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はてなキーワード: 本業とは

2025-04-26

本を生業にしている人ってなんていうの?

本業本業

2025-04-25

氷河期世代話題になっているけど・・

ああ、氷河期世代

バブル崩壊(1990年から1991年頃)以降に多くの企業採用を絞った結果、大卒であってもまともな就職はできなかった、というのは誰もが知るところだ。

正社員の応募を何十、何百と出したけど全て不採用で落ちたとかそういうのもネットでは見た。私はそこそこの企業で5~10企業位だったが、ほぼほぼダメだったがあまり記憶が無い。そもそも就活入社試験をやったり、SPI対策をやったり面接対策論文対策なんかをやるのが非常にバカバカしいと思っていたくらいだから会社員には向いていなかったのだと思う。あ、NHK中日新聞公務員試験、あと出版社とかは受けたな。

新卒1社目

結局、10月過ぎても決まらずに大学に来ていたエンジニア派遣会社に話を聞きに行きそのままトントン拍子で決まって就職した。ただ、給料は安かった。1997年当時で大卒18万とかだったと思う。会社の寮扱いのアパートが月6万、駐車場1万、これが天引きされて12万。所得税引かれて手取りは6-7万程度だったと思う。それでも食っていくのが無理だったかじゃがりこ1個で3日は食いつなぐ感じでした。そして年収にして250万くらいだったと思う。心も折れて休職もしそうになった。

大企業でも横並びで初任給20万円程度でこれがどこも同じだと感じていたが、実は福利厚生全然違う。大企業だと引っ越し代、寮扱いアパート無料電話代、ガス代、電気無料といった具合だ。これだと月10万くらいは手元に残るお金が違う。そこで腐ってしまってはおしまいだ。

そこで次の手を考えた。当時(1997年頃)、IT業界ではWebシステムが作られ始めておりWeb-AP-DBの3層アーキテクチャだった。一般的アプリケーションサーバ(Apache, tomcat)+DB(MySQL他)で、大規模向けはMS SQL ServerOracleだった。この頃、MS製品Oracle製品ベンダー資格ブームになり始める最初の頃だったと思う。そこで、Oracle Platinum資格を取得することにした。それには10個くらいの試験合格しないといけないのだ。しかも、受験料が1科目15000円。すべて自腹を切っていく。そして適切な本も無いところで、2カ月余りで全て合格して取得。

まあ、やればできるんだよ。

2社目

そんなわけで、3年間の派遣はとっとと辞めて2000年に大手SIer転職しました。大企業はいいね給与待遇面も。でも、なぜかみんな暗いし有名大学卒で入社した割にはそれほど興味も無くて残念な感じ。スクラッチWebシステム開発やらERP(Oracle EBS)なんかを6年くらいやった。そしてだんだんつまんなくなってきた。心も折れて休職もした。ただ、IT系の資格で、JavaLinuxSolaris、などなどいろいろ取得してきたし総務省情報処理試験合格してきた。6年居た会社不動産投資に失敗したり本業で失敗したりと経営危機のようだった。そこでさっさと去る。この時、年収500万くらいだったかな。

この頃、自分への先行投資を加速させるべく大前研一アタッカーズビジネススクールグロービスMBA講座、Bond-BBT-MBAプログラムを受講した。なんだかんだと数百万は使ったと思う。

3社目

そして、大手電機メーカー転職年収700万くらいから始まって1000万いくて前くらいで辞めたんだが。12年間の中でSAP ERPオンプレ新規導入して、アップグレードして、クラウドにしてとか、、まあ充実していたとは思う。一方で、システム運用要員がつまんなくてやめることに。

そして独立

その後、独立した。最初は月60万くらいの仕事を請けてやっていたが、SAP導入支援となると跳ね上がる。既に独立8年目になるが、年収は5000万くらいになった。仕事も順調だ。100平米を超えるマンションも購入したし、スポーツカーも4台所有している。国内外はふらっといつでも旅行できる身分だ。とても幸せだ。

最後

で、氷河期世代社会が悪い、時代が悪い、と今でも言ってる人っているのか?努力が足りない!そう言われてきて育って、いま自分がある。心残りは結婚して子供を持つという余裕が無かったことか。あとは年々体力が落ちてきている事。別にそれは他人のせいにするつもりもない。自分がそれを選択しただけだから。そして、あなた幸せですか?

2025-04-24

バラドル

テレビ見ててふと思ったんだけどさ、「バラドル」って言葉最近聞かなくない?

いや、言葉は聞かないんだけど、実態としてはむしろ今のアイドルってみんな「バラドル」なんじゃね?って。

昔はさ、歌って踊るのが本業で、たまーにバラエティ出て面白いこと言ったり、体を張ったりする子が「バラドル枠」みたいに言われてた気がするんだよ。

特別感あったじゃん?「お、この子バラエティいける口か!」みたいな。

でも今ってさ、もう最初からトーク力とか、リアクション芸とか、そういうの込みでアイドルじゃない?

ひな壇で気の利いたこと言えなきゃ、そもそも呼ばれない、みたいな。

しろ「歌って踊るだけのアイドル」の方が珍しいというか、ある意味新鮮というか。

これって進化なのか? アイドル定義が変わったのか?

それとも、単に俺がおっさんになったからそう感じるだけなのか?

まあ、面白いからちゃうし、推しバラエティで楽しそうにしてたら嬉しいんだけどさ。

ただ、ふと「バラドル」って言葉を聞かなくなったなーって思っただけ。

2025-04-22

八代亜紀ヌード写真転売して儲けてる

楽に儲かる転売ないわ。

本業じゃないか

枚数少ないけどな

頑張って売り捌くわ。

もうね投資分は回収できたか

売るほど儲かる

2025-04-20

2025年ファイト・クラブ

もし今、『ファイト・クラブ』を作り直すなら、物語はこうなると思う。

 

1999年オリジナル版は、「消費社会への反抗」だった。

IKEA家具を買い揃え、分譲マンションに一人で暮らして、

「満たされたはずなのに空虚」という中流サラリーマンの虚しさがテーマだった。

 

でも、2025年の俺たちは、スタートラインから違う。

 

俺たちは、最初から持ってない。

 

本業年収は470万

 

副業で60万を補填して、ようやく530万

 

可処分所得20万弱

 

都内ワンルーム暮らし、家を買う計画など最初からない

 

節約のため、ディスカウントストアファストファッション100円ショップを駆使している

 

だが、その「20万」も、自由に使えるわけではない。

 

奨学金の返済

 

副業を続けるためのコンピューターのローン

 

これらが、毎月確実に引かれていく。

何かを手に入れるためではない。

生き延びるために、必死で支払い続ける。

 

副業で埋めた60万も、

 

平日の夜のいくつか

 

土日の大部分

 

それらを犠牲にして、ただ穴を塞いでいるだけだ。

 

他のことは、もう何もできない。

 

一応、年間200万円の貯金目標にしている。

だが、現実には130万程度貯まれば上出来だ。

 

このペースで50歳まで続けたとしても、

老後必要だと言われる2000万には、とうてい届かない。

 

しかも、その間リストラされずに生き残れる保証もない。

 

職場ではどうか。

 

「いつでも解雇できる」ほど雑には扱われない。

しかし「昇給出世もないまま、ずっと都合よく働き続けてほしい」。

そんな便利な穴埋め要員として扱われている。

 

しかも、主人公は「別会社正社員」という立場で客先に出向しており、

法律的には守られているようでいて、

実質は派遣社員のように扱われている。

 

産休に入った社員の穴を埋め

 

時短勤務の社員サポートもさせられ

 

それでも正社員たちと同じ土俵には立てない

 

休憩時間、客先の社員たちの家族自慢を聞かされる。

子どもの進学、マイホームの購入、家族旅行の話。

主人公には、結婚も家庭も最初から不可能だ。

 

SNSではさらに追い打ちをかけてくる。

 

成功者の自慢

 

承認欲求を満たすためのきらびやか投稿

 

自己啓発の「努力しろ」という説教

 

そして、たまに流れてくる狂ったニュース

人気ライバー年収何億稼いだ話

推しに数千万円投げ銭して、ファン自作PVを作った話

 

桁違いの金が、桁違いの速度で流れていく

 

バズを狙う記事も溢れている。

 

AI仕事を奪われる未来

 

リストラされるスキル」「使い捨て社員の末路」

 

不安煽り、怒りを煽り

その流れの中で、いがみ合った人間たちが、

「お前なんかAIに取って代わられるだけだ」と罵倒し合っている。

 

努力しても、未来は狭くなるばかりだ。

 

俺たちは、

「モノを買っても満たされない」んじゃない。

モノすら買えない。

 

持たないことを選んだんじゃない。

持てないことが、スタート地点なんだ。

 

しかも、

本来なら「勝ち組」寄りだったはずの人間でさえ、

負け組だと思わされる。

 

昇給は見込めない。

年金制度破綻することも、もはや誰の目にも明らかだ。

 

それでもこの暮らしを「まだ余裕がある」と見る人間がいる。

だが、それは誤解だ。

 

ここにあるのは、

ただ静かに侵食していく絶望だけだ。

 

狂っているのは、俺たちじゃない。

狂っているのは、世界の方だ。

 

もし今、ファイト・クラブを作るなら。

ナレーターは、静かに、深く壊れていく。

 

タイラー・ダーデンは、もはや肉体派ではない。

たぶん、匿名掲示板の裏側か、ダークウェブの奥に潜んでいる。

 

資本主義データベースノイズを撒き

 

SNS承認欲求ゲームをハックし

 

努力すれば報われる」という嘘を暴き

 

自己責任論」を冷笑する

 

暴力ではない。

だが確かに、静かに世界を腐らせる方法で。

 

革命は起きない。

社会は変わらない。

成功者けが笑い、その他大勢は静かに疲弊していく。

 

それでも、小さな抵抗を続けるしかない。

生き延びるために、誰にも見えない場所で、

そっと、粘り強く、自分を守るために。

 

これが、

2025年ファイト・クラブだ。

2025-04-18

anond:20250418101141

例えばマイケルジャクソンが年一回配信したらストリーマーとしても一位になるよね的なことではあるよね

本来専業でやるようなもんじゃなくて本業のおまけでやるもんなんだよ

2025-04-16

ホロライブ方向性の違いって方便なんじゃないの?

ほう‐べん〔ハウ‐〕【方便】 の解説[名・形動]

1 《(梵)upāyaの訳。近づく意》仏語。人を真実の教えに導くため、仮にとる便宜的な手段

2 ある目的を達するための便宜上手段。「うそも—」

3 (多く「御方便」の形で)都合のよいさま。

「でも、御—なものだ」〈藤村新生

出典:デジタル大辞泉小学館

ホロライブのあるカバー株式会社からタレント卒業発表するたび「方向性の違い」って言ってるの見ると

もうただの方便しか見えないんだよな…

それこそデビューから抱えてた喘息が辛い七詩ムメイさんですら卒業する時に方向性の違いって言ってるし

喘息の件について触れながらもう続けられないのが悲しいって言う状況でも方向性と言ってるのは、もはや方便解釈するしか無いわ

ホント会社自体がよくない方向に言ってるから方向性が違うなら

タレント自身が転生なり本業アカウントなりでその方向についてさり気なく触れる事だって、一人くらいはしても良さそうなもんである

それくらいホロライブ卒業した人達は増えてきたし、また悪者にならずに元いた会社へそれとなく批判するようなやり方も業界では十分積まれてきている

だが現状はカバー株式会社についてどのような批判材料となる根拠が出ているか

見回しても未だに「方向性の違い」というそのどうとでもとれる言葉が一番の根拠になる現状である

Vtuber本人の体調面については、既往症の病気会社のせいで発祥たかのように憶測を語る人がはてなですら出るレベル

カバー下請け絡みで公取委勧告を受けた件を持ち出す人がいるが、イラストレーター待遇の件とVtuber待遇の件は

直接関係するものでもないし関係する根拠を未だに誰も明確に示せてない状況である

結局の所は会社を出ていったVtuber自身は転生後も会社自分に良くしてくれたとしか言わんし

逆に変な事言ってる人達に法的なお手紙を匂わせる状況だからな…

別に批判をする事自体咎める気は一切ない

でもさいい加減ロクに根拠を示せない状況で、その上でVtuber自身から憶測を辞めろって言われる状況で

会社の状況について漠然とした憶測以上のことも出来ない人達はどうしようも無いとしか言えないよ

2025-04-08

anond:20250408004115

文系学問を見下してなんかいないよ。

見下しているのは、海外では人文社会分野にも盛んに適用されて大いに成果を上げている数理モデル手法を取り入れられず、古臭い20世紀ポストモダンイデオロギー一辺倒の党派言論に終始して査読論文すら出さない、日本左派リベラル文系大学教員本業活動家)。

2025-04-07

anond:20250407153731

新年度が始まって、みんな本業が忙しいんだろ

郵便局牛肉カレーのぼりを立ててるのは違和感がある

なにがしたんや

お取り寄せ代理店をやってるのだと想像するが・・・

本業に専念せいや

2025-04-03

彼女が反AIで辛い

当方30歳プログラマ最近はもちろんClineやCursorなど、AIツールを最大限活用しながら時代に取り残されないよう仕事してる。

彼女28歳の普通OL全然本業とかではないんだけどアニメとか大好きで暇さえあれば絵描いてはネットで反応貰うが趣味って感じ

ちょっと前、本屋AIイラストプロンプト本見かけて「へー、こんなのも出てるんだ」って言ったら、

彼女が「げ、これ出版社的に大丈夫なの?」「イラストAIって基本著作権侵害から」って反応してきて、内心「ん?」ってなった。

まあ、絵師界隈だといろいろ思うところあるのはわかるし、俺もその場は「ほーん」って流したんだけど、

でもそれ以降の彼女言動ちょっと気になる。

彼女海外ニュース見るときGoogle翻訳使ってて、「あれこれはセーフなの?ゴリゴリに無断学習したデータセットで動いてるぞこれ?」って思ったり

「(実際は違反でもない)AIによる著作権侵害に厳しい割には特にライセンス規定とかない人気の版権キャラ二次創作とか無断でポンポンあげるんだね」って思ったり、

なんか仕事で使う海外資料ChatGPTで要約してプレゼン資料作りに活かしたとか言ってて「ん?イラスト以外はセーフなのか?」ってなったりすることがちょこちょこある。

そういえば、政治の話とかは特にしないし別に思想強いとかじゃないんだけどうっすら韓国は嫌いでパルワールド騒動めっちゃ任天堂寄りで反AIって感じで、あれもしかしてアニメオタク絵師界隈のタイムライン思想侵食してるのか?って感じることがある、まあ俺ははてなとか嫌儲とか見てる奴なんでお互い様かもしれんが

身近に反AIいるとなんか言いたくなるときもある。

「どうせAI進歩に抗っても勝ち目ないんだから足掻きせずに我々と同じように共存の道を歩んだ方がよくない?」

「反AIってなんかイラスト生成AI以外の便利なAIツール使ったときに『なんでこれはセーフ判定なの?』って突っ込まれとき用の理論武装あるの?」

「X使ってる時点でめっちゃAI学習されることに合意しとるやんけワレ」

「なんで絵師界隈ってあんお気持ち文化なの?ライセンス文化とか普及したらもう少しマシな反抗できるだろうに」

音楽界隈も小説界隈もここまでヒステリックな反応してないのになんで絵師界隈だけあったま悪い魔女狩り騒動何回も繰り返すの?」

まあ、言わないんだけどね。

ちょっと思うのはAIが更に進化したときに俺がイラスト生成AI活用してゲームとか作ってもそれは楽しみを共有できないんだろうなーとは思ったりする。

アニメ漫画の作り方が根本から変わったりAIGoogleよりも更に身近になってたら、そのとき彼女も考え方変わってたりするのかなぁ。

基本はすごく良い子なんだけど、ちょっとモヤモヤ

信じてる宗教が違うんだなって

2025-04-02

anond:20250402155517

本業イラレやってるならつけていいけどその辺の同人作家のらくがきでAI禁止にするのは草と思ってたら公式著作権を守るためらしい

株のスキャルピングでの累計収支が200万円を超えた話

100万円の利益に到達したのは営業日ベースで28日。今回の200万円は16日で達成した。

これは単にロットを徐々に大きくしたのが原因だと思う。

前回の投稿時は、システムトレーダー自分としてはなぜ自分スキャルピングが成立しているかやや謎な部分があってロットの拡大にはやや慎重であった。

色々考えた結果統計的な歪みαを追っているというのではなく単にボラティリティの拡大を予想しているのだという帰結に落ち着いた。

そう考えると純チャートオンリー裁量勢の行動や発言に納得がいく部分も出てくると同時にいくらデータ検証しても彼らの手法からシストレ的αが見つからないのも納得がいった。

ただ100万→200万の過程で瞬間的な含み損類型利益を超えることや、含み損ベースで爆損が2度ほどありいきなりなんとかなったものの投入金額を10倍とは踏み切れない。

ただこれらは手法問題というよりメンタル問題でまずいなぁと思っている。

個人的に一度魔が差しトレーダーは何度も魔が差すと思っていて、自分もこれに該当するので矯正できるか不安が残る。

最初含み損が大きくなった時点で思考停止したが、これは本業シストレがスキャの100倍以上の損益ボラをたたき出しているのを見て克服した。

次に思考停止したときは、含み損絶対金額云々ではなく、その時の含み損が累計スキャの利益2か月分以上だという事実に気付いて思考停止した。

正直なところ自分でもこういう理由思考停止してしまうのかと驚いた。

問題はこのままロットを拡大した際に、本業シストレ損益に肉薄してきたら思考停止する気もするし、X日分の利益がーというのも抜本的な解決方法が見つかっていない。

また前回の投稿時は日々の損益が数千円~数万という感じで正直【スキャルピング楽しい】という感じだったが、最近は1日の損益が10万円を超えてくるようになって楽しいとスキャの時間から緊張のスキャの時間になってしまった。


なんだか問題が多いがとりあえず継続しようと思う。


このようなうじうじした内容を立場ある(?)ところで公開するわけにもいかずなんとなく前回と同じく匿名ダイアリーに書いてしまったが、

ボラティリティの拡大を予想しているというのはトレーダー歴21年の私からすると革新的発見なのでそれでご容赦いただきたい。

2025-04-01

バッテリィズ・エース矢張り歌巧い

https://tver.jp/episodes/epxip1dn61

思った通り巧かった

歌を本業にすれば良いと思うほど歌巧い芸人さんて割と居るよなあ

(そういう人は何やらせても巧いんだろうけど。勤め人としても成功しそうなタイプとか

地頭良い・人心掌握に優れている等の理由で。「人を笑わせる」という「方法論」を自然にor理詰めで身につけているんだから

天賦の才)

2025-03-29

地元のために公金を使うこと


東京の西半分に住んでいる。田舎の方である

数年前に土木建設業引退した。ほぼ一人親方だった。一応は、人を雇っていた時期もある。

弟子が二人だけいた。今は独立して両方とも23区内で働いている。

この業界は、雇用というよりは元請け下請け関係がメインである工事業務になると、必ずといっていいほど施工系図が出来上がる。

タイトルのことだが、数年前にあった暇空さん関係ニュースで言うと「公金チューチュー」に関係する。正当な目的での。

私は、地元のために働いた経験が長い。本業土木(主に河川林業)で稼ぎつつ、休日には地域社会のために働いてきた。災害発生後の維持修繕工事を茶菓子程度で請け負ったこともある。

だが、その中で「これはちょっと?」と考えざるを得ないこともあった。相応の年月が経ったし、私も増田を利用して長い。そろそろ一筆、したためてみたいと思った次第である

主に2つある。1つは公共工事のことで、もうひとつ自治体運営するイベントでのことだ。

推敲は何度もしたけれども、増田日記は書き慣れてない。ご容赦を。





(以下本題)

それこそ未成年の頃から林業に携わってきた。両親が小さい土木会社をやってたから、小学生から間伐や林地測量の手伝いをしていた。中学に入っても、工業高校に入っても、それはずっと続いた。

そんな日々を過ごして、下積みを経て独り立ちできてから自分は、まあその……地元では『それなり』くらいの地位事業者になれた。具体的には、サブゼネコン(竹中工務店などから仕事をもらう地元土建会社)から下請け現場を任せてもらえるくらいである。

そして、親父が亡くなった頃だった。ちょうど東京都が山や森林を守ったりして、住民の憩いの場として生涯学習の場にする動きが始まったのだ。その流れで、うちの会社にも森林整備系の業務地元自治体から流れてくるようになった。

いわゆる随意契約で、うちの会社地元密着型かつ使いやすい(≒言うことを聞いてくれる)ということで、仕事をもらえるようになった。「言うことを聞いてくれる」と書いたが、こちとら地元のために地方自治体(役場)を利用しているだけである

さて、土木建設林業系の仕事は、自治体発注だと地元企業優先が基本であるあなたが住んでいる市区町村田舎であれば、絶対に近い確率でそうである

ある秋の終わり頃だった。倒木の解体処分業務地元自治体から請けたのだ。里山の奥の方にある「昔は限界集落じゃなかったんだろうな」という集落林道があって、その付近には森林浴にバッチリ雰囲気自然公園があった。

その自然公園に、はるか山の上から松の大木が転がり落ちてきて、その途中にあった小径木も巻き込んで、公園内にドカンと横倒しに鎮座していた。それらの樹木バラバラに玉切りしてから処分するというのが自治体から依頼された仕事だった。

自治体から依頼された仕事」とは言ったが、実際のところは、素人自治体職員にいきなり現地に呼ばれて、「この樹木対処してもらえませんか?工法はお任せで」と言われたから、それなりのやり方を提案して見積書を提出したのである

それから二週間ほど経って、仕事を終えた自分は、完了報告書類を自治体発注窓口に持っていったのだ。写真帳も添えて。それで、完了検査を受けるつもりだった。見たところ一般事務職場から発注だったので、現地確認はナシで写真帳だけで検査になると思っていた。

その際自分は、窓口の自治体職員にこう告げたのだ。

「今回、当初契約よりも〇十万円少ない額で請求します。切った樹木は、そちらの追加注文で、ごみとして処分できない(※1)と契約締結後に聞いたので、玉切りして現場の隅に重ねてあります。あとは重機リース料ですけど、うちの近所にある会社が一日リースで借り受けたユニックを、うちで最後だけ使わせてもらったので請求しません(※2)」

※1 都のルール?で切った樹木ごみ処理できないらしかった。よく覚えてない

※2 田舎にある会社同士だとありがち

そしたら、あの日の窓口でのやり取りを思い返す限り、その職員発注者)はこう言ったのだ。

「実は、今回は特殊パターン仕事で。東京都の全額補助金なんです。最後一円たりとも残してはいけない、返してはいけないという都から指導なので。当初の○○○万円で請求をお願いします」

「変更契約しなくてよい?」

「いいです。特殊案件ですので」

だってさ。

「本当にいいのか、後でどうなっても知らんぞ」と感じたのだが、当時は子どもがいて、正直お金がほしかった。その○十万円は、全額自分利益になった。都民税金なんだが、ありがたくうちの子大学学費用に使わせてもらったよ。

これが公金チューチュー?の1件目である自分から吸いに行ったわけじゃないけどな。いわゆる棚ぼたである。なお、これは誰にも迷惑がかからないと思ったから話してる。十年以上も前のことなので。証拠だってとっくに雲散霧消している。



一般市町レベルだとこんなもんだが、契約相手東京都になるとこうはいかない。

都の場合は、話の相手がほぼ必ず林業技師になってしまう。それか、専門分野の知見のある事務職員。彼らは知識をもったうえで、伐採業務価格決定を標準歩掛(ぶがけ)でやってくる。

標準歩掛というのは……IT業界でいったら人月計算みたいなものだ。はてなブログで、偉そうな感じのメルカリとかスマートHRとかマイクロソフトとかのIT技術者が、フィボナッチとか何とかで、科学アプローチで工期の見積りとかしてるだろ?

標準歩掛は、それに近い。要するところ、Aという植生の地形で、Bという仕事を、C人でD時間かけて行って、一日あたり単価はE円(※単価は非公表)、みたいな国が定めた標準マニュアルがあるのだが……たとえ随意契約でも、それをベース価格納期交渉をしてくる。

こっちが「それは違うのでは。あなた達は実際に現地を見ましたか?」と言っても、「これが公共工事ルールですからだってよ。頑として譲らない。「今回そんなに作業員は出せない。赤字になるかも。上司を出して」と伝えても「協議済みのことです!」とか言うのだ。本当にそうなの?

こっちは大学も出てないし、学生時代に専門的な林業土木勉強をしていない。専門資格は持ってるけど、相当昔に取得したものだし。試験も難しくなかった。高卒でも勉強すれば余裕だった。

小さい会社場合は、公共工事でも標準歩掛による積算ではなくて、実際に地形を読んでの見積作業をその都度行うのがキホンである。それで十分通用する。どうしても専門知識や機材や測量図面必要になったら、地元にも一応、東大の院まで出てる人がやってる個人会社があるので付き合いで依頼する。



それでも意地や矜持がある。相手が都だからって、引けないこともある。

一度だけだが、林業系の指名競争入札で、入札前にうちの地元じゃない会社が現地確認(下見)に来ていたことがあった。東京23区の街中にある測量設計専門会社だった。

この案件も、先に挙げた森林活動を盛り上げる感じで都がやっている事業の一環である。知らない会社が現地確認に来て山林に入っていたということは……地元じゃない会社がその測量会社に依頼して、自分たちが入札に入るための準備をしているということである

その時分に、うちの地元会社が協力しあって、ようやく見つけたよ。その工事の入札に札を入れそうな工事会社を。

やはり街中にある会社だった。皇居からそこまで離れてないところにある業界中堅どころである。うちの百倍以上は規模がある。

それで結局、迷いはしたのだが……声をかけたんだ。地元会社7社くらいで。要するところ、「あの仕事はうちの地元から、毎年この類の森づくりの仕事はうちの地域会社が取っていて……」と、懇切丁寧に、その会社にまで出向いて説明をした。

決死覚悟だったよ。こんな勝負に出たことはない。まさに血の誓いだった。昔のゲームに、七栄養っていう7人のキャラクターが出てくるのだが。まさにあのレベルの、問答無用の一体感だった。

そしたら、その会社は「今回は引く」と言ってくれたよ。その後、入札システムからのお知らせで、都からその入札案件公示された通知があった。「これが……あの現地確認のやつか!」と思った。ビビときたよ。業務場所はまさにあの、測量会社が下見に来ていた山林である

うちの会社も、予定価格に近いところを見繕って札を入れた。数週間が経って、結果が来たのだが……いい方に予想が当たってくれた。例のあの工事会社は、予定価格とはやや遠いところで札を入れていた。「お前らに言われたくらいで入札辞退はしないけど、今後を考えて一応は配慮した」というメッセージだと感じた。



仕事の方は、地元企業で入札案件を取った会社が、入札に参加したほかの地元会社下請けを出して、例年同様に地元に貢献するかたちで仕事を終えることができた。

談合なのか?と言われれば、形式上はそうなのかもしれない。でも、街中にある会社がこの案件を取っていたら、地元住民意見を聞かずに、都が発注した業務仕様書どおりに粛々と進めたに違いないのだ。地元企業が取ったからこそ、地域に寄り沿った施工ができた。

談合は如何なる場合でもダメだって、それは国や都が言っているだけだ。

談合は、フツーはダメだと思う。そう思ってる。うちらが払った税金民間企業に不当に持っていかれるのは我慢ならない。けど、それが必要な場面というのは、昔も今も今後も、ずっと存在し続ける。それだけのことだ。

今はどうなっているのだろうか。

うちの会社の方は跡継ぎがいなくて、自分自身も持病がひどくなったので引退した。今だと、趣味レベル地元住民から仕事を請けることならある。

情報はそこまで入ってこないけど、都もそのあたりは【わかってる】んだと思う。そうじゃなかったら、道路維持管理業務とか、いつも特定企業群(メンツ)が順々に請けているなんてありえない。談合にならないように、都が入札の指名うまいこと調整しているのだ。

「また入札情報をアップしたよ。メンツは大体わかっているよね? いつものように、ルールに従って契約相手を決めますよ。業者間でいろいろあるかもしれないけど、都は責任をもちません。自己責任でやってください」

都のスタンス、いや、どの自治体もそういうスタンスで入札のお知らせを送っている。

いっそ、入札とかするんじゃなくて、信用できる会社があるんだったら、民間企業みたいに堂々と特定会社だけ指名すりゃあいいのに。そしたら、談合なんて不正は起きようがない。と、半分老人の立場で思ったことを述べてみた。これで1つは終わりだ。





2つめは、ウォーキング大会でのことだ。

うちの地元では、もう何十年も昔から続いているイベントがある。ありていに言うとウォーキングであり、実態は何でもアリの徒競走である中高生スポーツクラブの子トレイルランをするし、ご老人だと健康志向の長距離散歩となる。

うちの地元には、初心者でも歩きやす登山道がある。そのウォーキング大会では、目印になる公共施設からスタートして、山々を登って降りて、平らな道を突き進んで……を繰り返して、最遠で十数キロ以上も離れた先のゴールをめざす。

イベント中は、子ども若者、老人、家族連れなど多くの人で賑わっている。辺鄙地域とはいえ東京に住んでいてよかったと思うのはこれである

遠く離れた田舎の方だと、素敵な山麓はあるのだろうが、こういう催しを開いても参加者が来ないのだろう。ここは腐っても東京である。人がたくさん来てくれる。

自分が住んでいる地域町内会の一部組が、その自治体が開催するウォーキング大会スタッフ役割を務めていた。

大会運営事務局は自治体担当部署なのだが、うちの町内会の組が、ウォーキング大会の休憩地点で料理を振舞うのである地元料理ベースに、毎年メニューが違っていて、うどんの年もあればそばの年もあるし、芋煮の年だってあった。

とにかく、腹を空かせたウォーキング大会参加者に昼ご飯を振舞うのだ。そのために自治体から現金をもらって、その年に相応しい料理を作る。お金はもらっているものの、割に合わないのでボランティア活動だと思っていた。



しかし、ある年のこと。考えさせられることがあった。

ウォーキング大会が終わると、自治体からもらったお金で何を買ったのか報告する必要がある。自分はこういう作業はニガテなんで、町内会でそういうのに詳しい人に会計報告をやってもらう。自分がその組の一応代表なので、自治体とのやり取りは全部自分がやっている。

会計報告を終えた後、自治体担当部署から電話がかかってきた。どちらかと言うと苦情だった。電話と合わせて、ご丁寧にメールまで送ってきた。

メールの内容】

・収支計算書の明細欄に「アサヒビール1ケース」とある

領収書にも酒類おつまみ?の記載がある

芋煮の準備や提供中、あなた達がお酒を飲んでいたのを職員が見ている

・何十年も続いているようだが、今後は自粛願いたい

公文書公開請求があると、あなた達の個人情報特定される危険がある。ご了承を

・毎年、渡したお金の余りを通帳に入れているのか?

・あれは参加者が払ったお金の一部である。できれば返していただきたい

うん、まあ……違和感はあったよ。

それこそ、子どもの頃からウォーキング大会スタッフをやってるけど、親父やお袋やその地元仲間は、料理準備中も、提供中も、片付けた後も、お酒を飲みながらご機嫌な感じでやっていた。自分らもそうなっただけだ。

あのビールおつまみを、自治体からもらったお金で買ってるのは知ってたよ。若いからずっとだから感覚がマヒしてたのかもしれない。

それじゃなくて、今いきなりその場面(参加者に振舞う食材購入費で酒を買っている)がやってきたなら、おかしいって思うことができたのかもしれないな。

結局自分が、その自治体担当者の人とやり取りをしていった。

うちから具体的にどんな内容を返したかは言わないけど、あの時の自分はすごく怒っていたよ。自分町内会バカにされてる気分だった。人件費無償で、公共行事のお手伝いをしたのに。せっかく、一生懸命ウォーキング大会参加者地元料理を振舞ったというのに。

たかだか、自治体職員から渡されたお金ビールを買ったくらいで、それは町内会スタッフ鼓舞する目的だったのに、「余計なことしやがって」と思っていた。実際、あの時は自治体担当部署に乗り込んでいったよ。町内会長も一緒に連れて。当時の自分40代で若かった。まだ青臭いところがあった。

自治体との話し合いの場では、相手方の幹部職員も交えて懇々と話を進めていった。逐一結果は書かないが、その後も参加費でお酒を買うのは黙認してもらえることになった。ただし、町内会の通帳に入れていたお金の一部を返還することになった。





長々と書いた。今読み返してみたけど、日本語ヘッタクソだなあと、いい年になった今でも思う。

公金をどう扱うかって、難しい問題だと思う。増田利用者でも、地元町内会自治会)で役員をしてる人はいるだろう。自分が住んでる市区町村からお金をもらうこともあるのでは? どんな使い方がいいのか、迷うこともあるんじゃないかと思う。

そういう人向けに書いたとかではないけど、この体験談がどなたか思考きっかけになったのなら幸いである。

2025-03-26

子供のころずっと貧乏だと思ってたけど、実は違ったのかもしれない

私は45歳の男。5人家族。姉が1人。

両親はまだ健在だけど、ついこの間、父がゴルフ中にカートにぶつかられて救急車で運ばれるという事故があった。

父は7年ほど前に肺ガンにもかかったことがあり、その時ですら(私は相当動揺したけど)本人は全然なんとも思っていなかったくらいなのだけど

今回は一時死を覚悟するほどだったようで、弱気な声で電話があって、「いつ死ぬかもしれないか死ぬときの準備を今のうちにしておきたい」ということだった。

そんなこともあり、実家に帰って色々と話をしてきた。

どこに埋葬してほしいのかとか、口座はいくつどこにあって、いくら入ってるのかとかそういう生々しい話をしてきた。

== 以下は背景の話 ==

父は子供のころ貧乏で相当苦労したらしく、私は昔の話をずっと聞かされて育った。

兄弟10人以上いて(※正確な数を私は把握していない)、ごはんもまともに食べられない日々も多かったそう。

大学スポーツ推薦で学費無料で行けるチャンスもあったけど、お金を稼ぐために高卒でずっと働いていた。

母は父以上にケチ性格で、昔は裕福だったそうだが、父親(私から見ると祖父)が商売で失敗してしまい(お人好しで多くの人につけ払いを許してあげて結局踏み倒されることが多く倒産してしまったそうな)

それ以降お金に相当困ったそう。徹底的に無駄遣いをしないし、不必要ものを捨てることすらできず、物が溢れる部屋でずっと過ごしている。

私が子供のころは「うちは貧乏だ」というのが両親の口癖で、服もおさがりばかり、外食はほぼ無し、欲しいものが買ってもらえるのは誕生日クリスマスだけ、という日々だった。

それでも「お前だけは大学まで出て、きちんと稼げるようになってほしい」と、私を田舎中高一貫私立に入れてくれた(※私自身はそれが嫌だったし、良くない学校だったんだけどそれはまた別の話)。

周りは医者の息子とかそういう金持ちばかりで差が激しかたこともあるし、貧乏なのに自分のために高い学費を払わせてしまって、申し訳ないという想いも強く

一生懸命勉強して、早く稼げるようになって、将来は親にも楽をさせてあげたい」とずっと思っていた。

私は20代前半で社会人になってすぐ結婚して、妻の強い希望で家を買わされ、子供も私は2人にしたかったが妻の強い希望で3人目をもうけた。

ものすごく強い金銭プレッシャーでローンを払い終えるまでは本当に苦しかった。

その後、やっと少しづ投資にも手を出せるようになり、コロナ以降リモートワークの普及のおかげで、副業でも稼げるようになり

さらに運よくずっと務めていた会社入社20年目くらいで上場してくれたので、細々と続けていた社員持ち株会の株がかなりの利益現金化できた

そして気が付いたら確定拠出年金も当初からインデックス投資投資し続けていたので15年以上かけて相当のリターンを叩きだす状況になっていた。

やっと金銭的にかなり余裕のある状態を作ることができたし、先の見通しも立った。

いよいよ、両親にも毎月お小遣い(月5万とか、最近10万とか)をあげるようなこともこの2年くらいはできていて、それでも使ってくれない親がもどかしくもあったりした。

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で、色々と把握してみたら、親は年金を1ヶ月あたり2人で4020万程度受け取っており、さらに貯蓄が合計で4000万円以上あった。

これは実は両親自体も把握してなかったそうで、「え!そんなにあるの!」とみんなで驚いた。

もちろん退職金金額が大きかったから、子供のころ貧乏貧乏だと言ってたのは、本当にそうだったのだろうと今でも思うし

4000万のうち2000万円程度は私と姉に残しておいてあげようと思ってとっておいたお金で、ずっと用意してあったけど、今回の事があるまでは私には黙っていたそう。

親がおもったよりもお金を持っていて、それ自体はもちろん嬉しいことなんだけど、私がずっと抱えていた想いっていうのはなんだったのかなとか

お金のことで精神をすり減らしたあれこれの経験は本当に必要だったのかなとか、色々と考えてしまう。

親にお小遣いを毎月あげてたけど、本当は必要なかったりとか。

親はあえてそういう風にふるまって私にお金の大切さを教えてくれていたのかもしれないし、ちょっとくらいのお金があるからって安易生活レベルをあげるのはよくないと教えてくれていたのかもしれない。

でも、どうなんだろうか。そんなにため込まないでもっと自分たち自身のためにお金を使って幸せ時間をこれまでも過ごしてほしかったし、これからもそうしてほしいなと思う。

あるいはやっぱり私が無駄お金心配をしすぎていただけで、全部私の無駄骨だったかな。

なんだか、嬉しいことなんだけど、肩透かしを食らったようなそんな気もする。

子育てがそろそろひと段落して、子供教育資金のめども立って、これからは親のために…と思ってたけど、人生目標的なものがなんかなくなっちゃったような気もすす。

でも、親の介護はしてあげたいなと思っているから、物理的な話がまだあるからいいのかな。

なんだかよくわからないし、取り留めもない話だし、ちょっと自慢というかそういう側面もあるので、増田に吐き出しておく。

私はこれから何のために仕事をすればいいのかなぁ。会社はやめてもいいのかもしれない。

~~ 追記(2025/3/28)

それなりに「既視感ある」というコメントがあったりして、あるあるなんだなと思った。

年金毎月40万は間違いだった。2か月で40万。1ヶ月20万だった。

よく伝わっていなかった部分があったので一応周辺情報を補足しておく。


今の両親の状況がわかって、自分が頑張ってつまらない仕事お金のためにする意味が本当になくなったなという気がしている。

もちろん、親の介護必要な状況になり、まともに自分も働けないような状態になってしまって、それが10年、20年続いたら…という可能性もあるからおいそれとやめられないのだけど。

でも、今の状態でも、自分ができることはお金支援だけじゃないし。両親や、子供たちのために、色々とできることをやっていくということ・・。なのはわかってるんだけど、たぶんミドルエイクライシス的な感じになってると思う。自分は何のために生きているのか、何のために時間を使うのか、的な。これまで頑張ってお金を稼げるようになろうと苦労して、必死過労死すれすれまでモーレツに働いて、結婚して、家を買って、子供を育てて。ひと段落して両親をと思って。でも、両親は大丈夫そうだし、今自分が何のために生きていけばいいのかかなり見失い気味であるのは間違いない。

両親の事がきっかけではあるのだけど、結局自分もやもやする気落ちをどうしていいのかちょっとよくわからない感じになっていると思う。

2025-03-25

anond:20250325200128

どんな経歴からでもっていうけどぶっちゃけ本業暇なんだろうなって奴しかなってないよな

anond:20250325093922

観測範囲ではプロ漫画家イラストレーターライター料理家その他…みたいな本業で食えてる人が

趣味的でおしゃれかつクオリティも低くはない本を出してるのにしか遭遇したこといからべつにあんまりそういう構造ではないかなって気がする

どういう取り上げられ方したかはわからないけど、なんか大げさな論争ていうか被害妄想陰謀論的な意図でとらえられすぎてるなって感じするんだけど…

玉置標本さんやスケラッコさんその周辺には対象へのフォーカスの深度によって同人誌ZINEが同時に混在してて共存してる…みたいなかんじのイメージ平和なもんなのに

あと香山哲さんみたいなそっちの媒体でこそって表現手法の人もいるし、気軽だけどゆるふわというより硬派な開拓DIYってイメージのが強い

ビジネスとして煽ろうとしてる人実際に観測されたのだろうか

なんか穿ちすぎって気がするんだよね…

2025-03-23

anond:20250323103052

アプリ開発者はやばいと思う

AI死ぬ最前線職業

(だからこそSNSでの露出を増やしてタレント活動書籍で食う予定なのでは?)

 

本業で食えない学者医者ほど変な本出してTVに出まくってるのと同じだよ

 

手堅いのはインフラ周りだよ

これは社外秘情報を多く含む仕事

AIが学ぼうとしてもそもそも情報が公開されてないから、AI代用できないんだ

2025-03-22

チー牛が会社花見会をぶち壊して俺が処分された

・季節も季節なので、他人事でない人も皆無ではないんじゃないかと思って、長文になるが振り返ってみる

タイトルの通り。入社2年目のチー牛男子が、会社花見会の弁当牛丼屋で手配しようとしてプチ騒動になった

・発生当時は俺30代前半、営業主任。もう転職したので以下は前の会社での話

当時(コロナ前)でもだいぶ時代錯誤だったと思うが、前職のJTCでは新年度1週目の金曜あたりの午後に、会社近くの公園花見会をやる文化が何十年も続いていた。

実質午後休の扱いで、本社営業と間接合わせて70人ぐらいは参加するし、新人との懇親を名目役員も顔を出したりするので、結構大きなイベントだった。

花見会の運営会計の他に大きく出欠確認弁当発注場所取り・撤収作業の4つで、毎年本社勤務の2年目の若手が各ポジション2〜3名ずつ手分けしてやるのが恒例だった。

その年の2年目の男子にFがいた。

挨拶できない、喋っても声が聞こえない、メモ取れない、電話取れない、在社中もずっとイヤホンしてる、PC壁紙アニメキャラ毎日無言で定時帰宅と数え役満だった。

見た目も含めて今で言うチー牛ど真ん中みたいな奴で、なんで採用されたのか分からん腫れ物扱いの存在だった(どこかのコネかと噂されてた)。

当然外に行かせても何もできず、むしろ先方からあいつヤバくない?」と耳打ちされるぐらいだった。

花見会の運営でも出欠確認絶対無理だと判断されたし、場所取りや撤収体育会系の子が率先してやるので、Fの仕事必然的弁当発注になった。

毎回お世話になってる仕出し業者の連絡先とか発注段取りを、3年目のTがFに引き継いで、その後は何事もなく(後になってみれば進捗確認するべきだったと思うが)金曜当日を迎えた。

Fともう1人の2年目のSが社用車で仕出し業者弁当を受け取りに行く(大昔は現地まで配送してもらってたが、ある時期から受け取りと返却に行くようになった。FはペーパーなのでSが運転係)段取りだったのだが、昼前になっていつの間にかFが失踪した。

携帯にも出ないし、仕方なくSに一人で弁当屋に行かせたが、弁当屋によるとFは来てないし、そもそも今年は発注も来てないと言われた。

そして花見スタートの直前になって、FからSに会社近くの牛丼屋まで来て欲しいと電話があった。

駆けつけたSから「Fがトラブってる」と連絡を受けて俺とTも牛丼屋へ同行(この時点でとりあえず弁当なしで花見を始めることになって、現地組がざわつく)

Fは昼の一番混む時間帯に券売機占拠して焼肉弁当を1個1個注文してて、驚いた店員が声をかけると「30分以内に70食用しろ」と言い出した(先方談)

さすがに無理だと断られたが「もう注文した分の金は払ってる、今さらどうするんだ」と興奮して手がつけられなくなり、押し問答の末にSが呼ばれたのが真相らしい。

相手方エリアマネージャーが駆けつけていて物々しい雰囲気で、こちらとしては平謝りするしかなかった。

とりあえず払っている分のお金そのままで弁当はいらない、作ってしまった分があれば申し訳ないが後で引き取りに来ると話をつけて、その場の責任者同士で名刺を交換してFを連れ出し、会社にも花見会場にも連れて行けないので俺とTで近所の喫茶店事情聴取

どうやらFは当日まで発注をすっぽかし、朝になって仕出し業者に何軒も電話するも断られ、他にあてもないので自分がいつも行く牛丼屋で持ち帰り弁当を買おうとしたらしい。

当日までにSが何度か進捗を聞いたがFは「大丈夫」の一点張りで、Sも自分は運搬メインだからと深く立ち入らなかったのも原因だった。

花見会は物々しい雰囲気だったらしいが、現地の若手がコンビニに走ってとにかく酒とつまみを買い込み、参加者乾杯から酔わせまくって有耶無耶にしたらしい。

後日談も散々だった

会社が金を出す行事とはいえ本業とは関係ないので処分も何もなかったはずだった(事後処理とかでこちはいろいろ身銭を切らされてたが)

ところが、Fが牛丼屋にマズイ暴言を吐いた(「◯す」が一発アウトだった)と先方のエリアマネージャーから言われて一転した

俺だけじゃなく部長も引っ張って謝罪に行くことになった

結局俺と部長けん責になり、その半年後ぐらいにFは辞めた

以来、今の職場でも、営業サイドにチー牛っぽいやつがいるだけでも気が滅入るし、極力関わらず、大事なことは何もさせずに、自発的に辞めさせるようにしてる

そういうわけで、俺にとって桜の季節はちょっとしたトラウマになった。JTCの花見文化とかもコロナを挟んですっかりなくなったのは本当に良いことだと思う

20250326追記

3日経って思ったより拡散されててビビった。あるあるネタとして笑ってもらえるかと思って書いたので。

ここでは創作だとか散々言われてるが、Xの引用では「うちも似たようなことあった」とか複数コメントあったのでちょっと安心している。安心しちゃダメだが。

以下、自己弁護も大いに含むがコメントへの応答。

嘘乙

→そう思えるのは職場に恵まれいるか、働いていないか自分自身がチー牛だからだろ

Fがチー牛かどうかはわからないし、そもそもそんなレッテルを使うな

→言われなくても分かっているが、ネットでよく見るチー牛イラストみたいな見た目のやつが、チー牛のステレオタイプみたいにコミュ力能力の低さをこじらせて、挙句牛丼屋でトラブル起こしてるんだぞ。当時はチー牛なんて言葉なかったと思うが、今の俺にはこれ以上にしっくりくる言葉が思いつかない。それよりFを障害者雇用とか決めつけてるレスの方がよっぽど酷くて笑える。

そんな大事イベントを若手に丸投げする時点でおかし

花見だぞ?海外への社員旅行とかじゃないんだぞ?伝統行事とはいえたか半日の社内レクで、手間はかかるとはい段取りも完全に固定化されてて、絶対に失敗するはずのないイベント(何かトラブルがあるとすれば天候不良ぐらい)。3年目から引き継いだらあとは2年目だけで完結する、本業指揮系統とも切り離されてるPT的な仕事そもそも学生だってサークル合宿幹事なんかを2年生や3年生が先輩から引き継いで同期だけで運営するだろ。その程度の経験もしてないの?

ちゃん管理してない増田無能

管理監督権って知らないのか。当時主任って書いてるじゃん。部署複数人いる、主任と名のつくヒラの先輩にすぎなかったんだよ。俺も当日呼び出されるまで顛末を一切知らなかったし、俺が呼び出されたのもたまたまSやTと仲が良かったから。流れで事後処理の窓口になったせいで譴責食らったが、正直言って流れ弾だし、周囲からは「災難だったな」と随分慰められた。そもそも弁当発注の進捗の何を管理するというのか。それこそ今の時代じゃマイクロマネジメント問題になるんじゃないの。

Fに弁当発注させるのがおかし

→じゃあ他に何ならできるのか。何もやらせないのが一番なのは間違いないが、同期の間で示し合わせてハブにするならそっちの方が問題だろ。

前払いじゃないの?請求ない時点で経理が気づくだろ。

→当時の具体的な入金フローまでは聞いてない(俺が2年目の時は場所取りだったのでそもそも仕組みをよく知らない)が、弁当みたいに前日まで入り数が変動したり雨で流れたりしうるものは前金だけ入れて後清算ってのも珍しくないし、昔から付き合いのある業者ならなおさら

補足になるが、費用参加者のうち弁当希望からワンコイン程度を徴収して(不参加者不公平感を産まないためにもこれは妥当だと思う)、組合からも酒代相当の協力金を出して、その上で会社が補助する仕組みだったので、請求書がペライチでそのまま経理に回っていたのかは分からない。だからわざわざ会計担当者を配置していたわけで。とはいえ会計担当とFがちゃんと連絡できていたかは大いに疑問。

チー牛の退職を願って仕事させない今のやり方は悪質

当事者になればわかる。

追記以上

2025-03-18

「うちの子頭が悪いから学歴競争には向かないな」の話

「うちの子は足が遅いかスポーツ選手には向かないな」は受け入れるのに「うちの子頭が悪いから学歴競争には向かないな」は受け入れられないのはなぜ?

https://togetter.com/li/2524065

答えは「そういう風に社会が出来ているから」だと思うんだよな。

まず第一勉強というのはほぼ全ての子供が取り組むことであり、幼少期から学校勉強の成績が一切求められない子というのは基本的にいないということ。

スポーツ競技を選べるし、そもそもスポーツ勝負しないという選択普通にできる。しかし「勉強というものと無縁で生きる」という選択肢は現代においてはほぼ無いに等しい。

殆どの子義務教育を越えて高校にまで進学し、さらに半分以上の子がそれ以上に進学する現代において、学校勉強という勝負から降りるという選択殆ど現実的ではない。少なくとも高校を出ていない子がまともな職に就いて十分に稼げる確率はほぼ0に等しい。

もちろん、例外はいる。しかしその例外になれるような才能のある子ならそもそもこの議論俎上に上がらないはずだ。

そして現代社会において、学歴収入の間には強い相関があるというのも事実である

なぜ大企業がみんな揃いも揃って学歴偏重で採用をしているのかを考えてみればよい。なぜ企業は足の速い子を採用しないのか?頭の良さと足の速さにどちらも同じ価値があるならば、面接なんかせず100m走タイム採用を決める企業が沢山あってもいいじゃないか

結局のところ、組織において高い価値を生み出せるのは大半が高学歴なのだ。高い学力、高度な頭脳現代社会においては価値を生みやすいという傾向があるのは間違いない。

繰り返すが、例外存在する。学歴が無くても叩き上げのし上がった人たちはいるし、そういう人たちは尊敬に値する。だがそんなのは極々一部、ほんの一握りに過ぎない。

何の特別な才能もない人間がそれなりに成功するためには勉強するしかないのだ。逆に学歴さえあれば他に特別な才能なんかなくてもそれなりの結果は得られてしまうのだ。

まり学歴競争というのは好むと好まざるとに関わらず参加しなければならず、そしてそれが将来の職に大きな影響を与えるファクターなのである

から他に特別な才能が有ってそれで食っていけるというのでもない限りは学歴競争から簡単に降りてしまうというのは愚行であり、他人より秀でた能力が無いからこそ勉強をするしかないのだ。

そして、別にこの競争では一番以外には価値がないわけではない。

大半のスポーツ世界ゲーム世界では金を稼げるのはほんの一握りに過ぎず、プロではあっても本業だけでは食っていけなかったり、早々に引退せざるを得ない人が多いというのが現実である

それに比べたら、学歴世界は頑張れば頑張った分だけ相対的に上がっていくことになる。トップにはなれなくても「何もしなかった自分」よりは上を目指せるし、そして少しでも高い学歴を得られればそれだけ希望の職に就ける確率高まるし、学歴に比例して良い労働環境と高い賃金が得られる傾向がある。

正直言って、高校生までの間に勉強して少しでも良い学校に進学すること以上に効率の良い時間投資は中々無いと思う。大人になってからちょっとぐらい勉強したところで年収を大きく上げるのは難しいが、高校時代勉強を頑張れば将来の年収を100万200万、なんならもっと上げることだって全く不可能じゃない。

才能が無いなら勉強勝負するしかないという現実から目をそらしたところでなにも良いことは無い。むしろ効率的な生き方だと考えた方が良いのだ。

推し結婚

少し前に推し結婚した。子供もできた。

まだ自分の中で、その事実咀嚼しきれていないでいる。

配偶者推しと同業で、しっかり公表しているか相手を知っている。

表で見える人となりしか知らないけど、自分の身近にいたら友人にはなれないタイプちょっと苦手に思っていたので、余計に微妙気持ちになった。

推し好意を持った相手なら受け入れたいと思っていたけど、それができていないのが申し訳ない。

推しは公の場やSNS結婚生活や家族に関わる発言を一切しないので、普段結婚事実関係なく本業応援できる。

ある日、推し応援するために参加したとあるコンテンツイベントで、たまたま配偶者の方からコメントが読み上げられ「今後はパパママ同士の交流とかやってみたい」と言って、改めて事実を突きつけられて血の気が引いた。

このコメント推しリアクションしなかったけど。

これもあって個人ライブ配信は一切見れなくなった。たまにコメントを拾うし、雑談だとどんな発言が出てくるか怖いから。

推しとは別に長年応援しているシリーズ作品があり、これの初期に推し配偶者が関わっている。

最近、この作品プロデューサー初期メンバーでのイベントをやりたいと発言していた。

作品ファン自分には嬉しいが、推しファンとしては絶対に実現しないでほしいと思っている。

推しけが出演するならまだいいが、可能性としては配偶者の方が出演確率高いし、場合によっては共演もありえる。

そうなったら自分絶対に参加しないけど、作品ファン自分は参加しないことをとても後悔するだろう。

から絶対に実現してほしくない。

一番いいのは事実を受け入れることか、現場に行かないファンになることなんだろうけど、それができない。

結婚報告時は当たり前だけど批判もなく、皆祝福ムードだったからこんなこと言えないし、今も言えない。

凄いお金を落とすファンにはなれないけど、表では正しく推し応援する、良いファンでいたい。

これはガチ恋だったんだろうかと、たまに思い出す結婚事実が喉につっかえたまま、今も推し推しのままでいる。

2025-03-14

本業の片手間で今日1日で9000円くらい稼げたやったー

スキルが上がってきた感ある

毎日こんくらい稼げたらいいのに

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