はてなキーワード: 中高生とは
現在7年目になる。
学校は都市圏の地域で2、3番手の共学校。四谷大塚の偏差値は、試験日程にもよるが大体59くらい。正直、第一志望として入学してくれる子は半分以下なのが実情で、悔しいところだ。ただ、なんだかんだ言って華々しい進学実績を残し、学校生活を楽しかったと言いつつ、卒業してくれる高校3年生も多いので、それを見るのはこの仕事の楽しいところだ。
そして、ここ何年かは、中学1年の担任をすることが多い。新たな目標を持って中学校生活を楽しんでくれる子達も多いが、一方で中受での学校選択のミスマッチによって子供が苦労したり家庭内でトラブルになる案件をよく目撃してきた。
そういう視点から、中受をする家庭に教員側から(まとまりはないが一応項目に分けて)確認しておいてほしいことを伝えたい。
これは本当に避けた方がいいです。
このトラップのせいで、生活習慣も成績もどんどん悪くなり、メンタル面も支障をきたす中1をめちゃくちゃ見た。
よくあるパターンとしては、家から通いやすい本命校の前に、アクセスは少し悪いが受験の日程の早い地域をお試し受験したら、その後の本命群は全落ちでそこしか受からず、少し遠いがせっかく中受のコストもかけたのだからと(あと往々にして本人のプライドの問題もある)入学してしまうタイプ。
よほどその学校でなくては、という目的がないのなら、家から学校まで2時間以上なら避けた方がいいとすら思う。以前ニュースで通学に1時間以上かかる中高生はうつ病のリスクが高いとか見たけど、それも納得する。公立の小学校に通っていたと仮定すれば、小学校までの距離は大したことない。それが急に、朝5時半に起きて、6時に家を出発して8時に登校。(私立中は往々にして、朝の補習やら朝の小テストやらが入ってくるので、正課のホームルームの時間よりも登校時間は早い学校も多いと思う。)放課後、部活をやって6時半に終わる。学校生活に慣れてくれば、そのあと友達とどこかに寄り道もしたい年頃だろう。家に帰って8時半(遅延やバスの渋滞もあればもっと遅くなる。)で、そこからご飯を食べてお風呂に入って9時半。私立中だから当たり前なのだが、宿題めちゃくちゃ出る。小テストの勉強ももちろんある。11時に寝たとして翌朝の起床時間は5時半なら6時間半しか寝られない。
12歳、13歳で、部活もやっているとくれば8時間は寝ないと疲弊してしまう。
そういうわけで、大抵どれだけ本人が真面目でやる気があっても、通学時間が長すぎる子はほぼ授業中にうとうとしているか突っ伏して寝ていて(惰眠ではなく睡眠不足なので起こしても起きないことも多い。ほっとくしかなくなる。)授業を聞いていなければ当然課題もできないので、分からなくて課題を出さなくなる。
三者面談で、授業中居眠りが多いですね、課題もあまり出ませんね、と伝えると親は子供を叱るが、正直本人のせいではないので可哀想だし、改善策がない(部活を辞めるくらい?)。
というか授業料払ってるのに家遠いせいで授業についていけなくなるなら、毎日ちゃんと8時間寝て家から近い公立中の授業受けた方がマシ。
2. 校風(管理型か自由型か)が子供に適しているかよく検討すべき。
正直これは12歳くらいだと、人格というか精神状況が不安定な子もいるので、適する環境を考えること自体難しいのだが、
うちの学校は完全な管理型。生活記録ノートをつけさせ、何時に帰宅して何時に学習を始め、何を勉強して何時に寝たかを記録して反省も書かせる。小テストは不合格であれば、放課後に何度も再テスト。課題は毎日出され、提出できなければ居残り。昨今珍しいくらいだと思うが、正直うちくらいの偏差値だとそこまでしなければ、自主的に勉強する子が少ないので、旧帝や早慶に行ける子が育たない。
このやり方は、
真面目に一つ一つタスクを潰していくのが快感で、教師と密に連携を取るのが苦ではなく、なんならその方がいい子なんからめちゃくちゃ伸びる。
ただ、例えば
・自分のやり方でやりたい
・自分の順番がある
こういうタイプはかなりの確率で不適応を起こす。管理型であるということは、説明会などでかなり伝えているつもりなのだが、そこを自分の子があっているか、をうまく判断できずに入学してしまう。(というかうちしか受からなかったのか。)特に反抗期を迎える中1〜中2あたりは、この学校や大人による管理や介入が極端に嫌になり、もはや(おそらくは反抗心から)勉強すら何もしなくなってしまう子が毎年学年に1〜2人いる。成績が下がり、学校も自分も嫌になる。怒られるから大人も嫌になる。そして、基礎が必要だったと気づく頃には完全に手遅れ。そういうタイプも見てきた。
こだわりが強い子が管理型の学校に入学することはお勧めしません。逆にお尻を叩かれて伸びる子が自由型に行くのもおすすめしません。
あとは、勉強も習い事もやらせたいタイプの家庭も管理型の学校は、正直うまくいかない。私立中なので月曜から土曜まで授業があり、日曜に休息と自分の勉強を進めてね、というのが学校が想定するスケジュールなのだが、日曜は1日クラブチームの練習で…とか言われちゃうと、そのハードスケジュールに耐えられるキャパが無ければ、疲弊して課題も追いつかず(出さないと結果居残りになったり指導されたりで子供の気分も下がるだろう。)、子供がしんどい。教員の立場からは、もちろん習い事を辞めろとは家庭に言えないが、正直な話、他にやりたいこともあるなら自由な校風の学校や、土曜授業がない学校、もしくは公立を選べばいいのでは…?と内心思っている。
3. お金を払っているのだから公立よりもいいはず、ではない。
これは特に、生徒層の話。
本人が中受を希望した理由として、「地元の中学が荒れてるから」「小学校の時に学級崩壊していて同じ中学校に進学したくなかったから」という理由はかなり多い。
多分相対的に見れば、生徒層は落ち着いているのかもしれないが(とりあえず全員が席に座って話を聞くことはたやすい)、トラブル、いじめ、授業崩壊や学級崩壊がないわけでは全くない。
というか、勉強のストレスからくるいじめや問題行動はかなり多く、生徒指導案件も多い。
・親が子供に期待やプレッシャーをかけすぎていて、親子関係がうまく行っていない。自己否定からの自傷行為や、ストレスからの、いじめなど問題行動に走る。
・学力的な知能は高いが、発達に問題を抱えており、コミュニケーションが苦手で攻撃性が高い子が周囲とトラブルになる。
この2つのタイプは、最近になって本当によく見る。ただ、家庭環境や本人の特性は仕方ないことであるのと、本人に非はないので、SCやカウンセリング、心療内科の紹介などが必要になるが(これは学校にもよるが)私立の場合、勉強に特化したプログラムや人員配置のため、この辺が公立と比べて手薄なこともままある。また、このようなトラブルやメンタルの不調、自傷行為についてを、親に知られたくない、と話す子も多く、その場合はマジで詰んでいる。
自分が言うのも心苦しいのだが、昔は違ったかもしれないが私立だからいい先生がいる、というのは正直もう期待しない方がいい。(最上位の伝統校などは例外だと思ってほしい。)
教育現場の働き方の改善が世間に追いついていないのは、叫ばれ始めて久しいが、もちろん私立も例に漏れず同じである。というか、私立の方がブラックなことも多々ある。先ほどちらっと言及した、朝の時間の補習や小テスト、課題の居残り、土曜授業。この辺は私立だから発生している業務だろう。もちろん部活動もある。加えて公立にはない業務として、休日の学校説明会など生徒募集のための広報活動がある。13連勤は、あるあるです。
そして、もう一つ私立だからこその問題点。一流大学を目指させることが前提の私立校なら、教員の学歴も、そこそこのものが期待されるだろう。もちろん教員という仕事に対して熱意を持って、辞令を受け取る若者もいる。しかし、この就活売り手市場の状況で、そこそこの学歴がある若者が13連勤当たり前の環境を選ぶだろうか…???雇用の流動性の活発化から転職を選ぶ教員も多い。
この辺をよく考えてみてほしい。
都会の事情は2000年代まで知らない。それを前提で書かせてもらう。
最近起きた万博のマルシルコスプレの件を見ていて色々思い出したんだが、自身もオタクで同人活動したり色々オタク文化にどっぷりだった身としてどうしても好きになれないものがある。
それはオタク自身によるオタク文化やオタクコンテンツに対する卑下だ。
マルシルの件でも日陰者として振る舞えと言わんばかりに法律や万博運営側の出してるルールを超える自主規制を求めてコスプレイヤーを叩いてる人が結構いる。
これらの発言でどうしても好きになれないのはコスプレは隠れてしなければならないという前提だ。
私が高校の頃に同世代や地元の大学生のお兄さんお姉さんが同じように言うのに違和感を持っていた。
「怪しい」「恥ずかしい」とういう風に自分の好きなものを扱う人たちにこちらが不快感を持ったほどだ。
好きなものに胸を張れないってダサいし、それを作っている人たちに対して失礼な態度だと思っていたし、今も思ってる。
けど、仲間内くらい堂々とこれが好きだと自虐せずに物を言えなかったのかと思う。
例えば私が10代の頃に最近リメイクされた「To Heart」というゲームのオリジナル版が人気だったが、これを好きと堂々と言うのも憚られたし、何かアングラなものかのように言うのにも違和感がある。
この「To Heart」って作品のストーリー、ほとんどの少年漫画のラブコメより健全だし、日本映画黄金期の青春映画くらいには保守的なストーリーだったんだ。
オリジナルのPC版は18禁でセックスが描かれたけど主人公とヒロインたちは高校生なので別にセックスしてたって不自然な年齢じゃない。
他にも色んな作品を例に出したいが長くなるので1作にしておくけど、大抵のオタクコンテンツって映画や小説とくらべて特別不健全かというとそうじゃなかった。
むしろ当時流行りだったミニシアター系映画に比べたら健全な作品も多かった。
当時、映画とかバンドとか色んな趣味に手を出したけど他の趣味でこんな風に自分の好きなものを恥じる風潮ってなかった。
生存戦略としてオタク以外の人に対して、ならわかるけど仲間内くらいそういうのやめるべきだと思っていたし実際それを言って叩かれたが今でも納得してない。
それが万博のコスプレの件で今でも続いてるのを見ていると悲しい気持ちになる。
同人活動していて私のいるジャンルではそういう卑下みたいなものはあまり見られないので過去のものになったと思ったらそうじゃなかった。
今回の件で政治家の人たちや政治関連アカウントが憲法などのレイヤーから話している例もあったり色々な意見が出ている。
そんな中で、「自分の好きなものくらい卑下せず堂々としてろ」って言葉はもっと出てきていいと思う。
もう日陰者でないといけない時代は終わったし今のオタク文化は堂々としていられる。
逆にコスプレイヤーを非難している人たちは昔に戻そうとしているし、昔のオタクの態度が一つのカルチャーに関わる人間としてダサい事を自覚してほしい。
今回炎上したコスプレイヤーはきちんと世の中との関わり方、公式のルールを踏まえて自分の好きなものに向き合ってて格好いいと思った。
とても共感した。
いろんなことが上手くできないと希死念慮が高まった高校生の子供が自殺未遂をしたのをきっかけに、それと向き合う1年だったが、ASDと分かった。
小さい頃にそれを疑うも、配偶者が「私とよく似てるから」と否定し、上の子同様に通常の子として接し育ててきたけど、カテゴリごとに得手不得手の差が大きかったのだ。上の子はいたって普通だったのでそれに気づかず、全般をこなせるよう、人生の選択肢を多く取れるように、多くの人の平均値となる経験をするような育児をしてきてしまった。出来ないことは出来るように、なぜ出来ないのかを叱る、など。本人には出来なかったのに。
自殺が未遂で終わったのは運が良かったとしか言いようがない。死を選ぶ中高生の中には生きづらさを感じたためにその選択をせざるを得なかった子もいたんだろう。そして死に至ってしまった場合、なぜそうなったのか親には分からないままだ。辛い
https://bakusai.com/thr_res/acode=3/ctgid=122/bid=4834/tid=11532435/p=7/tp=1/
#474
囲み成功
隅に追い込み5人で触り放題だった
スベスベ肌で太ももの感触は最高でした、すこし震える感じが堪らなく可愛い♡
#475
2025/04/18 02:14
>474
おお、良いですね。
何線での出来事ですか?
#476
2025/04/18 05:46
横〇みなと〇らい線
#477
2025/04/18 06:01
>476
返答ありがとうございます。なるほど、俺も参戦したいですね。
その大人しい少女は何時にどこからのるのですか? #478 2025/04/18 06:16 0710台、新高島、上り改札前、650待ち合わせ
#481
2025/04/18 09:54
>478
#482
2025/04/18 09:55
痴漢の奴らの顔写真を、行列並んでいる奴らの顔と照らし合わせていたから気をつけろ
#491
2025/04/18 21:29
結構大胆に触りまくったからかも知れないけど、顔を赤くして泣きそうな表情になってた。
か細い声で(やっ……)って声を出され焦った(꒪ω꒪υ)
#494
>491
背の低い鷺の娘です?
#495
2025/04/19 13:39
>494
背は低いかな、150位、紺のブレザーに青のチェックスカート。
そろそろ、彼女は囲みやめてあげようかな?って話ししてたよ。
#497
2025/04/21 06:36
#517
2025/04/22 05:27
人数を3、3に分けて行く
生乳狙ってみたい
#518
#519
こっちは今日イケたよ。
暑いのかジャケット脱いでたJK、ブラウス越に揉み揉みできました。
小柄な割になかなかの良乳最高でした。
#520
2025/04/22 16:15
無事に生乳を楽しんだ
下の方にも何本も手が伸びており、マンも直に触った奴も居た。
6人居たら周りからも見えないし。
#523
単独で行動してるけど、乗り込む際にどさくさに紛れお尻を触る程度しかやった事ない。
囲みしてみたい。
#524
>523
やってみます?
#525
いいですね
#526
囲みはいいですよ!
よっぽど強気な子以外は、ほとんど動揺して声も抵抗もできないので。
生乳や指入れぐらいは当たり前です
#527
2人じゃリスク高いよね
#528
>527
4人は欲しいですね
#529
>527
僕も参加してみたいです!
#530
#531
10:51 参加したいです!
やはり最強ですかね?
#532
#536
クソ生意気な多分、芯1年が居る
こんなクソ生意気なガキは5人くらいでカゴメカゴメをやってあげたいわ
#539
>536
なぶり倒しましょう
#540
>539
乗車駅~下車駅までの間に大きな駅が1個あるから
殆どの人は、そこで降りてもカゴメ状態なら逃げ切ることは不可能
某県立進学高校 1年?
痩せても太ってもない普通体型
髪の毛は、いつも縛っている
スカートは膝丈
#541
>540
最低5人で囲えば、20分もあれば好きな事出来るね(๑•̀ㅂ•́)و✧
#542
>536
いいねえ
#544
>542
俺も参加!
完全に包囲して逃がさない
#546
朝は早いですよ。7時10分頃の電車に乗車。
1番、人が降りる駅まで約4分~5分
よく原因を考えてみたら
おめーみたいな偏差値女なんて誰が触るかブス!!
1日勉強し過ぎて頭の中が膿んでるんじゃねーのか。
分かっても書かないでください。
なお、Xで晒されたお陰で今は通報の嵐になってる
https://bakusai.com/thr_res/acode=3/ctgid=122/bid=4834/tid=11532435/p=7/tp=1/
女子中高生を複数人で囲んで集団痴漢しただの、挟み撃ちにする予定だの、果ては痴漢計画の日時と場所を書き込んで参加者を呼び込んだりしてる
本当に悪質
#474
隅に追い込み5人で触り放題だった
スベスベ肌で太ももの感触は最高でした、すこし震える感じが堪らなく可愛い♡
#475
2025/04/18 02:14 >474
おお、良いですね。
何線での出来事ですか?
#476
2025/04/18 05:46
横〇みなと〇らい線
#477
2025/04/18 06:01
>476
返答ありがとうございます。なるほど、俺も参戦したいですね。
#478
2025/04/18 06:16
#481
2025/04/18 09:54
>478
#482
痴漢の奴らの顔写真を、行列並んでいる奴らの顔と照らし合わせていたから気をつけろ
#491
2025/04/18 21:29
結構大胆に触りまくったからかも知れないけど、顔を赤くして泣きそうな表情になってた。
か細い声で(やっ……)って声を出され焦った(꒪ω꒪υ)
#494
>491
背の低い鷺の娘です?
#495
2025/04/19 13:39
>494
背は低いかな、150位、紺のブレザーに青のチェックスカート。
そろそろ、彼女は囲みやめてあげようかな?って話ししてたよ。
#497
2025/04/21 06:36
#517
2025/04/22 05:27
人数を3、3に分けて行く
生乳狙ってみたい
#518
#519
こっちは今日イケたよ。
暑いのかジャケット脱いでたJK、ブラウス越に揉み揉みできました。
小柄な割になかなかの良乳最高でした。
#520
2025/04/22 16:15
無事に生乳を楽しんだ
下の方にも何本も手が伸びており、マンも直に触った奴も居た。
6人居たら周りからも見えないし。
小学生の自殺率、4~6月の増加目立つ 学校始まるストレスと関係か
小学生の自殺率は上昇傾向にあり、とくにここ数年は4~6月の増加が著しい――。
一般社団法人「いのち支える自殺対策推進センター(JSCP)」国際連携室室長の仁科有加さんらが、米医師会雑誌「JAMA Network Open」に論文を発表した(https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2829456別ウインドウで開きます)。仁科さんは「リスクの高い子どもたちに適切な介入をする必要がある」と指摘する。
日本を含む主要7カ国(G7)の10代の死因で、自殺が1位となっている国は日本しかない。一方で、より年少の8~12歳の自殺の背景分析は、これまでほとんど研究されてこなかった。
仁科さんらは、国がまとめた2009~23年の自殺統計を前期(09~15年)と後期(16~23年)に分け、それぞれ自殺率の変化や要因などを調べた。
この間に自殺した子どもは男子159人、女子124人。全般的な傾向として自殺率は上昇傾向にあり、その割合は女子の方が目立った。100万人あたりの自殺件数は、前期が平均2.84件だったのに対し、後期は平均4.03件と、統計的にも有意な差で増えていた。
特に「女子」「12歳」「飛び降り」「西日本」「非都市部」といった要因で増加が目立った。また前期に比べ後期は、自殺を実際に企てた「企図歴」がある子や、4~6月に亡くなる子の増加が特に顕著で、4~6月に亡くなった子は1.93倍に増えていた。
日本人全体では、女性より男性の方が自殺率が高いが、この年代では女子の増加が目立つ。また飛び降り自殺が占める割合は日本人全体では12%だが、この年代では前期が16%、後期は29%と高かった。ほかの自殺方法に比べて準備の必要が少ないため、衝動的に行動した背景がうかがえるという。
また4~6月の自殺率が急増した背景には、学校が始まるストレスと関係している可能性があると指摘する。
自殺の企図歴はハイリスク要因であり、仁科さんは「自殺未遂を経験した子どもへの重点的な介入が必要だ」と指摘する。
厚生労働省が3月末に公表した24年の自殺者数によると、小中高生の自殺は529人で統計のある1980年以降、過去最多となった。
【生きづらびっと】
【あなたのいばしょ】
【いのちの電話】
査読付き論文であるが、そもそも書いている人が同じなため、中立性が欠落している。
査読付き論文さえあれば、どんなことでも書いていいことにならない。
またそうであれば査読付き論文は全部掲載すべきである。例えば女性が過剰に優遇されていることも査読付き論文で存在する。
研究としてはそうなっているが、記事としては4月~6月に区切る合理的理由がない。以前は5月病と言われており、5月だった。だんだん拡大している。
https://x.com/sumomodane/status/1914307397025513949
2024年の小学生の自殺は男女合わせて15人しかおらず、これでは一人ふぇるだけでとんでもない増加が生じるため、実際は増減率は意味がない。
つまり、この記事は意図的に小学生の自殺を強調していることがわかる。それが大事なら、もっと他に、特に40代~50代男性を完全に無視している。
これについて一切記事を書かないのは自殺しろという主張をしているのと同じである。
つまり氷河期世代は自殺しろ、というのが朝日新聞の女性記者であり、論説委員という肩書がある以上、朝日新聞自体が自殺しろと言っているのと同じ記事となっている。ゴミすぎるだろ。
@MIKITO_777
オーストラリア、ニュージーランド、米国、ロシア等の方が子供の自殺率は高いです
日本で10代の死因1位が自殺なのは、事故や感染症などで小児が亡くなることの少ない、安全な国だからです
https://mhlw.go.jp/content/h29h-2-3.pdf
項目 | 内容 | 評価・コメント |
------ | ------ | ---------------- |
① 「小学生の自殺率が上昇傾向」 | 2009–2023年の自殺統計から小学生の自殺者数は増加傾向とされる[^1] | ✅事実だが注意が必要。母集団が小さく(年間10人前後)、1件の増加でも大きな率の変動を生むため、「有意差あり」と言っても社会的インパクトとして過剰に見せる可能性がある |
② 「4~6月の自殺が1.93倍に増加」 | 後期(2016–2023年)に4~6月の小学生自殺者が増加[^1] | ⚠️誇張の可能性あり。3か月間だけを抽出して「倍増」と述べるのは、季節性や偶然の偏りを無視した印象操作の恐れがある |
③ 「日本だけがG7で10代の死因1位が自殺」 | 事実。事故死や病死が少ない社会で相対的に自殺が1位になる[^2] | ✅事実だが、他の国との直接比較には文脈が必要(たとえば米国では銃が死因1位[^3]) |
④ 「自殺の企図歴はハイリスク要因」 | 自殺未遂経験者は再企図のリスクが高いとする[^4] | ⚠️一般論としては妥当だが、記事内では根拠となるデータが提示されていないため、読者の納得を得るには不十分 |
⑤ 筆者・編集者の主張が前面に出ている | 小学生の自殺増加傾向を社会的危機として強調し、他世代との比較や冷静な補足が不足 | ⚠️一部事実に基づくが、全体構成としてバランスを欠き、ミスリードの恐れがある |
[^1]: JAMA Network Open掲載論文(仁科有加ほか), 2025年 https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2829456
[^2]: 朝日新聞「小学生の自殺率、4~6月の増加目立つ」2025年4月21日 https://www.asahi.com/articles/DA3S16022649.html
[^3]: Forbes JAPAN「アメリカの19歳以下の死因1位は銃」2023年 https://forbesjapan.com/articles/detail/66508
[^4]: 厚労省『自殺総合対策大綱』(2022年改訂)https://www.mhlw.go.jp/content/000909437.pdf
小学生の自殺率や自殺数は、統計的に極めて小さい数字でありながら、「増加率」「季節要因」「女子に多い」といったセンセーショナルな切り口のみを強調しており、読者に不安を与える構成になっている。
一方で、自殺率が圧倒的に高い40代・50代男性(年間自殺率25~29人/10万人)の実態には一切触れず、論点が子供のみに限定されているのも不自然。
論文が査読付きであること自体は信頼性の一つの指標ではありますが、それが即座に社会的意味を持つ一般化を許す根拠とはならない。
特に、「1.93倍」という数字を4~6月にだけ焦点を当てて抽出した手法は、読者を誘導するリスクが高い(いわゆる「統計のパラドックス」的手法)。
すると、このような信憑性に疑問のある記事の末尾に名前が掲載されることで、あたかも信頼性の高い団体であるかのような印象を与える。しかし、「あなたのいばしょ」の代表である大空幸星氏は現職の衆議院議員であり、さらに内閣官房「孤独・孤立の実態把握に関する研究会」構成員や、こども家庭庁「こどもの居場所部会」委員など、政府機関に深く関与している。代表がこういう人物の団体が、裏付けの乏しい記事と並んで紹介されることは、特定団体への便宜供与とも受け取られかねない。
さらに、
@anselyosemite
あのー、東京都のサイトからあなたのいばしょの事業報告書 令和3・4年度が削除されてるんですけど、何か修正でもあるんでしょうか?
衆議院議員が代表であり、かつ政府機関に深く関与しているにも関わらず、この団体の会計はおかしく、まずこの会計が解決されない限り、政府機関に関与することができないのは当然のことである。
日本の中高生の吹奏楽はめちゃくちゃレベルが高いし吹奏楽人口も多い割に、クラシック音楽を聴く人口が少なすぎないか?金賞を取るスポーツになっていないか - togetter
https://togetter.com/li/2540785
クラシック畑の人は日本の器楽の歴史を案外知らない、いや日本を見下してるから知ろうとしない人がプロ奏者含めて多いが、このまとめの冒頭のポストの人もその一種に過ぎなかった。
そもそも、吹奏楽の起源は軍楽隊であり、「軍隊」という、欧州の古代~近世のクラシック文化とはかけ離れたところで歴史を紡いでいる。これは日本も同様。
詳細はWikipedia「吹奏楽の歴史」が一番よくまとまっているので一読してほしい。
軍楽隊という枠になると、世界トップは欧州ではなく米国になる。次点がイギリス。他の欧州各国はレベル的にクソである。
「吹奏楽」という枠でも同様。アマチュアのレベルに関しては米国が世界トップで、その次は日本。他の欧州各国はイギリス除いてクソ。ちなみにイギリスは「金管バンド」(木管楽器が居ない)編成が大半なのでちょっと枠から外れる。
米国と日本のアマチュア吹奏楽のレベルが高いのは、いずれも学校の部活という枠組みがあるからに尽きる。内容は日米で異なるが、ここでは説明は割愛するので興味がある人は調べて欲しい。「ほぼ毎日練習が必要」という点は日米共通だ。
イギリス以外の欧州のアマチュア吹奏楽のレベルは総じて低い。その地域のトップクラスと言われるバンドでも、音程合わない、縦合わない、音量のメリハリなんて何それ美味しいのレベル。
これは欧州は学校の部活と言う枠組みが弱く、地域クラブで週1程度のお稽古以上の事が出来ないからだ。
クラシック畑の人は欧州コンプレックスが強く、日本だけでなく米国も見下す傾向があるので、これらのファクトは頭の中に入ってこない。ないものとして扱う。
母がこの世を去った
ここのところ軽度の病気で体を動かしづらくはなっていたものの、80代半ばにもなりなお要介護の状態になることもなく、しっかり動けて話せる状態からの脳卒中による突然の旅立ちだった
もともとせっかち気味の性格だったし、以前から介護される状態になるのを嫌がっていた(自分は献身的に夫(増田の父)の介護をしたくせに)ので、我が母らしいといえばらしい最期だったのかもしれない
中年のおじさんがこういうことを言うと引かれるかもしれないが、母と自分は仲が良かった。中高生の頃も一緒にスーパーへ買い物に行くのなんか全然平気で楽しかったし、一緒にお菓子もつくった。大学に入り実家を離れてからも電話をすれば長く話していたし、母が何か話したいと思えば兄のところではなく自分のところに連絡が来ていた。うちの妻のこともずいぶん、むしろ自分よりも褒めてくれていて、「嫁ちゃんに迷惑かけたらダメだよ」とよく釘を刺されていた
コロナ禍の入口に50年連れ添った父がガンで他界し、皆が誰とも会えなかったあの時期を彼女は喪失の辛さとともに一人で過ごした。その頃から一気に精神的な老化が進んでいった気がする。活力は削がれ、コロナが落ち着いても出かけることはなくなり、あんなに好きだった本は読まなくなった。電話も大半が愚痴になり、自分はそれを聞くのがつらくて、話す回数も週に3回だったものが、週に1回になり、月に1回になりとみるみる減っていってしまった
もう電話をかけようと思っても、実家を訪ねようと思っても、そこに母はいない
この数日、ふいに涙が出そうになることもあれば、駅までの道で突然うずくまって泣き出したくなることもある。そうすれば楽になるのだろうかとも思うのだけど、残念ながらそんなことができるほどオープンな性格ではない。住職の都合で葬儀までのあいだがえらく空いている今は、平気な顔をして日常を過ごす毎日。必要最低限の人にだけ状況を伝え、それ以外の人とは今までどおりに会話し、仕事をこなし、つまらない冗談を言い合い、なんの慰めにもならない笑顔を浮かべあう
という気持ちとは少し違う気がする。息子としては、母とじゅうぶんに仲良く過ごしたと思う。本を読む楽しさも、文章を書く楽しさも、花を見る楽しさも、菓子をつくる楽しさも、人を思いやるやさしさも、自分はすべて母から学んだ。母は最高の手本だった
ガチャガチャハラハラうるさい。お前も誰かにとっての外れガチャだしハラスメントだよ。自分は誰にとっても無害な人間だとでも思ってんのか。
無力な弱者を装いながら、水戸黄門の印籠の如く逆らい難い言葉を使用して他者を糾弾する奴等、ほんと嫌。それも、中高生ならまだわかるが、大学出て働き始めた奴等や、挙句の果てにはババアジジイまで使いやがる。
配属数日でガチャガチャ言うな。暗い職場ならデスクに花でも飾ってみろ。同僚達の雰囲気が気に入らないなら凛として一人でいろ。それが出来ないならお前も多少合わせろ。いきなり「これってパワハラですよね?」とほざく前に、一度はお前の言葉で何か言え。パワハラかどうかは、その対応を見てからだろ。
他者がお前の為に存在していると勘違いするな。他者に求める前にお前が他者に何かを与えろ。自発的に動いたことがない癖にこれは不可抗力だ運が悪かったと決め付けるな。一番悪いのは微塵も抗わずに文句を言うだけのお前の人間性だよ。
辛かったな。今と違ってテント組み立てるのも時間かかって、床?は砂利でゴツゴツしてて、足が痛かった。
現代っ子なのもあってそこに寝袋敷いてそら寝ろ!!って眠れる訳がない。
ゲーム持ち込みも禁止だったので暇も潰せない。ひたすら冷たくて痛かった。夜中怪現象起きて泣いてた。
そんで翌朝げっそりしながら帰宅して、そのまま家の布団で寝た気がする。
その後ボーイスカウトに入ることになった。ボーイスカウトっていうか、あれ年齢別のグループみたいなのがあって、自分はビーバースカウトだったかな。1番小さい子が入るやつ。
あれも辛かった。いじめっ子が多かったんだよあそこ。これに関しては親の転勤で引っ越しまくってて、その度にそこの地域のボーイスカウト入ってたから覚えてる。どこのボーイスカウトもいじめっ子と親から辞めさせてもらえないいじめられっ子だけが残るんだよな。今は違うかもだけど。
そこでやった雪中キャンプが本当に本当に辛かった。
八ヶ岳だったと思う。
小学生だったからか寝る時だけは少年自然の家みたいなところで寝かせてもらえたけど、日中は外で紐を結んだり旗揚げ通信の練習とかオリエンテーリングとかしてた。暖房なんか一切ないし、そもそも「マイナス◯◯度まで耐えられる寝袋を持ってない人は参加してはいけない」とまで言われてた。自分はそんな寝袋持ってなかったのでラッキー!と内心喜んでたら親が買ってきた。なんでそういうのだけ早いのほんと。
3泊か4泊くらいだったので、毎朝毎晩足が凍傷で変色してないから確認していたし、ずっと「凍傷で指がもげませんように…」と祈り続けていた。
最終日、年上の(中高生だったと思う)スカウトの人達は森のなかでテントを張って過ごしていたことが判明して、2度と行かないと心に誓った。
あれから20年は経った頃、キャンプが流行り始めた。正気か!?とビビったものの、今のキャンプは快適らしい。テントもすぐ組み立てられて、寒さもないらしい。キャンプにハマっていた友人に連れて行ってもらったけど、マジで快適さも手軽さも向上していた。
増田です!
そんな理由かよって感じだけどダルい!です。鞄を持ち歩いてる場合はいいんだけど、学校とか会社とかの場合は
1.生理に気づく
2.トイレ出る
3.鞄に取りに行く
4.トイレ行きなおす
ちょっと主題とは変わってしまうんだけど、会社勤めとかなら簡単にポーチくらい持ち歩けると思うんだけど、中高生にはハードルがちょっとあるし、接客業とかだと近くに鞄がおいてなかったりする場合もあって簡単には取りに行けないこともあったりするんよ。だから飲食店とかに緊急用ナプキンを置いておくのって店の人的にも助かると思う。こんなこと言うと怒られそうだけど、衣服に経血つけっぱなし垂れ流しっぱなしになってしまってる人に接客ってちょっと心配だし、避けたくない?
数年前に土木建設業を引退した。ほぼ一人親方だった。一応は、人を雇っていた時期もある。
弟子が二人だけいた。今は独立して両方とも23区内で働いている。
この業界は、雇用というよりは元請け下請け関係がメインである。工事や業務になると、必ずといっていいほど施工体系図が出来上がる。
タイトルのことだが、数年前にあった暇空さん関係のニュースで言うと「公金チューチュー」に関係する。正当な目的での。
私は、地元のために働いた経験が長い。本業の土木(主に河川と林業)で稼ぎつつ、休日には地域社会のために働いてきた。災害発生後の維持修繕工事を茶菓子程度で請け負ったこともある。
だが、その中で「これはちょっと?」と考えざるを得ないこともあった。相応の年月が経ったし、私も増田を利用して長い。そろそろ一筆、したためてみたいと思った次第である。
主に2つある。1つは公共工事のことで、もうひとつは自治体が運営するイベントでのことだ。
推敲は何度もしたけれども、増田の日記は書き慣れてない。ご容赦を。
(以下本題)
それこそ未成年の頃から林業に携わってきた。両親が小さい土木会社をやってたから、小学生から間伐や林地測量の手伝いをしていた。中学に入っても、工業高校に入っても、それはずっと続いた。
そんな日々を過ごして、下積みを経て独り立ちできてからの自分は、まあその……地元では『それなり』くらいの地位の事業者になれた。具体的には、サブゼネコン(竹中工務店などから仕事をもらう地元土建会社)からの下請けで現場を任せてもらえるくらいである。
そして、親父が亡くなった頃だった。ちょうど東京都が山や森林を守ったりして、住民の憩いの場として生涯学習の場にする動きが始まったのだ。その流れで、うちの会社にも森林整備系の業務が地元自治体から流れてくるようになった。
いわゆる随意契約で、うちの会社が地元密着型かつ使いやすい(≒言うことを聞いてくれる)ということで、仕事をもらえるようになった。「言うことを聞いてくれる」と書いたが、こちとら地元のために地方自治体(役場)を利用しているだけである。
さて、土木・建設・林業系の仕事は、自治体発注だと地元企業優先が基本である。あなたが住んでいる市区町村が田舎であれば、絶対に近い確率でそうである。
ある秋の終わり頃だった。倒木の解体・処分業務を地元自治体から請けたのだ。里山の奥の方にある「昔は限界集落じゃなかったんだろうな」という集落や林道があって、その付近には森林浴にバッチリな雰囲気の自然公園があった。
その自然公園に、はるか山の上から松の大木が転がり落ちてきて、その途中にあった小径木も巻き込んで、公園内にドカンと横倒しに鎮座していた。それらの樹木をバラバラに玉切りしてから処分するというのが自治体から依頼された仕事だった。
「自治体から依頼された仕事」とは言ったが、実際のところは、素人の自治体職員にいきなり現地に呼ばれて、「この樹木に対処してもらえませんか?工法はお任せで」と言われたから、それなりのやり方を提案して見積書を提出したのである。
それから二週間ほど経って、仕事を終えた自分は、完了報告書類を自治体の発注窓口に持っていったのだ。写真帳も添えて。それで、完了検査を受けるつもりだった。見たところ一般事務の職場からの発注だったので、現地確認はナシで写真帳だけで検査になると思っていた。
「今回、当初契約よりも〇十万円少ない額で請求します。切った樹木は、そちらの追加注文で、ごみとして処分できない(※1)と契約締結後に聞いたので、玉切りして現場の隅に重ねてあります。あとは重機リース料ですけど、うちの近所にある会社が一日リースで借り受けたユニックを、うちで最後だけ使わせてもらったので請求しません(※2)」
※1 都のルール?で切った樹木はごみ処理できないらしかった。よく覚えてない
そしたら、あの日の窓口でのやり取りを思い返す限り、その職員(発注者)はこう言ったのだ。
「実は、今回は特殊なパターンの仕事で。東京都の全額補助金なんです。最後に一円たりとも残してはいけない、返してはいけないという都からの指導なので。当初の○○○万円で請求をお願いします」
「変更契約しなくてよい?」
だってさ。
「本当にいいのか、後でどうなっても知らんぞ」と感じたのだが、当時は子どもがいて、正直お金がほしかった。その○十万円は、全額自分の利益になった。都民の税金なんだが、ありがたくうちの子の大学進学費用に使わせてもらったよ。
これが公金チューチュー?の1件目である。自分から吸いに行ったわけじゃないけどな。いわゆる棚ぼたである。なお、これは誰にも迷惑がかからないと思ったから話してる。十年以上も前のことなので。証拠だってとっくに雲散霧消している。
一般市町レベルだとこんなもんだが、契約相手が東京都になるとこうはいかない。
都の場合は、話の相手がほぼ必ず林業技師になってしまう。それか、専門分野の知見のある事務職員。彼らは知識をもったうえで、伐採業務の価格決定を標準歩掛(ぶがけ)でやってくる。
標準歩掛というのは……IT業界でいったら人月計算みたいなものだ。はてなブログで、偉そうな感じのメルカリとかスマートHRとかマイクロソフトとかのIT技術者が、フィボナッチとか何とかで、科学的アプローチで工期の見積りとかしてるだろ?
標準歩掛は、それに近い。要するところ、Aという植生の地形で、Bという仕事を、C人でD時間かけて行って、一日あたり単価はE円(※単価は非公表)、みたいな国が定めた標準マニュアルがあるのだが……たとえ随意契約でも、それをベースに価格や納期の交渉をしてくる。
こっちが「それは違うのでは。あなた達は実際に現地を見ましたか?」と言っても、「これが公共工事のルールですから」だってよ。頑として譲らない。「今回そんなに作業員は出せない。赤字になるかも。上司を出して」と伝えても「協議済みのことです!」とか言うのだ。本当にそうなの?
こっちは大学も出てないし、学生時代に専門的な林業土木の勉強をしていない。専門資格は持ってるけど、相当昔に取得したものだし。試験も難しくなかった。高卒でも勉強すれば余裕だった。
小さい会社の場合は、公共工事でも標準歩掛による積算ではなくて、実際に地形を読んでの見積り作業をその都度行うのがキホンである。それで十分通用する。どうしても専門知識や機材や測量図面が必要になったら、地元にも一応、東大の院まで出てる人がやってる個人会社があるので付き合いで依頼する。
それでも意地や矜持がある。相手が都だからって、引けないこともある。
一度だけだが、林業系の指名競争入札で、入札前にうちの地元じゃない会社が現地確認(下見)に来ていたことがあった。東京23区の街中にある測量設計専門会社だった。
この案件も、先に挙げた森林活動を盛り上げる感じで都がやっている事業の一環である。知らない会社が現地確認に来て山林に入っていたということは……地元じゃない会社がその測量会社に依頼して、自分たちが入札に入るための準備をしているということである。
その時分に、うちの地元会社が協力しあって、ようやく見つけたよ。その工事の入札に札を入れそうな工事会社を。
やはり街中にある会社だった。皇居からそこまで離れてないところにある業界中堅どころである。うちの百倍以上は規模がある。
それで結局、迷いはしたのだが……声をかけたんだ。地元の会社7社くらいで。要するところ、「あの仕事はうちの地元だから、毎年この類の森づくりの仕事はうちの地域の会社が取っていて……」と、懇切丁寧に、その会社にまで出向いて説明をした。
決死の覚悟だったよ。こんな勝負に出たことはない。まさに血の誓いだった。昔のゲームに、七栄養っていう7人のキャラクターが出てくるのだが。まさにあのレベルの、問答無用の一体感だった。
そしたら、その会社は「今回は引く」と言ってくれたよ。その後、入札システムからのお知らせで、都からその入札案件が公示された通知があった。「これが……あの現地確認のやつか!」と思った。ビビッときたよ。業務場所はまさにあの、測量会社が下見に来ていた山林である。
うちの会社も、予定価格に近いところを見繕って札を入れた。数週間が経って、結果が来たのだが……いい方に予想が当たってくれた。例のあの工事会社は、予定価格とはやや遠いところで札を入れていた。「お前らに言われたくらいで入札辞退はしないけど、今後を考えて一応は配慮した」というメッセージだと感じた。
仕事の方は、地元企業で入札案件を取った会社が、入札に参加したほかの地元会社に下請けを出して、例年同様に地元に貢献するかたちで仕事を終えることができた。
談合なのか?と言われれば、形式上はそうなのかもしれない。でも、街中にある会社がこの案件を取っていたら、地元住民の意見を聞かずに、都が発注した業務を仕様書どおりに粛々と進めたに違いないのだ。地元企業が取ったからこそ、地域に寄り沿った施工ができた。
談合は如何なる場合でもダメだって、それは国や都が言っているだけだ。
談合は、フツーはダメだと思う。そう思ってる。うちらが払った税金が民間企業に不当に持っていかれるのは我慢ならない。けど、それが必要な場面というのは、昔も今も今後も、ずっと存在し続ける。それだけのことだ。
今はどうなっているのだろうか。
うちの会社の方は跡継ぎがいなくて、自分自身も持病がひどくなったので引退した。今だと、趣味レベルで地元住民から仕事を請けることならある。
情報はそこまで入ってこないけど、都もそのあたりは【わかってる】んだと思う。そうじゃなかったら、道路維持管理の業務とか、いつも特定の企業群(メンツ)が順々に請けているなんてありえない。談合にならないように、都が入札の指名をうまいこと調整しているのだ。
「また入札情報をアップしたよ。メンツは大体わかっているよね? いつものように、ルールに従って契約相手を決めますよ。業者間でいろいろあるかもしれないけど、都は責任をもちません。自己責任でやってください」
都のスタンス、いや、どの自治体もそういうスタンスで入札のお知らせを送っている。
いっそ、入札とかするんじゃなくて、信用できる会社があるんだったら、民間企業みたいに堂々と特定の会社だけ指名すりゃあいいのに。そしたら、談合なんて不正は起きようがない。と、半分老人の立場で思ったことを述べてみた。これで1つは終わりだ。
うちの地元では、もう何十年も昔から続いているイベントがある。ありていに言うとウォーキングであり、実態は何でもアリの徒競走である。中高生のスポーツクラブの子はトレイルランをするし、ご老人だと健康志向の長距離散歩となる。
うちの地元には、初心者でも歩きやすい登山道がある。そのウォーキング大会では、目印になる公共施設からスタートして、山々を登って降りて、平らな道を突き進んで……を繰り返して、最遠で十数キロ以上も離れた先のゴールをめざす。
イベント中は、子ども、若者、老人、家族連れなど多くの人で賑わっている。辺鄙な地域とはいえ、東京に住んでいてよかったと思うのはこれである。
遠く離れた田舎の方だと、素敵な山麓はあるのだろうが、こういう催しを開いても参加者が来ないのだろう。ここは腐っても東京である。人がたくさん来てくれる。
自分が住んでいる地域の町内会の一部組が、その自治体が開催するウォーキング大会のスタッフの役割を務めていた。
大会の運営事務局は自治体担当部署なのだが、うちの町内会の組が、ウォーキング大会の休憩地点で料理を振舞うのである。地元料理をベースに、毎年メニューが違っていて、うどんの年もあればそばの年もあるし、芋煮の年だってあった。
とにかく、腹を空かせたウォーキング大会の参加者に昼ご飯を振舞うのだ。そのために自治体から現金をもらって、その年に相応しい料理を作る。お金はもらっているものの、割に合わないのでボランティア活動だと思っていた。
しかし、ある年のこと。考えさせられることがあった。
ウォーキング大会が終わると、自治体からもらったお金で何を買ったのか報告する必要がある。自分はこういう作業はニガテなんで、町内会でそういうのに詳しい人に会計報告をやってもらう。自分がその組の一応代表なので、自治体とのやり取りは全部自分がやっている。
会計報告を終えた後、自治体の担当部署から電話がかかってきた。どちらかと言うと苦情だった。電話と合わせて、ご丁寧にメールまで送ってきた。
【メールの内容】
・芋煮の準備や提供中、あなた達がお酒を飲んでいたのを職員が見ている
・何十年も続いているようだが、今後は自粛願いたい
・公文書公開請求があると、あなた達の個人情報が特定される危険がある。ご了承を
・毎年、渡したお金の余りを通帳に入れているのか?
・あれは参加者が払ったお金の一部である。できれば返していただきたい
うん、まあ……違和感はあったよ。
それこそ、子どもの頃からウォーキング大会のスタッフをやってるけど、親父やお袋やその地元仲間は、料理の準備中も、提供中も、片付けた後も、お酒を飲みながらご機嫌な感じでやっていた。自分らもそうなっただけだ。
あのビールやおつまみを、自治体からもらったお金で買ってるのは知ってたよ。若い頃からずっとだから、感覚がマヒしてたのかもしれない。
それじゃなくて、今いきなりその場面(参加者に振舞う食材購入費で酒を買っている)がやってきたなら、おかしいって思うことができたのかもしれないな。
うちから具体的にどんな内容を返したかは言わないけど、あの時の自分はすごく怒っていたよ。自分ら町内会がバカにされてる気分だった。人件費は無償で、公共行事のお手伝いをしたのに。せっかく、一生懸命にウォーキング大会の参加者に地元料理を振舞ったというのに。
たかだか、自治体職員から渡されたお金でビールを買ったくらいで、それは町内会のスタッフを鼓舞する目的だったのに、「余計なことしやがって」と思っていた。実際、あの時は自治体の担当部署に乗り込んでいったよ。町内会長も一緒に連れて。当時の自分は40代で若かった。まだ青臭いところがあった。
自治体との話し合いの場では、相手方の幹部職員も交えて懇々と話を進めていった。逐一結果は書かないが、その後も参加費でお酒を買うのは黙認してもらえることになった。ただし、町内会の通帳に入れていたお金の一部を返還することになった。
長々と書いた。今読み返してみたけど、日本語ヘッタクソだなあと、いい年になった今でも思う。
公金をどう扱うかって、難しい問題だと思う。増田利用者でも、地元町内会(自治会)で役員をしてる人はいるだろう。自分が住んでる市区町村からお金をもらうこともあるのでは? どんな使い方がいいのか、迷うこともあるんじゃないかと思う。