はてなキーワード: 意向とは
どうせこの先、万博にかこつけて公金の使われ方が〜みたいな報道を展開するんだろう。
ウソを報道するわけではなく、それもまた「事実」と呼ばれることなのかもしれないが、公金の使われ方云々というのは元々万博に限らずどこでだって使われ方を疑問視されるべきものだろう。
もちろんその大半は(公的な証跡が残っていることを建前として)適切と称されるべきものになるのだろうが。
要はマスコミが自分らの都合の良い場所を叩いてるだけなんじゃねえのってわけで。
調べれば公金の使われ方に疑問符が付くような事業って割と転がってると思うけどね。でもそういうジミ〜なことって報じてもバリューが無いからか、あるいはスポンサー様の意向に沿わないのか、ほとんどしないよね。
こんな記事を読まずに、レイ・ダリオの本を読め。動画を見ろ。GR!GR!GR!
ダリオ氏は約50年にわたるグローバルマクロ投資の経験と、過去500年間の歴史研究に基づいて
世界秩序の変遷には繰り返されるパターン(ビッグサイクル)が存在することを主張しています。
本稿では、そのビッグサイクルの構造、帝国の興隆と衰退の要因、そして現代における世界秩序の変化の兆候について概説します。
ダリオ氏は、自身の経験を通じて、驚くべき出来事は過去にも繰り返し起こってきたことを痛感し、過去500年間の帝国(オランダ、イギリス、アメリカなど)の興亡を研究しました。
彼は、帝国や世界秩序の変化には時代を超越した普遍的なサイクル(ビッグサイクル)が存在すると結論付けています。
「過去の事例に似ているようですが、これからの時代は私たちがこれまで生涯で経験した時代とは大きく変わります。どうしてそれがわかるのでしょうか。なぜなら、これまでもずっとそうだったからです。」
ビッグサイクルは約250年続く重なり合うサイクルで発生し、その間には10〜20年の移行期間(しばしば大きな紛争の時期)があります。
ダリオ氏は、帝国の力を測る8つの評価基準を用いて分析を行っています。
・教育
・軍事力
・技術革新
によって特徴づけられます。
衰退は
・競争力の低下
・労働意欲の低下
・富の格差拡大
・政治的分極化
・内部紛争
によって引き起こされます。
「中央銀行が危機を回避するために多くのお金(紙幣)を印刷し、株式、金、一次産物を購入すると、それらの価値が上昇するため、お金(紙幣)の価値が下がるのです。」
準備通貨を持つことは、帝国がより多くの資金を借り入れることを可能にする「法外な特権」をもたらしますが
ダリオ氏は、秩序を「お互いに対応する人々のための地のシステム」と定義し、
国内秩序(通常は憲法に定められる)と世界秩序(通常は条約に定められる)の2種類があると指摘しています。
世界秩序は通常、大きな戦争の後に変化し、新たな支配的な大国と通貨システムが確立されます。
現在の世界秩序は、第二次世界大戦後の連合軍の勝利とアメリカの台頭によって形成された「アメリカ世界秩序」です。
ブレトンウッズ協定によってドルが世界有数の準備通貨となりました。
ダリオ氏は、自身の生涯で経験したことのない以下の3つの大きな事柄が、現在の世界秩序が変化しつつある兆候だと指摘しています。
中央銀行は債務支払いのために大量の紙幣印刷を開始しています。
②富と機会の格差が拡大し、大きな国内対立が発生していること。
③中国とアメリカの間で生じているような、台頭する大国とリードする大国間の外部紛争が増加していること。
ダリオ氏は、これらの状況が以前にも同時に起こっており、ほぼ必ず国内および世界秩序の変化につながっていると述べています。
前回この連続的な事柄が起こったのは1930年から1945年です。
ダリオ氏は、過去のサイクルを理解することで、これから起こることをより良く予測し、対応できると主張しています。
帝国の盛衰の歴史から得られる重要な原則として、以下の2点を挙げています。
①歳入よりも多く支出しないこと。
②お互いを敬い、大切にすること。
健全な教育、独創性、競争力の維持などは、上記の2つの原則を達成するための手段であると述べています。
ダリオ氏は、各国が自国のバイタルサインに注意を払い、改善に努めることで、サイクルの期間を延ばすことが可能であると示唆しています。
1971年、アメリカは資金が枯渇し、ニクソン大統領はドルの金との交換を一時停止しました。
これは、ダリオ氏が「私たちが理解していた貨幣が終了しつつある」と認識した出来事でした。
1933年、ルーズベルト大統領も同様に、金準備の不足からドルの金との交換を停止しました。
歴史的に、政府が歳入よりも多くを支出し、資金が不足すると、大量の紙幣を印刷し、通貨の価値が下落し、ほとんどのものの価格が上昇するパターンが繰り返されてきました。
ビッグサイクルは通常、大きな紛争(しばしば戦争)の後に始まり、新たな大国と世界秩序が確立されます。
過去の帝国の興隆と衰退のパターンを分析することで、現代の世界が大きな変革期にあることを示唆しています。
彼の提唱するビッグサイクルの理解は、現在の国際情勢を読み解き、未来の動向を予測する上で貴重な視点を提供します。
特に、債務問題、富の格差、そして大国間の対立といった現代の課題は
過去の帝国の衰退期にも見られた特徴と重なっており、注意深い分析と適切な対応が求められます。
ダカット(オランダ)→ポンド(イギリス)→ドル(アメリカ)→現在、人民元も台頭。
これだから表自は
内容に関係なくキャンセルだから反対するとかいう猿以下の理念を掲げて誇り高いつもりなんだから笑える
①草津町が性被害でっち上げにおいて対応が理性的でなく外野から批判されても仕方ない状況だったこと、典型的なセカンドレイプ発言が飛び交ってたことは事実で、それを批判したことを理由に「でっちあげ冤罪」の共犯者であるかのように批判するのは間違い、到底許されることでない
北原みのり氏に新井氏が行った虚言の責任は当然ながらなく、加害者であると決めつけて強く批判した等行き過ぎた発言があったならともかくあくまで騒動における対応を切り離して批判している時点で一緒くたに批判している人間と一線を画している
虚偽の被害を訴える人間がいたとして嘘であると分かっているからという理由でその場で相手を証拠を揃える前に糾弾して、社会的制裁を与えてはいけない、大人なら当然わかることだが性被害のでっち上げにおいてだけ批判が過熱しても仕方ないと思っているのだろうか、北原氏は適切に問題が解決されるよう一助したにすぎない
この行いを批判すれば「冤罪なのだから」という理由で適切な手段を取らずに告発を棄却して良いという考えを指示することになる
②センターの意向にどちらが強く影響しているかを考えるのは難しいが、おそらくややこしいのはこっち
LGBTは当事者が多数いてジェンダー関連のイベントにも関わりが大きい
北原氏は指摘された記事の中で「体の性別を基準に区分されているスペースで、『性自認』をどのように定義するのか、法律にどのように組み込んでいくのか、『疑問を挟むこと自体が差別』と封殺することなく議論をしていきたい」とあくまで身体女性が異議を唱える権利を持った議論をしたいと述べているだけだが、LGBT理解増進法案においては当事者の意識として自分の心の性にあったスペースを使いたいという意志がある人間がいて、尊重されるものとして扱われるほうが望ましい側面があるのだと思う(歌舞伎町タワーのトイレのように、一足とびに形だけ用意されるというケースもあるし)
ただ記事のこの内容をもって「LGBT理解増進法案において「性自認」に懸念を示した」というのはいささか大げさというか、具体性がない
この指摘をみるとトランス女性が女性スペースや支援を受けることに港区が関心を傾けていて、それが引き金なのではないかと思われる
ぶっちゃけそうだとしたら「女性スペースの利用に対して疑問を挟むことが差別だとされずに議論したい」という発言をキャンセルの動機にしていることになり、まさにトランス女性を差別するやつは差別を通そうとしている真っ只中ということになり、けっこう危険な状態である
炎上後の事後対応はもちろん最悪だったので責められるべきだし、実際退陣したんだけど
まあ例えばだよ
ある会社がありました
女性社員Aと、取引先の偉い男Bが、なんやかんやで知り合って、どうやらBが自宅でAを襲ったらしい
この時どうする?
つまり、AがBを訴えてもいいし、泣き寝入りしてもいいし、示談してもいい、事情を汲んでそのケアはする
ってことでしょ?
もちろん実際に情報を全部出すと「これコンプラ案件じゃね?」となるかもしれないが、一体世の中の何人がこれをコンプラ案件にできるんだ?
例えば情報が一つずつ増えてきたらどうだ?
・Bは計画的であった
・おそらく今回だけの話ではない
でも本人は「大事にしたくない」と言ってるし、大事になると大物Bは会社から離れるかもしれないという条件でだよ
・Aはその後入院した
・Aはその後Bを訴えた
ここまで来たら流石にコンプラ案件になってないとおかしいけどね
社長が言ってた「本人の意向を汲んで」は半分言い訳で、半分本当だと思うわ、自分でもこの状況は迷う
結局コンプラ研修がたりなかったのと、コンプラ室に言う=大事になるっていうのがまずかったんじゃないのかね、調査すらできてないのが痛い
なんか「けしからん!!」って雑に叩いてる人多いのが気になる
・社員が多く集まる会合で仲良くなった2人が、別の機会で自宅であってトラブルになった
あと今回難しそうなのが、その後もAとBがメッセージでやり取りしているあたりだよね
結論から言うと、女子生徒が通う同じ学校に新年度も教諭が在籍するのはおかしいと思う。女子生徒の不安を思えば最低でも別の学校に異動させるべきだし、何なら未成年と関わる仕事に就かせるべきではない。
極端だと思う人もいるかもしれないが、私も彼女(女子生徒)と似たような経験をした人間なので長くなるが私の身の上話を聞いてほしい。
まず簡単に今の私について。私は現在大学生。性別は女。ちょっと前は女子高生だった。
そして私が彼女と似た経験をしたのは5年前。高校1年生の夏だった。
私の高校には購買があって、弁当や文房具、菓子パンなどが買えた。まあ、一般的な購買だったと思う。店主は30代半ばの男性で、自称"売店のお兄さん"。購買がある場所には休憩スペースがあって、15人くらいが飲み食い出来る椅子とテーブルがあった。お兄さんの誰にでも冗談を吹っ掛けるような軽い空気と過ごしやすいスペースのお陰で購買を溜まり場にする生徒も一定数いた。私も、友人がよくそこにいたことから購買に通っていた一人だった。
私はアニメや漫画が好きで、友人やお兄さんとその話題でよく盛り上がっていた。特に私はイラストを描くのが好きで、美術部にも所属しており、お兄さんもイラストが上手だったため描いた絵を見せ合ったりするくらい仲が良かった。友人と話しながら絵を描くのはとても楽しい時間だった。彼のことを、大人として信頼していた。
昔ながらの購買らしく決済方法は現金のみで、精算機なども特になく、お兄さんが手計算で精算を行っていた。そのため、130円のパンを買った子に対して、100円だけ受け取り30円を「いいのいいの」と言いながらお兄さんが返す光景も珍しくなかった。一応、よく購買に来る子、居る子、など彼なりの線引きをした上でのサービスのようだった。私もそんなサービスを受ける一人で、菓子パンを買ってレジに持って行くと「持ってけ」と言われて、奢ってもらっている状態の時も多かった。
私の学校では夏休みでも夏課外と呼ばれる課外授業があり、午前は課外、午後は部活という生活を夏休みに入った私は送っていた。
その日私は課外を終えた後、いつも通り美術室で絵を描こうとしていた。が、その日は美術室が施錠されてて部室に入ることが出来なかった。塾に行こうにも開校時間までまだ時間がある。手持ち無沙汰になった私は誰か駄弁れる相手はいないかと思い購買に向かった。今日部室入れなかったんだよねーみたいな事を友人と話したと思う。
話の中で、大きなスケッチブックの置き場に困っているという話をした。部室に置いて帰ろうと思っていたが入れず、教室の自分の棚に置こうにも大きすぎて入らない。そんな話を聞いていたお兄さんが「じゃあ俺が預かるよ」と言った。
購買の脇には小部屋があり、在庫を置いたりするための店主のスペースになっていた。そこで預かってくれるという話だった。それは助かると思い厚意に甘え、預かってもらうことにした。
次の日、課外を終え、スケッチブックを取りに購買へと向かった。スケッチブックを返してほしいとの旨を伝えた時、お兄さんは妙に歯切れの悪い返答をした。よくは覚えていないが「いやー、その、書いてある事なんだけどさ、あんまり気にしないでね」的なことを言われたと思う。訳は分からなかったがスケッチブックは返してもらう必要があるのでその場で受け取った。大方ふざけたラクガキでもしたのだろうと思って、美術室に戻ってページを開いた。
次のページを捲るとまた書いてある。
「初めて見かけた時から気になっていました」
次、そのまた次にも。
「初めはおとなしい人だと思っていたけど」
「かなり表情豊かで」
「意外な面を見る度」
「ちっちゃい足」
「目がきれい」
「あなたの内と外」
「大好きでした」
全身の血の気が引いて頭がクラクラするような感覚をがした。今でも覚えている。これはどういうことかと酷く混乱した。お兄さんが?私を?好き???
無理だ。あり得ない。
確かに私は彼と仲が良かった。親しくしていた。だが、それは親戚のおじさんと仲良くするようなもので、同級生の男の子と親しくなるようなものとはまるで違う。あの人は、私のことをそんな目で見ていたのか?
年上の男性から言い寄られて辟易する若い女性の話は私も聞いたことがあったが、そんなものは自分には無縁だと思っていた。あって社会人になってからだろうと思っていた。なのに、まさか、学校関係者から言い寄られるだなんて。
知らなかった。大人として信頼していた人間から好意を寄せられるのがこんなにも恐ろしいとは。でも、とにかく、こんな状態のスケッチブック、使える訳無い。そう思い混乱しながらも彼の元に向かった。彼は友人たちと談笑していた。
ずかずかと話の輪の中に割って入り、彼に書いたものを消すように言った。彼は「いや、本当にゴメン」とか言っていたと思う。謝るってことは多少悪い事をしたという自覚があるのか、コイツは?
謝られたせいだが何だか自分でもよく分からなかったが、涙が溢れてしまった。友人に酷く心配されてしまったのでその日はその場を離れ帰ることにした。
次の日、前日に消してと言ってスケッチブックを押し付けて帰ってしまったので、それを回収するため再び売店へと向かった。そして
「あれはどういうことなんですか?」
と彼に聞いた。
「ほんとーに申し訳ない!」とか彼は繰り返しながら
と言った。
何それ。かもしれないって何だよ。
と思ったのでさらに聞くと、私のことが前から好きだった。勝手に私のものに書きこんだのは悪かったと思っている。以前から奢ったりしていたのは私が特別だったから。といった趣旨のことを言われた。そして
「この事、他の誰にも言わないでね」
と言われた。
他の人に言われたら困る、後ろ暗いことだと分かって私に思いを伝えたの??悪い事と分かっていて私にこんな事をしたの??しかも私は好きな人(勿論生徒)がいると言ってこの人に恋愛相談もしていたのに?その気持ちも無視して?
とにかく以前言ったように他に好きな人がいるし、あなたの気持ちに応えることは出来ない、といった内容を伝え、断る事にした。二人きりの状況が怖くて、やんわりとした断り方しか出来なかった。
その日の晩、この事を誰かに相談しようかとても迷った。とてもショックな出来事だったし、泣いている所を見た友人たちにどう説明したものかと悩んだ。そして「他の人に言わないでね」という彼の言葉が頭の上に重くのしかかった。
とても怖かった。誰かに話してしまって気持ちを整理したい。でも、話したら彼の学校での立場は危ういものになる。告白されたぐらいで他人の仕事や立場を奪っていいのか。口止めもされている。彼がいなくなった場合、購買はどうなるのか。だからといってもう二度と彼と関わりたくない…。
迷った結果私は、私が泣いた様子を見ていた2人の友人にのみ、話すことに決めた。このことはどうか他の人には言わないでくれ、と言って。2人に具体的な内容を伝えるため、スケッチブックに書かれた文字をどうにか復元しようとした。もし今後先生などに相談しようと考えが変わった時に、証拠になるとも思い、写真にも撮った。柔らかい紙に書かれた文字は鉛筆を薄く載せるとうっすらと浮かび上がってきた。(今回、この文章を書くに当たって実に5年ぶりにその写真を見返している。今でも読んでいて動悸が止まらない。完全に全てが復元できた訳ではなかったので、今回上に書いたものはやや不完全な文章ではある。)
2人の反応は、大変だったね、みたいなリアクションだったと思う。
そのため、この2人にのみ私が購買に来なくなった理由が伝わった状態で、私は一切彼と接触をしないようになった。購買にも極力近付かぬようにした。あの日あったこともスケッチブック書かれた文言も全て忘れたいと思いながら日々を過ごした。しばらく経った頃、最近私が購買に行っていない事について、彼が他の人に「まあ私ちゃんは、天邪鬼だからねー」などと言っていたと事情を知る友人から聞いた。吐き気がした。私の何を知っているというのだ。
1年後、クラス替えがあり掃除の担当範囲が変わった。私のクラスの担当範囲の中に購買前の廊下があった。毎日の掃除、必ず彼の顔や声を見聞きしなくてはならなくなる。「耐えられない」そう思って、悩んだものの担任に事情を話すことにした。具体的な伝えられ方などは省略し、"好意を伝えられたが断った。関わりたくないので購買前の廊下以外の場所に私を割り当ててくれないか"と打診した。この時も大事にしたくない、してはいけないのではないか、という気持ちがあったため、担任にもあまり他の人に事情は言わないでくれ、と伝えた。ありがたいことに担任は快諾してくれて、私が購買前を掃除することはなかった。
だが、この判断は今思い返すと間違っていたと思う。あの時、私がきちんと先生にすぐに報告しておけば、そして学校から彼を追い出してほしいと伝えていれば良かったと後悔している。そうすれば、未成年者に手を出す人間から後輩たちを守れたのに。そうしなかったことで、後輩たちを危険に晒してしまっている。そんな風に思えて仕方がない。
また自分が成人という立場になって改めて高校生は子どもだと強く感じるようになった。狭い世界で生きてるし、当然視野も狭い。本人としてはは一人前のつもりでも、出来ることはそう多くない。そんな弱い立場の子どもに対して、大人が自分の恋愛感情を伝えるというのは、無自覚でも相手の立場の弱さを利用した卑怯なやり方だと思う。
長々と書いたが私の主張はこうだ。
・大人は子どもを守る存在であるべきであって、一方的な思いをぶつけて脅かすなどということはあってはならない
なので、当該事件で女子生徒が「大変ショックでこの先生とはもう一緒にいたくない」と言ってるのだから絶対に関わることのないよう、せめて他の学校に異動させるべきだと思うのだ。
私はここまでハッキリ自分の意志を大人に伝えることが出来なかった。ショックの中、周りの大人に自分の思いや意向を伝えた女子生徒はとても勇気を振り絞ったのではないかと思う。だからどうか、彼女の学生生活が幸せなものとなるようにと祈っている。
大人に傷つけられた子どものケアが今より手厚いものになるように、自らの立場を自覚しない無責任な大人が子どもを脅かすことのないように、この文章を読んだ人だけにでも伝わればと思う。
最初の職場では、学生時代に望んでいたような華々しい仕事はなかった。オンラインカジノのチラシや地域のパンフレットなどを作っていた。
働いている間、毎日がつまらなかった。自分は誰も見たくない広告ばっかり作って、ダメ出しされて、頑張って作ったものがクライアントの意向で滅茶苦茶にされた。
先輩たちもやる気がなくて、誰もろくに昇給してない職場だった。
「今貯金いくらあります?」『貯金?』「はい、貯金です。いくらですか?」『100万。』『10万…貯金できるわけがないって100万ってすごいな!』『30万だけどPC買い替えたいから貯金ないよ。』
「どうせこのまま腐っていくなら、一緒に起業しませんか?」『起業って?』
「若さだけが取り柄なので、この年齢なら補助金もつくらしいんですよ。今、こうしてくすぶっていてもしょうがないと思いません?」
『たし🦀』『どうせ独り身だしな』『別のバイトしながらでいいなら』
デザイナーは起業を目指すことにした。最初の職場の先輩3名の引き抜きに成功し、仕事をいつやめるのか楽しく相談しながら何をやったらいいか、何が売れるか、今のトレンドはなにか。そんな話を日々し続けた。
ある日、デザイナーと先輩3名全員がついに職場から離れることに成功し、いつものマクドナルド会議でのこと。
「やりましたね。」『晴れて全員無職だ。』『いや俺ここでバイトしてるから!』『似たようなもんだよ。』
無職だというのに祝勝会のようだった。なんだかその様子がおかしくて、涙が出てきた。
『何泣いているんだよ』『お前が無職だとかいうからだろうが!』『はいはいバイトしてますもんね。あなた。えらいえらい』『棒読みやめい』
低学歴で、仕事のスキルも人生経験も浅いまま、どんどん社会から取り残されていくだけだと思っていたら、今いる仲間たちが尊く思えた。
ここから半年くらい貯金を切り崩しながら、ダラダラ過ごすことになる。ぼーっとしていたら半年なんてあっという間だ。
近くの学校と提携して、地域起こしを目指す方向になり、結局起業そのものは後回しになってしまう。
その学校は山も管理しており、林業が学べる体験学習の事業を計画していた。たまたま聞き回っていた先輩から『これ俺たちでやったら面白くなるんじゃね?』と話が回ってきたのだ。
そこからは嵐のようだった。最初の職場で台無しにされた地域のパンフレットのアイデアを盛り込んで、みんなと過ごしたクソみたいな日々が今は大事に思えるほどに役立っている。
林業の体験を実際にやってレポートにしたり、どこが鍛えられるのか?ダイエットに使えるか?など今風のアプローチができないかも考えていった。
ふと、頑張るとは何なのだろうか?と自分の中で思ってみたりもする。そのうち頑張ればいい。
やりたいこともわからないまま、この先もこんな人生が続いていくんだろう。今は目の前の体験学習を成功させてみたい。3日後にはじめての利用者さんがくる。
夏目三久アナウンサーが日本テレビを退社されたのは2011年1月で、当時一部週刊誌でプライベートな写真が報道されたことがきっかけの一つと言われています。報道された写真の中にコンドームを持ったものが含まれていたことも事実です。
しかし、日本テレビが夏目アナウンサーを「コンドーム写真が流出しただけ」を理由に解雇したという公式な発表はありません。
当時の報道や関係者の話によると、退社の背景には以下のような複合的な要因があったと考えられています。
プライベート写真の流出: 週刊誌にプライベートな写真が掲載され、アナウンサーとしてのイメージを損ねる可能性があったこと。
局内の雰囲気: 一部の報道では、写真流出後の局内での居心地が悪くなったことや、バッシングがあったとも報じられています。
本人の意向: 夏目アナウンサー自身が、騒動の責任を取りたいという意向があった可能性も考えられます。
したがって、「夏目アナウンサーの退社はコンドーム写真とは無関係だった」と断言することはできません。コンドーム写真を含むプライベート写真の流出は、退社の大きな要因の一つであったと考えられます。
退社後、夏目アナウンサーはフリーアナウンサーとして活躍され、複数の人気番組でMCを務められました。その後、2021年9月に芸能界を引退されています。
お笑い界の重鎮・松本人志(60)が、まさかの形で芸能界復帰を果たすことが分かった。
関係者によると、復帰初仕事はなんと「R-1グランプリ2025」への出場だという。
松本はこれまでコンビ「ダウンタウン」として数々の伝説を残してきたが、今回の復帰では“ピン芸人”として再スタートを切る意向を表明。
「松本人志」ではなく、あえてカタカナで「マツモトヒトシ」として出場し、過去を一度リセットするという徹底ぶりだ。
気になる初ネタは「筋肉モノボケ30連発」。ジムで鍛え上げた筋肉を使って“無音ボケ”を繰り広げる前衛的なスタイルになる予定で、関係者は「もはや笑いというより芸術」と語る。
各界から祝福の声…と思いきや
芸能界からは驚きと困惑の声が相次いでおり、相方・浜田雅功は「知らんがな」と一言。東野幸治は「また何してんねん」と涙目でツッコんだという。
一方、SNSでは「R-1優勝したら逆に困る」「もう何でもアリやな」「エイプリルフールであってくれ」など、祝福と混乱が渦巻いている。
まず大前提として、広告を掲出する会社や間に挟まる仲介業者は、権利元の許諾の証明がないと応援広告の依頼は受けてくれない。
それを承知で、オタクは人目につかないよう、時には公式をBしてひっそりと活動している。バレバレだとは思うが、迷惑をかけないよう一般人の目に触れないよう気をつけて活動するなら、一件一件取り締まることもできないからお目こぼしいただいていると思い込んで、今日もオタクはギリギリの綱渡りをしている。
公式画像を加工して作るとも、自分の二次創作イラストで作るとも、どっちつかずの物言いをしているが、どちらも出版社が公式HPに書いている通り、明確な規約違反で著作権侵害である。
当然その旨は指摘した。
しかし企画者は出版社の規約は読んだ、その上で出版社に迷惑をかけずに行いますなどと意味不明の発言をして、むしろ絶対に応援広告を出してやると熱意を高めているように見える。
出版社の意向を尊重します等とも言っているが、出版社の意向は公式画像の使用禁止・二次創作の禁止である。
応援広告と二次創作は違うとも言っているが、ファンアートを使用した応援広告は二次創作以外の何物でもない。
出版社の公式規約を読んでもこの認識ということは、企画者の中では応援広告を出すことは最早絶対の使命になっており、一オタクの注意や助言は聞き入れるつもりがないのだろう。
このまま行けば、近い将来企画者はXやクラファンで資金を募り、公式画像無許可使用または二次創作イラストによる応援広告をデザインし、仲介業者に依頼し、権利者から許可を得るように言われるだろう。
そうして企画者が出版社に、公式画像無許可使用または二次創作イラストの応援広告使用許可を願い出ることになる。
個人が出版社に二次創作の許可を凸る危険性を一切理解していないのだ。
コ○ミに二次創作の許可を求めた凸メールを送ったファンが大炎上したことは記憶に新しい。
その点についても企画者へ指摘したが、応援広告と二次創作は違う、二次創作に迷惑をかけないようにする、と的はずれな回答で終わってしまった。
ジャンルだけでなく、同じ出版社作品で二次創作するすべてのオタクに迷惑がかかる可能性もあると伝えたが、けんもほろろであった。
何故企画者がここまで頑なになるかと言えば、企画者の周囲の人間も出版社凸の危険性を理解しておらず、むしろ企画者を焚きつけるような言動しか行っていないからであろう。
企画者の取り巻きではない一オタクには、最早できることは何もないのである。
同じ出版社でも有名作品ならば応援広告の話が出た時点で大炎上しているところだが、過疎ジャンルのため火付け役もおらず、また界隈が狭すぎて自浄作用が働いていないため、今回の件以外でも界隈がぐずぐずと腐っていくのを、日に日に感じている。
作品は好きなのに、他のファンの言動が無理でジャンルを抜けたくなるとはこういうことか…と虚しい理解があった。
普通に検索避けをしながら二次創作をし、同カプのオタクと時に語り合いながら平和に過ごしたいだけなのに、それだけのことの難しさを痛感している。
兵庫県が設置した「文書問題に関する第三者調査委員会」は、2025年3月19日に調査報告書を提出しました。この報告書では、斎藤元彦兵庫県知事に関する複数の問題点が指摘されています。
斎藤知事が職員に対して行った言動の一部が、パワーハラスメントに該当すると認定されました。
知事の指示のもと、県幹部が内部告発を行った元県民局長を特定し、懲戒処分を行った対応について、公益通報者保護法に違反する行為と結論づけられています。
県議会の調査特別委員会(百条委員会)がまとめた報告書に対し、斎藤知事が「正面から受け止める姿勢を示していない」と批判されています。
斎藤知事は、第三者委員会の報告を受けて、報告書に記載されたパワハラ行為については認め、謝罪しました。一方で、公益通報に関連する処分の撤回には否定的な姿勢を示しており、対応の一部は「適切だった」と主張しています。
また、報告書全体に対する正式な見解は、県議会の閉会後である3月26日(既に実施済み)に発表する意向を示しつつも、内容精査の必要性を理由に具体的な対応には言及を避けています。
なお、第三者委員会の委員長は、「この報告書は特別厳しい内容ではなく、標準的な考え方を示したものに過ぎない」とコメントしています。
議長は経済活動は引き続き堅調に拡大しているとしながらも、最近の指標では消費者支出の鈍化が見られると指摘しました。
家計や企業の経済見通しに対する不確実性が高まっていることも言及されました。
労働市場については、依然として堅調であり、失業率は低い水準を維持しています。
インフレ率は過去2年間で大幅に緩和されましたが、依然として目標の2%をやや上回っています。
GDP成長率の見通しは下方修正され、インフレ率の見通しはやや上方修正されました。
金融政策の方向性については、今後のデータ、経済見通し、リスクのバランスを評価し、追加の政策調整を検討するとしています。
現時点では政策スタンスの調整を急ぐ必要はなく、より明確な情報が出てくるのを待つことが適切であるとの考えが示されました。
経済の展開に応じて政策スタンスを調整する方針も改めて示されました。
短期的なインフレ期待の上昇が見られ、その要因の一つとして関税が言及されました。
ただし、関税がインフレに与える影響を正確に評価することは困難であるとしています。
関税によるインフレが一時的なものである可能性も指摘されました。
一方で、長期的なインフレ期待は概ね安定しているとの認識が示されました。
消費者信頼感は低下しているものの、実体経済のデータは依然として堅調であると述べられました。労働市場は全体として均衡しており、雇用と解雇のレートが低い状況が続いています。
貿易、移民、財政政策、規制が経済や金融政策に与える影響については、不確実性が高いとされました。
準備預金が依然として豊富である中で、金融市場の円滑性を確保するための措置であり
金融政策のスタンスやバランスシートの長期的な規模に影響はないと説明されました。
金融政策の枠組みに関する5年間の見直しは継続されており、労働市場の動向と最大限の雇用目標に焦点が当てられています。
議長は、最大限の雇用と物価の安定という二つの責務に引き続き注力していく姿勢を強調しました。
•質問: 記者から、インフレ見通しの上方修正のうち、どの程度が関税によるものかと問われました。また、政策金利の経路が変更されない場合、これは一時的な価格水準のショックと見なしているのかという質問も出ました。
•回答: 議長は、インフレのうちどの程度が関税によるものか正確に評価することは非常に困難であると述べました。年初の財のインフレの上昇には関税が一部影響している可能性はあるものの、特定することは難しいとしています。一時的なインフレと見なすかどうかについては、現時点では判断が早すぎるとし、関税によるインフレが速やかに解消されるか、長期的なインフレ期待がしっかりとアンカーされているかどうかにかかるとしました。政策金利の経路に変更がないのは、成長率の低下とインフレ率の上昇が相殺し合っている側面や、高い不確実性の中で政策を変更することへの慎重さがあると説明しました.
•質問: 消費者信頼感調査の悪化について、今後の消費支出の先行指標となる可能性と、その背景にある要因について質問が出ました。
•回答: 議長は、消費者信頼感調査と実際の経済活動との間には、必ずしも強い相関関係があるわけではないと指摘しました。過去には、悲観的な調査結果が出ても、消費者が積極的に支出する例もあったとしています。ただし、今回の状況も注視しており、実際の経済データに弱さの兆候が見られないか慎重に監視していくと述べました。消費者センチメントの低下の背景には、新政権の政策変更に伴う不確実性なども考えられるとしました。
•質問: 過去のインフレ認識、特に「一時的(transitory)」という表現が適切でなかったこととの比較について質問が出ました。
・回答: 議長は、過去のパンデミック時のインフレと今回の状況は異なるとして、安易な比較はできないとしました。一時的なインフレ要因に対しては、金融政策で対応することは適切ではないとしつつも、インフレ判断の難しさを認めました。今回はまだ完全な物価安定が再確立されていない状況であり、企業の価格転嫁の意向なども注視していく必要があると述べました。
•質問: 新政権の貿易、移民、財政政策、規制の4分野における政策変更が経済に与える影響と、金融政策への波及について質問が出ました。
•回答: 議長は、新政権の政策変更の全体的な影響が重要になるとしつつ、現時点では不確実性が非常に高いと述べました。具体的な影響を評価するには時期尚早であり、今後のデータを見極めていく必要があるとしました。
•質問: バランスシート縮小(量的引き締め、QT)のペースを減速させる決定の背景と意図について質問が出ました。
•回答: 議長は、金融市場の準備預金量が依然として豊富であるものの、マネー市場で若干の引き締まりの兆候が見られたため、予防的な措置として減速を決定したと説明しました。これは金融政策のスタンスを変更するものではなく、中長期的なバランスシートの規模にも影響を与えないとしています。以前にもQTのペースを減速させた経緯があり、今回も同様の考え方に基づいていると述べました。債務上限問題(debt ceiling)が議論のきっかけになったものの、最終的にはより広範な観点から判断したとしています。
これらの質疑応答から、議長は現時点では経済の方向性や政策の影響について高い不確実性があるという認識を持ちながら、入手するデータに基づいて慎重に判断していくという姿勢
侵略は、支配は、ある日突然強大な力によって始まるものではない。
他惑星の植民地化、資源の調達を目的として宇宙を彷徨った異星人は、50年前に地球に降り立った。
生物学上の男に擬態し、あらゆる支配層とのチャネルを構築し、接触し、地球を遥かに凌駕した科学力を
都内、凡庸なホテルの1階。陳腐な造りを黒を基調としたデザインで誤魔化したようなカフェダイニングの
テーブル席に、擬態化した男は座っていた。今日、ここで交渉人となる高官と会い、地球の産出する資源の
40%を技術提供と引き換えに召し上げる条約を結ぶ。資源のルートは男が50年の間に、世界各地に
小奇麗なビジネスカジュアルの、妙齢の女がキャリーケースを転がしながら訪れ、席に着いた。
「そう!私がアダプテーションアンバサダーの田中です。ご縁があってお会いできたこと、感謝してるよ!
女は自己紹介を終えると、男を見つめる目を場を支配しようとするかのように鋭く光らせた。
男は擬態した青黒い目を合わせ、切り出した。
「カードはもはやないと思うが、我々の意向を受け入れる用意はできただろうか」
「もちろんだよ、増田君でいいよね?私が紹介を受けて、マンツーで、直々に、相談するっていうのは、
あなたの意向、既に成功の開いた扉の前に立ってるのと同じだよ!」
「成功の扉というのは…我々への資源の供与に問題はない、という事でいいか」
「そうそう!今は激動の時代!リソースを投資して、結果にエンゲージしないとね!増田君、あとね、
今日はアダプテーションアンバサダーの私が独自に解析した、中長期戦略データも特別に見せちゃうよ!」
これは嘘だ。異星人側が管理可能な範囲の技術しか、端から渡すつもりはない。
柔和な面持ちの女の、目元が僅かにギラつく。
「そうそう、これからは、aiが人に代わって仕事をする時代、産業革命以来の激動なんだよ!
見返りというか、成功へのバージョンアップの為に、うちらはwin-winでいないとね!
薄いパンフレットと紙が出される。
技術供与は異星人への依存を生み出し、さらに支配を容易にするだろう。
「これでOK!一緒に世界を変えていこうね!あ、50万円の振込先は控えの下の所だよ!」
男は、50万円を持っていなかった。
そろそろスタッドレスからノーマルタイヤに交換するか〜と、車屋に行った。
そこは元気な老夫婦がやっているところで評判が良く、客入りは多くも少なくもないので気に入っている。
タイヤの見積もりをしてもらうと、ちょうど新型が出たばかりらしく、激推された。
大した技量も知識もない身で来店したので、店主の勧めに対抗する知識がない。
消耗品にお金かけすぎても……でもこれ相当値切ってくれてるぞ……ちゃんと調べてから……でも一万くらいなら……車のパーツ選びは命に関わる……でも一度高品質を手に入れたらもう下げられない……
と、頭の中で悩みまくった。
興味のない質問をして時間稼ぎをし、思考をめぐらすも、結局店主の意向通りおすすめを購入してしまった。
良いものを安く買えたのに、言いなりになってしまって良かったのか、予備知識を持たず安易に買いに行ってしまった自分に失望してる祝日の午後です。
アイスでも食うか……
「面白い人が面白いことを書く」状態から「つまらない人が煽ったことを書き、通報などを駆使してコミュニティを掌握する」状態への変化は、残念ながらオンラインコミュニティで起こりうる負のサイクルです。以下にその段階を追って説明します。
要約手順:
・Claude 3.7 sonnetで要約
元データ:
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk19/documents/daijesuto.pdf
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# 兵庫県「文書問題に関する第三者調査委員会」調査報告書ダイジェスト版の要約
令和7年(2025年)3月19日付で公表された兵庫県の「文書問題に関する第三者調査委員会」による調査報告書は、県内で発生した複数の問題に関する詳細な調査結果をまとめたものです。この第三者調査委員会は、藤本久俊委員長を含む3名の弁護士委員と3名の調査員で構成され、兵庫県の職員によって構成される事務局は設置せず、委員会自体が事務局機能を担いました。
調査方法としては、兵庫県とその外郭団体に所属する職員・元職員を対象としたホットラインの開設(累計116名から情報提供)、約120に及ぶ資料の収集、延べ90時間に及ぶヒアリング(累計60名と面談)、現地視察などを実施しています。調査期間は令和6年9月12日から令和7年3月12日までで、12回にわたる委員会が開催されました。
## 主な調査内容と結果
ひょうご震災記念21世紀研究機構(21世紀機構)は、阪神・淡路大震災の経験と教訓を踏まえた政策志向型シンクタンクです。齋藤知事就任後、県の密接公社等の組織スリム化という方針のもと、片山元副知事が21世紀機構の役員構成について人事案を検討しました。
令和6年2月29日、片山元副知事は21世紀機構の五百旗頭真理事長と面談し、令和7年の震災30年に向けて理事長継続を依頼するとともに、副理事長2名の退任を伝えました。これに対し五百旗頭氏は強い不満を抱き、その後の3月6日、執務中に倒れて急性大動脈解離のため死亡しました。
委員会は、県の人事方針の是非には言及しないものの、人事改革の進め方として、より以前からの伝達や継続的な協議など、丁寧な調整を行う余地があったと指摘しています。
令和3年知事選挙において、県幹部らが公職選挙法や地方公務員法に違反する事前運動や選挙運動をした事実は認められませんでした。一部の者が齋藤氏の街頭演説を傍聴していたのは、選挙情勢把握のための職務関連行為であったと認定されています。
また、選挙告示前に齋藤氏を支援していた自民党兵庫議員団に対して職務上の情報や資料を提供したことはあったものの、これは従来からいずれの立候補予定者にも要請があれば応じていたもので、特別な便宜や支援とは言えないと結論付けられました。
新県政発足後の人事についても、経歴や能力に照らして不相応な役職への任命とは言えず、論功行賞の人事であるとは認められませんでした。
齋藤知事が令和6年2月から6月にかけて兵庫県内の商工会・商工会議所を訪問した際、令和7年の知事選挙に向けた支援や投票を依頼したとの指摘については、書面照会や事情聴取など可能な限りの調査を尽くしましたが、そのような事実を認めるに足る証拠は見つかりませんでした。
### 4. 贈答品に関する問題
調査では、コーヒーメーカー、自転車、ゴルフアイアンセット、スポーツウェアなど様々な贈答品に関する問題が検討されました。いずれについても、贈収賄に当たる事実や齋藤知事個人への贈与は認められませんでした。多くは県への贈与または使用貸借であったと認定されています。
ただし、農産物や食品関係については、齋藤知事が一人で持ち帰り、職員に分配していなかった事実が認められました。また、スキーウェアや竜山石の湯呑など、報告書に挙げられていない品目についても、外形的に見て知事の側から贈与を希望したと見られる可能性がある状況があったことが指摘されています。
委員会は、こうした行為が外形的に見て「知事が贈与を要求している」「個人的に贈答品を非常に多くもらっている」と他者から疑惑の目で見られる素地があったことは否定し難いと評価しています。
令和5年7月30日に開催された齋藤知事の政治資金パーティーについて、片山元副知事の呼びかけで元県職員による世話人組織が構成され、兵庫県信用保証協会の理事長と理事が県下の商工会議所を訪問してチラシの配布先名簿を入手したことなどが確認されました。
しかし、保証協会の理事長らがパーティー券の購入依頼を持ちかけた事実や、現役県職員の販売活動関与は確認できませんでした。また、商工会議所への経営指導員削減の圧力や、保証協会理事長就任に関する報奨・厚遇人事の事実も認められませんでした。
委員会は、信用保証協会の理事長等が名刺を配ってパーティー券販売活動の一部を担っていた事実は、同協会の公的イメージや業務の公平中立性への信頼を傷つけるものであったとしつつも、パーティー券購入依頼に関連した違法行為や不当な利益供与があったとの批判には根拠がなかったと結論づけています。
令和5年11月23日に実施された阪神タイガースとオリックス・バファローズの優勝を祝うパレードをめぐる問題が調査されました。パレードの資金調達が難航する中、片山元副知事が各信用金庫に協賛金の拠出を依頼し、合計2000万円の協賛金が集められました。
一方、中小企業経営改善・成長力強化支援事業による金融機関への補助金予算が当初の1億円から4億円に増額されました。委員会は、両者の間に「キックバック」や「見返り」の関係は認められなかったとしつつも、片山元副知事が両方に決定的な役割を果たしたことが外形的に疑念を抱かれる原因になったと指摘しています。
また、パレードを担当した職員には過重な負荷がかかっており、パレード直前1か月の時間外勤務は134時間超に及び、その後病気休暇となり、翌年4月に死亡したことが確認されました。委員会は、当該職員の勤務環境について労務管理上重要な問題として正しく検証されるべきだと述べています。
委員会は齋藤知事による以下のような行為をパワハラに当たると認定しました:
1. **考古博物館の件**:出張先の施設のエントランスが自動車進入禁止だったため、20m程手前で公用車を降りた際、出迎えた職員を激しく叱責した。指導の必要性がなく、相当性を欠く方法で行われ、職員の精神面に悪影響を与え、勤務環境を悪化させたため、パワハラに当たると判断された。
2. **空飛ぶクルマをめぐる問題**:企業との連携協定の締結式前に新聞報道が行われたことを問題視し、担当職員に対し「空クルは知事直轄」「勝手にやるな」等と厳しい口調で論難し、説明を聞こうとしなかった。怒りに任せた行為であり、指導の必要性がなく理不尽であったとされた。
3. **県立美術館の休館をめぐる件**:夏休み期間中の休館報道に「聞いていない」と激怒し、側近職員に「こんなことでは県立美術館への予算措置はできません」と強い措置を示唆。知事には休館時期への指導権限がなく、事情説明を聞かない態度は極めて不適切と判断された。
4. **SDGs関連の広報をめぐる問題**:マスコミが現地取材に来ないことを問題視し、夜間・休日にも側近職員にチャットを送り、個別に交渉するよう繰り返し求めた。マスコミ側の考えるニュース価値を考慮せず、実現困難な業務を要求したと認定された。
5. **報道関連の事前報告要求**:各種報道に関して即時の報告を求め、未報告を叱責。職員はすべての報道を即時チェックできるものではなく、過大な要求であるとされた。
6. **机を叩いて叱責した行為**:港湾計画事業の報道に関して職員を知事室に呼び、事情を聞かずにいきなり「許せない」と述べ、机を叩いて叱責。指導の必要性がなく、相当性を欠く方法で威圧したとされた。
7. **AIマッチングシステムの件**:知事協議で担当者が説明を始める前に、内容を知らないことを理由に一蹴し、説明させなかった。事情を聞かず強い口調で叱責することは相当性を欠くと判断された。
8. **介護テクノロジー導入センターの件**:協議で中身に入ることなく「聞いていない」「勝手に作っているのか」と叱責し、担当者が説明しようとしても聞かなかった。
9. **はばたんペイの件**:キャンペーン用うちわに知事のメッセージと顔写真がないことを問題視し、舌打ちと大きなため息をついた。相手を威圧し萎縮効果を生じさせるもので相当でないとされた。
10. **夜間・休日の継続的なチャット**:長期間にわたって夜間・休日にチャットによる叱責や業務指示を行った。必ずしも緊急性のない内容を夜間・休日に指示し、職員の生活時間を無用に侵害したと判断された。
委員会は、これらの行為が齋藤知事の職務上の優位性を背景に行われ、職員の精神的苦痛だけでなく、周囲の職員を委縮させ、勤務環境全体を悪化させたとして、パワハラに該当すると結論づけています。また、知事が自身の知事としての立場を強調する発言をすることが、時に議論や反論を封じる効果を持ちうることも指摘しています。
問題の発端となった文書(本件文書)の作成・配布行為に対する県の対応について、委員会は公益通報者保護法に反する違法な対応であったと判断しています。
特に、本件文書の内容に関係のある齋藤知事と片山副知事らが調査を指示し、処分決定過程にも関与したことで、懲戒処分の公正さを疑わせる事態を招いたこと、通報者を探索するためのメール調査や公用パソコンの引上げが行われたことなどが違法と認定されました。
委員会は、本件文書のうち贈答品の一部や優勝パレードに関する記述には公益通報としての保護要件(真実相当性)が認められるとし、これらを理由とした懲戒処分は違法・無効であると判断しています。また、齋藤知事が記者会見で元西播磨県民局長を「公務員失格」「うそ八百」などと非難した発言も極めて不適切であったとしています。
## 原因・背景分析
委員会は、一連の問題が生じた原因として以下の点を挙げています:
1. **コミュニケーションの不足とギャップ**:齋藤知事は新県政推進室の若いメンバーとの関係が密接で、多くの職員との直接的なコミュニケーションが不足していました。そのため、知事の意向がわからないという不満や、知事の側の「聞いていない」という苛立ちが生じやすい状況となっていました。
2. **職員風土**:兵庫県の職員は仕事に熱心で、パワハラ的な言動があっても我慢する傾向があり、パワハラに対する意識の低さがありました。
3. **知事と取り巻くメンバーの集団としての同質性**:知事の周囲のメンバーは知事の要望に従う傾向が強く、集団としての同質性が強まり、異論や指摘がしにくい環境となっていました。
4. **ハラスメント防止体制の不十分さ**:知事や副知事がパワハラの主体となる場合を想定した規定がなく、相談件数も組織規模に比して少ないなど、制度が十分に機能していませんでした。
5. **公益通報制度の運用上の問題**:公益通報者保護法の趣旨や目的についての啓発活動が不十分で、外部公益通報を県幹部が把握した場合の対応や、知事や副知事が通報対象となった場合の規定が整備されていませんでした。