訴されてカリフォルニア地裁がVISAも共犯と扱ったことでここ最近の「クレカ規制」が起きてるのは皆さんご承知の通り。
だがその発端となった裁判に関して日本国内では語られていないことがある。
動画に映っていた原告の当時未成年の女性、セレナ・フレイツさんと加害者である動画投稿者の男もヘロイン中毒者だったってことだ。
https://www.bbc.com/news/technology-62372964
BBCの記事内で「ドラッグを買うために動画が撮影された」と言明されている。
この事はどうしても、どうしても言っておきたかった。
「薬物の終着駅」「コレに手を出すと他の薬物に耐性がつく」という麻薬の中では最悪の代物だ。
そんな物に手を出した悪童達が起こしたクソみたいな事件が始まりなんだ。
そしてこの事件を世に知らしめたニューヨーク・タイムズ誌の連載コラムを担当していたのはこれまでトンデモ記事を書きまくってるニコラス・クリストフ記者だったんだ。
沖縄に駐留していた米兵が起こした暴行事件から「悪いのは日本の成人漫画だろ」と表現規制を引っ張り出した放火魔記者だ。
この事だけは覚えておいてくれ。
くだらない。
実にくだらないクソみたいな、米国内だけで話つけりゃいいだけの事を全方位に火炎瓶を投げつけて世界中のアダルトコンテンツ関係者の収入を断ったんだ。
ふざけるな。
本当にふざけるな。
俺は死ぬまで忘れない。
https://anond.hatelabo.jp/20240721230541
ジジェクは道を誤った / メラニー・ゼルMelanie Zelle [スワースモア大学の学内新聞『スワースモア・フェニックス』の編集者] ※削除済
ttps://web.archive.org/web/20230303073524/https://swarthmorephoenix.com/2023/03/02/zizek-has-lost-the-plot/
私が哲学に興味を持つようになったのはスラヴォイ・ジジェクのおかげである。
彼の著書『終焉の時代に生きる』と『パララックス・ヴュー』に偶然出会い、中学2年生の私が苦労して読み進めたこの本が、
ジジェクの文章は、彼が即興でする賛美のすべてにおいて、素晴らしく説得力があると私は感じた。
本棚に積まれた1000ページにも及ぶ矛盾の山に憤慨しながら『Less Than Nothing』を読み通したのは、高校時代に果たした偉業だった。
私は、ジジェクの長編作品の論旨を理解できるかどうかで、自分の知的価値を測るようになった(現在はほとんど理解できないが、以前はまったく理解できなかった)。
それだけに、現代の政治文化に関する最近の記事で、ジジェクを非難するのは心苦しい。
しかしある意味で、ジジェクと私の関係は、彼が何について間違っているのかだけでなく、
なぜこのような著名人が、あのように明らかな知的陥落にはまることができたのかを理解しようとする上で、
有利なポジションに私を置いていると感じている。
私の怒りの主な対象は、先週発表されたばかりのジジェクのエッセイである。
そのタイトル「Wokeness Is Here To Stay」は、たぶん私がそれほど警戒するものではなかったと思う。
ジジェクの哲学は、ヘーゲル、ラカン(そしてフロイトも)、そしてもちろんマルクスへの愛着から、オーソドックスな、ほとんど伝統主義的なものと特徴づけうる。
他方で世間一般におけるジジェクのペルソナは、意図的に培われたものだと私は主張したいが、ディオゲネス的挑発者であり、象徴破壊者であるが、自分勝手なものではない。
ジジェクのこうした面が、彼の論文や公開講演会、そして彼の知的活動への、より親しみやすい影響を及ぼしているようだ。
したがってジジェクが、クリックした人々が眉をひそめるようなタイトルを選んだことを読んでも、私は驚かなかった。
私は、ジジェクのお気に入りのトリックのひとつである、正式な哲学的分析の範囲外と考えられている文化の側面を選び出し、
喜びを感じながらそれを切り裂くことに慣れてしまっていた。
(ある講義では、カンフー・パンダについて論じており、また別の講義では、ヨーロッパ各地のトイレの特殊な構造が、
ポストイデオロギー的なポストモダニズム世界の概念に対する究極の反論となっている)。
ほとんどの場合、ジジェクの指摘は最終的に重要であり、さらに重要なのは、彼の広範な哲学のいくつかの要素について、面白おかしく、
しかし(おそらく結果的に)効果的に紹介者の役割を果たすことである;
そして一見したところ、"Wokeness Is Here To Stay は同じ公式に従っている。
トランスジェンダーの権利をめぐるスコットランドの政治的混乱から始まり、他の現代政治問題にも触れ、最終的にはフロイトとラカンへの言及で締めくくる。
表面下に潜む構造的な違いを無視しても(これについてはまた述べる)、この作品には、ジジェクのいつものトーンとは正比例しがたい苦渋が感じられる。
これは、私の最大の関心事である彼の議論の内容については言うまでもない;
ジジェクは、スコットランドにおけるトランスジェンダーの権利をめぐる、最近の政治論争をめぐる議論について、記号論的な分析を行っているわけでもなければ、
正確に他の多くのことと結びつけているわけでもない。
結局のところ、ジジェクは皮相な哲学的手法とともにただ単に政策論争に参加しているだけであり、遺憾ながら完全に間違っている。
ジジェクは、過去10年間にリベラルな知識人全体に伝染した観を呈するトランス医療をめぐるパニックに陥っている。
ジジェクのいつもの懐疑論は、ここではいつもの懸念荒らしconcern trollingの再現に留まる。 ジジェクはこう書いている:
「思春期ブロッカーは、タヴィストックでの診察に送られたほぼすべての子供に投与された。
その中には、性的指向がはっきりしないという誤診を受けた可能性のある自閉症の若者や、問題を抱えた若者も含まれていた。
言い換えれば、医学的な性別移行を望むかどうか判断できる年齢に達していない脆弱な子供たちに、人生を変えるような治療が行われていたのだ。
批評家の一人が言ったように、『性別の悩みを抱える子供には時間とサポートが必要である。あとになって後悔するかもしれない医療措置に進むよう仕向けられるべきではない』 」。
この一節は疑問を投げかける。ジジェクは、その知的能力において、思春期ブロッカーが何であるかさえ知っているのだろうか?
ジジェクの引用の使い方は、この作品の中で頻繁に行われていることから特に明らかであり、すでに示唆されていることを裏付けている。
実際、彼が引用したガーディアンの記事を読んでいれば、上で引用した段落を修正できたかもしれない。
ジジェクが引用した記事の上の行には、"異性間ホルモンは16歳からしか処方されず、専門家によれば思春期ブロッカーは不妊の原因にはならない "と書かれている。
したがって、このスロベニア人に知的怠惰の恩赦を与えることもできない。 これは純粋で単純な不誠実さであり、危険な形態である;
さらにひどいのは、ジジェクが記事の冒頭で取り上げた最初の文化的分析対象である。
『コンパクト』編集部がありがたいことに、ページをスクロールすると引用文が表示されるようになっているのだ(まだ彼の論調を十分に理解していない人のために)。
それはこうだ: "女性だと自認する人物が、ペニスを使って2人の女性をレイプしたことを我々は知っている"
“We have a person who identifies itself as a woman using its penis to rape two women.”
ジジェクが言及しているのは、アイラ・ブライソンの事件である。
この有罪判決は、スコットランドにおいてレイプで有罪判決を受けた史上初のトランス女性となり、
トランスの人々に対する「懸念」を持つすべての人々にとってのロールシャッハ・テストとなった。
ここでジジェクは、基本的な事実認識が間違っている。ブライソンの性別移行の時系列を誤って伝えているからだ。
さらに問題なのは、読者を煽動するために、本質化するような言葉を使い、さらに誇張していることである
(「ペニスを持ったレイプ犯が、囚われの女性たちと刑務所にいる」という表現が思い浮かぶ)。
ブライソンを「彼he」、そしてさらに厄介なことに「それit」と、ジジェクが性別を間違えて表現することに固執するのは、
ジジェクがトランスのアイデンティティを尊重することを、裁量に任された、善行次第のものだと考えていることを示唆している。
ジジェクはこの論文で、控えめに言ってもトランスフォビックtransphobicだ。
しかしそれ以上に、ジジェクは退屈で、独創性がなく、不誠実で、怠惰である。
彼はトランスの人々について、『ガーディアン』紙や『ニューヨーク・タイムズ』紙の同様の記事からは得られないようなことを何も書いていない;
この時点でようやくジジェクが哲学について語るかもしれないと思うのも無理はないが、残念ながらそれは間違いである。
記事の次の部分はさらに長く、さらに面白くない。『コンパクト』誌に掲載された別の記事の宣伝である。
(中略)
で、どういうこと? なぜジジェクはこんなことを書くようになったのか?
その答えは、対立的でありたいという彼の誤った願望にある。
彼は、この作品の中で他者が陥っていると彼が非難する事柄に陥っている。すなわち、自分を悩ませる他者を、自分自身の中で勝手に思い描く罪を犯しているのだ。
The answer lies in his misplaced desire to be oppositional. Ironically, he is guilty of the thing he accuses others of falling prey to within the piece, that of envisioning for himself an Other that haunts him.
[ジジェク]「要するに、ここにあるのは、政治的に正しい突き上げと、金銭的利益の残酷な計算との最悪のコンビネーションなのだ。 」
思春期ブロッカーの使用は、[ジジェクによると]"目覚めた資本主義 "のもうひとつの事例であるとされる。
ここでジジェクは、ジャニス・レイモンドの1979年の『トランスセクシュアルの帝国』に端を発する、トランスジェンダーの人々が選択する様々な処置や療法は、
製薬企業にとって重要な経済的利益をもたらすものであるという、一見したところ長年にわたる議論に訴えかけている。
そうすることで、救命医療へのアクセスを容易にするべきだと主張する人々を、自分たちの身体をめぐる現実の物質的な対立のために戦うのではなく、
資本の側、つまり極悪非道な個人の側にいる人々として捉え直すことができる。
バトラーやフーコーを読んだことのある人物が、このように書くことができるのは、こうした運動が誰のためになるのかという、権力についての混乱がジジェクを盲目にさせているのだ:
[ジジェク] 「性的混乱に「異常」なことは何もない。「性的成熟」と呼ばれるものは、長く複雑で、ほとんど無意識のプロセスである。
それは激しい緊張と逆転に満ちている。自分の心の奥底にある「本当の自分」を発見するプロセスではない」。
作品全体と同様、これはジジェク特有の哲学的プロセスといううわべに包まれたいつもの本質主義と、トランスフォビアtransphobiaである。
この最終的な帰結は、英米でトランスジェンダーの物質的な生活にすでにダメージを与えているヒステリーhysteriaの波に、ジジェクがお墨付きのスタンプを押したということだ。
ジジェクは、社会の変化に懐疑的なジャーナリストや知識人の瘴気miasmaの中に紛れ込んでしまったかのようだ。
これはポストモダンの懐疑主義に非常に批判的な人物から出た究極の皮肉である。
過去の思想家からの豊かな引用を悪しき議論の隠れ蓑に変え、気まぐれさを苦味に変えてしまう。
私たちにとって悲しい日であり、多くの意味でジジェクにとっても悲しい日である。
ジジェクは豊富な理論的な著作の中で最高のパフォーマンスを発揮し、ここでは最悪のパフォーマンスを発揮している。
このエッセイを読むと、あなたは感じ取るだろう。少なくとも少しは彼がそれを自覚していることを。
[終]
原著 "Irreversible Damage" の内容について "科学的に否定されている" などの攻撃がしきりに行われるのですが、これは主に 米国 "ジェンダー肯定モデル" の医療を推進している主に米 "業界医師" や活動家の人々がそのように主張しているだけです(代表はハフポスト日本語版のサイトに書評が翻訳されている医師のジャック・ターバン氏です)。
実際には精神医学専門家M.Grossman が証言しているように、この主題は専門家の間で立場によって完全に見解が異なり、数年来大きな論争の対象となっています。
すでに英国や欧州・北欧各国(最初に始めたのはスウェーデンです)の当局や専門家は、先日の英国NHSの正式な "思春期ブロッカーの停止発表" のように、未成年者への思春期ブロッカーやホルモン投与を当然のものとする "ジェンダー肯定モデル" についてはその多くが基本的な見直しを開始しており、そのプロセスの途上にあります。
米国の "ジェンダー肯定モデル" 推進派として有名な医師であるジャック・ターバン氏らの同原著に対する主張は、すでについ先日の英国NHSの公式な正式決定(医学的な大規模系統レビューの結果を受けた "ジェンダー肯定モデル" の見直しと "思春期ブロッカー" の処方停止の発表)で、その主張の根幹となる前提(未成年 "肯定モデル"の医学的エビデンスレベルの評価)が否定されているため、主張の正当な根拠をほぼ失っています。
同原著出版時から数年が経ち、政治・医学的論争・世論・メディアの状況は少しずつ動いています。
米国リベラル派代表紙であるニューヨークタイムズ紙(NYT)にもすでに、ディトランスの若者たちを取材した同書とほぼ同趣旨・同主題の記事が昨月掲載される状況になっています。
同原著の内容を間違っていると否定されるならば、NYT紙(ニューヨーク・タイムズ紙)までも出版されるべきでない "科学的に間違った新聞" や "ヘイト新聞" というようなことになってしまい、論理が破綻してしまいます。
原著 "Irreversible Damage" の内容について "科学的に否定されている" などの攻撃がしきりに行われるのですが、これは主に 米国 "ジェンダー肯定モデル" の医療を推進している主に米 "業界医師" や活動家の人々がそのように主張しているだけです(代表はハフポスト日本語版のサイトに書評が翻訳されている医師のジャック・ターバン氏です)。
実際には精神医学専門家M.Grossman が証言しているように、この主題は専門家の間で立場によって完全に見解が異なり、数年来大きな論争の対象となっています。
すでに英国や欧州・北欧各国(最初に始めたのはスウェーデンです)の当局や専門家は、先日の英国NHSの正式な "思春期ブロッカーの停止発表" のように、未成年者への思春期ブロッカーやホルモン投与を当然のものとする "ジェンダー肯定モデル" についてはその多くが基本的な見直しを開始しており、そのプロセスの途上にあります。
米国の "ジェンダー肯定モデル" 推進派として有名な医師であるジャック・ターバン氏らの同原著に対する主張は、すでについ先日の英国NHSの公式な正式決定(医学的な大規模系統レビューの結果を受けた "ジェンダー肯定モデル" の見直しと "思春期ブロッカー" の処方停止の発表)で、その主張の根幹となる前提(未成年 "肯定モデル"の医学的エビデンスレベルの評価)が否定されているため、主張の正当な根拠をほぼ失っています。
同原著出版時から数年が経ち、政治・医学的論争・世論・メディアの状況は少しずつ動いています。
米国リベラル派代表紙であるニューヨークタイムズ紙(NYT)にもすでに、ディトランスの若者たちを取材した同書とほぼ同趣旨・同主題の記事が昨月掲載される状況になっています。
同原著の内容を間違っていると否定されるならば、NYT紙(ニューヨーク・タイムズ紙)までも出版されるべきでない "科学的に間違った新聞" や "ヘイト新聞" というようなことになってしまい、論理が破綻してしまいます。
Q.そもそも『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の何がアカンかったの?
A.タイトルも内容も可燃性が高すぎた。特に内容は原書が米国で問題しされており、差別や偏見を齎すのでは?と指摘されており、所謂エセ科学本と同じ扱いを受けていた。
『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』、この本のタイトルを読んだ際に何を我々を思うのだろうか。
現在、先進国に済む我々はこのようなサイトを見ている時点でSNS漬けである。
そして、SNS漬けであるがゆえに、こう思った人は少なくはないだろう。
「は?性転換ブームなんて来てないんじゃが」
コレがまずX(旧Twitter)で本書が盛大に燃えた一つの要因であろうと私は考えている。
なにせ、薄っぺらいタイトルテンプレ小説みたいな事を言っていて現実とのたまっているにもかかわらず、そのような事を我々が認識できる現実範囲内ではほぼ観測できないのである。
それに、トランスジェンダーについてはツイフェミ諸氏であるとか、昨今の教育だとかで非常にデリケートかつナイーブでセンセーショナルな単語となっており、ツイ廃と呼ばれるような人間は非常にその単語について敏感であった。
タイトルにどこで、どう話されたか書いていないため「身近で起きたのか?そんな事ないよな?」が「デマだ!嘘八百書きやがって」に変わり、内容を知らないままに刊行中止運動に参加した方はそれなりにいただろう。
せめてタイトルに米国だとかアメリカだとか、この本が執筆される国の名前程度は入れるべきであった。
少なくとも、それで「遠い場所でおきた出来事だから」でタイトルだけを見た人間が刊行中止運動に参加することはなかっただろう。
おそらく、米国に情報網を貼っていた正しい辞書通りの意味のフェミニストや、セラピスト、トランスジェンダーの方々は、この本について最大限に警戒していたと思われる。
それくらいにこの本の内容は駄目なのである。
内容を簡単に言えばカウンセラーとトランスジェンダーの会話の盗み聞きであったり、トランスジェンダーの子に絶縁された親へのインタビューである。
大問題である盗み聞きはもうこの時点でアウトとして、トランスジェンダーの子に絶縁された親へのインタビューについてははっきり言ってエモーショナル・コア、共産主義、無神論者、日本のアニメ・ゲーム、ファーリー(要するにケモ)などへの偏見とヘイト、責任転嫁が見受けられるトンデモインタビューがたくさん載っている上、トランスジェンダーの子供本人へのインタビュー記事は一件がほんのちょっぴりしかないのである。
簡単に言えば平等、生きやすさの表現の一種であるトランスジェンダーを掲げるこの本は偏見と憎悪に満ち溢れた不平等な内容にほかならない。
さらには本書には海外掲示板のログのURLが注役として記載されていたり、どの章も結局トランスジェンダーへの拒否と拒絶に執着していたり、トランスジェンダーは感染するとかいう小学生のいじめ並の主張も書かれており、本当にコレ出版社が刊行を許したの?となる。
その上で、内容の順番自体が保守派の伝統的な家族観への誘導に溢れており、読んだ人間を反トランスジェンダーへと誘導する悪意に満ち溢れている。
正直に言って、文芸ノンフィクションとして刊行すれば、きっとあのとき以上の大炎上が起こることは想像にかたくない。
この本の刊行中止は所謂エセ科学本の一冊が水際で刊行中止になったのと同じ事であり、欺瞞と憎悪と偏見に満ちた書籍が一冊KADOKAWAからこの世に産み落とされることがなくなっただけである。
これが私がこの件について出した答えだ。
出版社はどの本を出版するか選び、あるいは拒絶することが出来る。
拒絶された本は他の出版社へ持っていってもいいし、個人で印刷なりデータなりで販売することが出来るし、KADOKAWAも版権関係をちゃんとするなら普通に「自由にしていいよ、ただしウチからは出さない」程度の扱いだろう。
つまりこの本の刊行のチャンスは失われておらず、決して消されたわけではない。
なので焚書となったわけではないと私は考えている。
なのでそのうち「某社で出版拒否の問題作!」みたいな帯を装着して書店に並ぶ未来も存在するのかもしれない。
この本がなぜ出版中止になったのか、その疑問を持っている方はその未来を待つか、一足先に英語版を読んでみるのもいいだろう。
・今更なんでこんなの書いたの?
「今更」になったタイミングなので言いたいこと言ってスッキリしたかったから
・ニューヨーク・タイムズが支持してるで
あそこジェンダー関係でなんかやらかしてなかったっけ・・・そもそも最近の主張がものっそい偏ってるのでそこの支持の時点でお察し
.ニューヨーク・タイムズはどうなん?
"子供の頃、トランスだと考えていた。しかし、もう今はそうではない"
https://note.com/wypcg332/n/n3ebb465bd5eb
トランスジェンダーの活動家たちは、特に近年批判が高まっている治療法の正統性を主張することで、自分たちのイデオロギー的で極端な急進主義を押し通してきた。その治療モデルでは、臨床医は若者のジェンダー・アイデンティティ(Gender Identity)の主張を肯定し、他の可能性のある苦痛の原因を探る前に、あるいは探すことなく医薬的治療を提供することさえ期待されている。
"子供の頃、トランスだと考えていた。しかし、もう今はそうではない"
.ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙
https://note.com/wypcg332/n/n3ebb465bd5eb
"子供の頃、トランスだと考えていた。しかし、もう今はそうではない"
.ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙
https://note.com/wypcg332/n/n3ebb465bd5eb
(翻訳記事)...ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙 〈全訳〉
https://note.com/wypcg332/n/n3ebb465bd5eb
これは労作だね。
トランス批判は宗教右翼云々というのが妄想で、実は大規模な医療過誤事件の可能性があるってことだ。
というかヤバいことやってるのがわかってて、口封じのためにノーディベートとかやってたんだろうな。
グレース・パウエルによれば、医薬的または外科的移行を行っている間、ジェンダー違和(GD)やうつ病の理由について誰にも全く聞かれたことはなかったという。彼女の性的指向について尋ねられたことも一度もなかった。彼女は過去の心理的トラウマについて一度も尋ねられなかったため、セラピストも医師も彼女が子供の頃に性的虐待を受けていたことを知らなかった。
「でも、もしこれがあなたの問題であるならば、治療法はひとつ。やるべきことはひとつであり、これがあなたを救う、と言われたのです」
"ジェンダー肯定モデル" の支持者たちは、その標準的な治療と自殺リスク低下との関連を示す研究を引用してきた。しかし、それらの研究には方法論的な欠陥があることが判明したり、完全な結論には至っていないと判断されている。ホルモン専門医の専門組織である内分泌学会誌に3年前に発表された、異性ホルモンの心理的影響に関する研究調査では、"自殺による死亡については、いかなる結論も導き出すことはできない" とされている。
昨年ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)への公開書簡の中で、9カ国21人の専門家は、この調査が "異性ホルモンによる移行(トランジション)が自殺予防に有効であることを示唆する信頼できるエビデンスはない" と考える理由の一つであると述べている。
‘My Heart Sank’: In Maine, a Challenge to a Book, and to a Town’s Self-Image
https://www.nytimes.com/2024/02/03/us/libraries-book-bans.html
その本は『取り返しのつかないダメージ』だった: 私たちの娘たちを誘惑するトランスジェンダーの流行』(ジャーナリスト、アビゲイル・シュリアー著)である。この本では、性同一性障害は思春期の混乱、ソーシャルメディア、仲間からの影響によって煽られた「診断ブーム」であり、10代の若者が不可逆的な可能性のある性別移行手術を受けるには若すぎると論じている。
多くのトランスジェンダーとその擁護者たちは、この本はトランスジェンダーの若者にとって有害であると言い、その配布を抑制しようとする者もいる。
『取り返しのつかないダメージ』は、ブーレット氏の個人的見解を反映したものでも、スタッフの見解を反映したものでもなかった。しかし、「図書館は、私と同じような投票記録を持つ人たちだけでなく、すべての人のために存在したい」ので、ブーレット氏はこの本を他の本と同じように検討し、棚に置くべきだと結論づけたという。
図書館の蔵書委員会は、満場一致でこの本を流通させ続けることを決定した。「しかし、まだ終わっていないことはわかっていました。」
この本に反対する住民は、食料品店、郵便局、図書館でブーレ氏、図書館職員、理事に立ち向かった。
図書館理事長のジョン・ダイアモンドは言う。「私が感じたのは、"情報への自由なアクセスという図書館の立場に基づいて、図書館がこれを許可しないなんて信じられない "ということでした」。
論争が起こる前、「私は知的自由についてあまり深く考えていませんでした。彼の結論は、"知的自由や言論の自由は、私たちが好きな思想を守るためだけにあるのではない "ということだ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024010401008&g=int
2日に米名門ハーバード大の学長辞任を表明したクローディン・ゲイ氏は、3日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)への寄稿で、数週間にわたり人種差別的なものを含む中傷や脅迫を受けていたと明かした。その上で「扇動家たちがこれ以上、私が学長であることを利用して、大学の理念を傷つけることがないよう望む」と訴えた。
異例の抜擢をされた一流の研究者だったのに、反ユダヤ主義だとか剽窃だとかの言いがかりを受けた。